ぎょーむ日誌 2005-04-22
2005 年 04 月 22 日 (金)
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0600 起床.
なんとなく早起き.
0620 自宅発.
晴.
0635 研究室着.
朝飯.
コーヒー.
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昨日記載の呪われ書類処理方法のうだうだとした考えあれこれは,
じつは本日になって書いたものである
(ということがよくある
……
まあ,昨日もいろいろ考えたんだけど).
やっぱ,
私の手もとで手ぬきしようとすると,
いわゆる「山本進一方式」
(おそらく各地で同じような発明やったヒト多数)
になるのか?
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呪われ書式を画像 (のたぐい) としてとりこむ
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drawing ソフトウェア
(私の環境だと Tgif, sodipodi, inkscape その他)
で記入していく
というような.
敗北感あるな.
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まぬけなことに,
「時差ぼけ」
で仕事ススまん.
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とりあえず昨日の紙きれどもを指定された枚数複写して,
ハンコなどついて 1F 事務室に提出する.
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よーやくにして
査読だの書類仕事だのが一掃されたので,
アカマツしたうけぎょーむに取りくむ.
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これまたここ 10 日ほどの雑事ぼけでススまん.
じつに,
救済の余地ないまぬけぶりと言ってよいだろう.
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ぢりぢりと匍匐前進.
まず観測データベイスから値を取りだすように
Perl モジュールどもを改造していく.
このシステムわれながらうまくできてるというべきか,
いよーに複雑というべきか
……
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1230 ごろひととーりの改造おわる.
1245 北大構内走発.
曇天.
寒い.
1330 もどる.
昼飯.
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1400 低温研 D1
(低温研のくせに熱帯林の昆虫の研究やってる)
阿久津君のデータ解析こんさる.
本日のお題は MacArthur-Horn 法
MacArthur, RH, and HS Horn. 1969.
Foliage profile by vertical measurements.
Ecology 50:802-804.
という垂直葉群分布の推定 (というか憶測というか)
について.
二人してこの 1969 年論文にらみつつ,
検討する.
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二人であーだこーだやりあってると,
二時間ばかりで完ペキにわかってしまった
(そもそもそんなに複雑な方法ではないので).
難所だったのはここで調べてる「葉密度」
なるものの正体で,
それはある
(何らかの共通の確率論的モデルによって生成されたと考える)
範囲の森林のある場所に垂直にたてた直線 (大きさゼロ)
に厚さゼロの葉っぱがどこにどれだけつきささるか,
という定義なのであった.
つまり調査する範囲の面積や葉面積は考慮の埒外,
という考えかたで.
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ともかく生態学に「密度」という概念がでてきたら,
その定義は何なのか注意ぶかく検討すべきである.
しかし,
おおくの生態学者は「わり算」による密度 (らしきもの)
計算は大好きなくせに,
それを使った計算は苦手なんだよね
……
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さらに本日の検討によって,
低温研某研究室伝来の変体 M-H 法はアヤしいものだ,
とわかった.
この方法,
データが「足りない」状況でごまかしを混入させると,
とんでもない垂直葉群分布を生成せしめるんだよね.
けっこう面倒だ.
どうにかならんものかね.
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1700 ごろこんさる終了.
窓の外はまた雪.
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種間比較議論に関する補足的勉強,
メイル書きなど.
1910 研究室発.
1940 帰宅.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0650):
研究室お茶部屋.
トースト.
- 昼 (1350):
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
ニラ卵炒飯.
ネギ・ミズナ・ニンジン・マイタケ・豆腐・昆布の味噌汁.
- 晩 (2040):
モヤシ・ハクサイ・エノキダケ・卵の炒めもの.
ホッケのフライパン焼き.