ぎょーむ日誌 2005-06-19
2005 年 06 月 19 日 (日)
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0840 起床.
朝飯.
コーヒー.
洗濯.
怠業.
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1115 自宅発北大構内走.
本日もいーぐあいの曇天.
1215 帰宅.
体重 75.0kg.
う.
なぜかすごく重い.
昼飯.
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1430 から読書.
甲山さんから借りてた
「四色問題」
(R. Wilson, 2002; 翻訳本は 2004 年),
そろそろ返さなくてはとイッキ読みする.
4 時間ほどかかった.
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いやー,
最近は一般むけ数学本に「あたり」が多いけど,
これも良い本ですよ.
四色問題といえば計算機による解決が喧伝されがちだったけど,
そこにもっていくための「いかにも数学」な抽象化のうまさが
問題解決へのオモしろさになっている
(WikiPedia
に簡潔でよい解説あり).
三枝地図,
ケンプ鎖,
不可避集合,
可約配置,
放電法
……
単純にみえるひとつの問題に対する
この 100 年以上にわたるワザ (というか考えかた) の連鎖.
他の分野ではなかなかありえないよね.
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そして証明のアラをしつこく調べまわる数学者たちのすばらしさよ.
われわれ科学者は
このヒトたちの尋常ならざる偏執的な気質におうところがとても大きい,
とつねづね感謝しております.
しかも,
この連中とて完ペキでないというハナシも紹介されていて,
ですね
……
これもまた楽しい.
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複雑な証明が「美しく」思えないのは人間たちの
「アタマが悪い」からではないかな.
われわれの脳はあまりにも貧弱,
と決めつけるのは脳にすこし気の毒な気もするので,
苦手とする分野がいろいろある.
数学のような人工物にせよ,
五感でとらえる自然現象にせよちょっと複雑になると
全体像を把握できなくなる.
つまり「美しくない」ではなく
「美しいのかそうでないのかよくわからない」
状態ではないか,
と.
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などと考えてたら,
粕谷さんから数学な宿題メイルが.
「四色問題」
の影響かまずは問題を単純化していいかどうかおたずね返信してしまった.
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腰痛ペイジ
にリンクペイジをいまさらながら追加してみる.
各ペイジに mail form とかつければもう少し情報あつまるかもしれん
……
けど,
「生態学ならではの腰痛」
に関してはもうあまり集まらんかも.
「ならでは」情報の例としては,
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調査区のとりかた,
調査の姿勢
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人里はなれた調査地でコシをやられると帰れなくなる
というあたりか.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0930):
パン.
キュウリ.
ミニトマト.
タマネギ・卵の炒めもの.
- 昼 (1350):
キュウリ.
ミニトマト.
ハクサイ・マイタケ・豆腐・サバのカレー.
- 晩 (2210):
米麦 0.8 合.
豆腐.
コマツナあえもの.
タマネギ・ネギ・ブナシメジの煮物.