ぎょーむ日誌 2005-08-30
2005 年 08 月 30 日 (火)
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0630 起床.
朝飯.
コーヒー.
0815 自宅発.
晴.
0830 研究室着.
0845 試験監督するべく「教養部」
(北大では高等教育機能開発センターなんぞと称する)
にむかう.
0855 同着.
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1000 から 2 時間にわたって試験監督やる.
科目は英語.
終了して回答用紙の枚数カウントする.
一枚たりん
……
とあおざめたけど,
回収した問題用紙にまぎれてた.
問題回収とかめんどうなことやるから
……
というのはともかく,
こういう状況では途中退席者の回答用紙は
さっさと回収
してしまえばよかったな,
と反省.
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1240 研究室もどる.
昼飯.
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FTP が使えん
……
と言われて調べてみると.
あらら,
なぜかしら
proftpd
が起動してなかった.
/sbin/chkconfig --list
しても問題ないんだけど.
ナゾ.
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ここから先はデータ解析こんさるばかり.
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操さんの草本の sexual allocation バナシ.
このあたりも,
いんちきくさい「理論」とあやしげ解析がハバをきかせてる分野で,
なんともめんどくさい
(いちいち「なぜそれがダメなのか」を説明せんといかんから).
とりあえず StatView とかではまったく仕事にならんので,
R インストールするようススめる.
英語で書かれた入門的な R 本わたす.
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サルお食事解析のつづき.
R
の
glmmML
はぢりぢり version up してるとこで,
たしかに収束計算とかマシになってる気がするんだが
……
やはり
start.sigma
依存性はそれなりにある,
と確認.
で,
現状のデータから構築できる最良モデルは,
昨晩推定したのと同じくわりと単純なモデルとなった.
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いやはや混合モデルはものごとを単純化してしまうんだよね
……
これはいいことなんだけど.
つまり個体差とか区別しないグラフで
「お,何か関係ありそう」
と思った factor であっても,
個体ごとに色をぬりわけたグラフでよく見るとか
個体差考慮した混合モデルで解析やったりすると
「そんなのヘンな一個体のせいで実現してるだけで,
その他おおぜいにはそんな傾向ないぢゃない」
となってしまう,
と.
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つまり個体差考慮するデータ解析においては,
さらに標本数が要求される,
と考えてよい.
「にせ因果関係のでっちあげ」を回避できる代償として.
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次.
塩寺さんところで
R
による自動作図の基本わざの講習.
どうも書籍とかの作図わざ紹介にはかたよりがあるよーで
……
複数の内容をひとつの図のまとめる場合,
par(new = TRUE)
は使うべきでない手法,
といえる.
plot()
で「わく」をかいたら,
あとは
lines()
,
points()
,
text()
,
legend()
とかであれこれ追加していくやりかたが良い.
par(new = TRUE)
が必要になる場面はほとんどなく,
使うとめんどうなことになったりする.
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しかしこの多植物種系の葉内窒素濃度 vs LMA
(葉の厚さをあらわす呪われ割算値)
の「相関」解析ってつっこみどころ満載だよなぁ
……
見ていてくらくらする.
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次.
粕谷さんから
「生態学でよくでる難問」
とでもいうべき要素間相互作用ありの統計モデリングのご質問.
そういう相互作用ある場合は
……
うーむ,
隠れマルコフモデルの MCMC 計算,
とか?
私自身も同じような難問を解決すんのに MCMC 計算つかえるはずだ,
以前から
いろいろ検討してるわけですが.
まあ,
そのうち着手しよう.
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ばてた.
1815 研究室発.
1830 帰宅.
体重 73.8kg.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0710):
米麦 0.7 合.
コマツナあえもの.
サケの味噌汁.
- 昼 (1310):
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
サケの味噌汁.
- 晩 (1855):
米麦 0.7 合.
コマツナあえもの.
キャベツ・ピーマン・ショウガ・鶏レバの炒めもの.