ぎょーむ日誌 2005-12-17
2005 年 12 月 17 日 (土)
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0740 起床.
朝飯.
コーヒー.
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昨日のメイル書きあれこれに関してコメントいただく.
午前中はそれを考えこむ.
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ところで Γ(x + 1) = x!
が正解.
あまりにもひどいどわすれだったので,
これはしばらく忘れられそうにない.
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またへるぺすてき頭痛がしてきたので中断して昼飯.
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夕方までふとんにもぐりこんで読書.
なぜかしら甲山さんから貸していただいた山登り小説
「遠き雪嶺」
(谷甲州)
読み終わる.
昭和 11 年 (1936 年) 立教大学山岳部ガルワールヒマラヤ山域
ナンダコート (6867m)
遠征.
谷甲州らしく低温 & 酸素欠乏描写満載.
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よくもまあこんな装備で厳冬期黒部だのヒマラヤだのに登るものよ,
というハナシ.
現代のわれわれがいかに化繊にたよって野外うろついてるか,
というか.
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ベイスキャンプで飯を炊かせて毎日それを荷あげする,
ってのは日本的というか,
合理的なのか不合理なのかよくわからん補給戦術.
欧州登山家のほうが粗食ストレスに強いのかしらん
……
でも山の飯は重要ですよね.
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logistics といえば,
この時代のネパール周辺にすでに使いまわしのきく遠征支援システム
を作り上げてしまった欧州人 (いぎりすじん?) 登山家どもは
アタマ狂ってるんではと疑われるほどに偏執的で傲岸かつ偉大である
といえましょう.
現代の野外生態学研究者たちを見ても
……
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ところで出版元の角川が文庫本宣伝で
「昭和 21 年」
(正しくは 11 年)
とかでたらめ書くもんだから,
Amazon もそれを
そのままこぴぺ
して,
こういう数字だけはみょーに短期記憶する私が
「ナンダコート遠征?
ああ昭和 21 年の」
とかでたらめを言ってしまうわけですよ
(この本よむ前の状態).
いやはや.
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ところで上巻宣伝だけでなく,
下巻もめちゃくちゃだと気づいた
……
「世界初のヒマラヤ登攀を目指した日本人」
って何なの?
ヒマラヤって特定の山の名前だと誤解してんのか?
編集者は自分の担当してる本ぐらい読めよ.
同じ角川でも
単行本
は正確なんだが
(「人類史上初」は大仰すぎる表現だけどまちがいではない).
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ちょっと買いもの.
だいぶ復調してきたので
1625 自宅発.
雪.
1640 研究室着.
[積雪]
すっかり冬らしくなりました.
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ゆるゆると勉強.
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うーむ,
こんな論文があると教えていただいたんだけど,
Augustin NH, Mugglestone MA and Buckland ST.
1996.
An Autologistic Model for the Spatial Distribution of Wildlife.
Journal of Applied Ecology 33:339-347.
こういうのがすでに 1996 年にでていた,
とは.
やはり当方は 10 年ばかり引きはなされてるな.
しかしここに登場する Gibbs sampler ってこんなんでいいのか?
このアヤしげなる計算のやりかたは何だか身におぼえが
……
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ゆるゆるとメイル書き.
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2230 研究室発.
2245 帰宅.
晩飯の準備.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0800):
くろわっさん.
- 昼 (1240):
米麦 0.6 合.
レトルトパウチド卵どんぶり.
- 晩 (2350):
マカロニ.
キャベツ・トマト・ピーマン・シイタケのカレー.