ぎょーむ日誌 2004-11-20
2004 年 11 月 20 日 (土)
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0900 起床.
朝飯.
コーヒー.
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怠業.
といっても昨日のぎょーむ日誌かいてたわけだが.
1220 自宅発
……
しようとして
「気象フィルター推定の制約は成長量変動の類似性で制約される」
というようなアイデアにとらわれふりーづ.
ふりーづ解除されてから
曇.
1250 研究室着.
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昨晩から始めた「高解像度」な気象フィルター探索計算のつづき.
さすがに今回は,
矛盾なく進捗してるよーな
……
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計算まち時間にメイルやりとりなど.
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光合成気象値を先に選抜させる方式の次は,
代謝気象値をまず確定する方式で
……
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とやってるうちに,
1740 来客.
香川大の小林さんと低温研の加藤さん.
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母子里ダケカンバデータの群落光合成モデリングの相談.
群落光合成量を憶測するためには
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三次元光分布
(これはじつに緻密な観測値セットがある)
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三次元葉面積分布
(ホントは葉面積なんぞではなく,
葉の空間分布がほしい)
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明るさその他に依存する光合成曲線
が必要である.
1. と 3. は観測データからなんとかなりそうな.
問題は 2. である.
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地表からそう高くないところで測定された LAI
と呼ばれる数値はある.
しかしながら,
生態学に出現するこのテの略語にて表記される
指標なるものはおおむね何かインチキな値だろう,
といった思いこみから逃れることあたわぬ今日このごろである.
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さて,
私の脳内に居座わるかかる偏執はともかく
……
間接的な測定
と
ある単純化されたモデルの組み合わせによるものなので
実際の葉面積との対応はよくわからぬところだ.
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3 人で数時間議論して,
次のような近似方法でなんとかなるんでは,
ということに.
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リターのデータから,
その林分での総葉面積を推定する
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「林冠の下限」
の高さを固定する
(可変
……
というかいろいろ試さざるを得ない)
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その下限より上の世界で,
三次元光分布から相対的な葉密度を憶測する
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1. で推定した葉面積を,
3. の計算で憶測された葉密度に比例するように
各 voxel に分配する
2. は重要な仮定である.
で,
問題は 3. である.
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局所的な三次元光分布から,
どうやって局所葉密度を決めるのか
……?
まあ,
このあたり例によって
計算生態学的にやる
ほかあるまい.
まるこふ連鎖なモンテカルロ法についても勉強したばかりだしね.
というような結論で.
面白そうではあるけれど,
これまたなかなか計算たいへんそう.
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2120 研究室発.
地環研前の定食屋で晩飯.
東横イン北大前 1F で小林さんとアカマツ相談.
2400 帰宅.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0920):
米麦 0.7 合.
ニラ卵炒飯.
- 昼 (1420):
研究室お茶部屋.
リンゴ.
一個 60 円.
産地が近いので安い.
- 晩 (2150):
地環研前定食屋
「天勝」
でカキフライ定食 670 円.
うーむ,
やはり揚げものは苦手だ,
と再確認.