ぎょーむ日誌 2004-10-15
2004 年 10 月 15 日 (金)
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0730 起床.
朝飯.
コーヒー.
0850 自宅発.
晴.
0900 研究室着.
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1100 ごろまで,
またまた科研費申請などたばたに対応していたり.
そして 11 月はじめの予定をどうすべきか,
はいよいよわけわからん.
というか生態学会のほうを切るのが順当だろう.
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カエデ論文原稿,
よみなおし.
内容はこれでもよいとして,
時制とか文法問題が気になる.
時制の選択についてはむろん原則あるわけだが,
必ずしも単純ではない
……
というのが調べれば調べるほどに明らかになる.
じつはたくさんの我流 (nested) があるだけなのかもしれない.
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山村さんの集中講義は午前中で終わり
(ただし書類上は午後も継続している),
当方のぎょーむはあとかたづけで終了.
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北大生協に昼飯の調達にいく.
ついでに,
雪野さん代打の三浦さん用の光学ネズミも.
いまや玉のり電気鼠はめでたく根絶されているようだ.
「しっぽなし」がまだしもマシかしらんと思ったんだけど,
乾電池式はめんどう感あり,
充電式は意味不明に高額だ.
ということで,
有線光学ネズミ 3500 円を購入.
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昼飯後にいきなりばててると,
カラマツ赤坂君が借金とりのごとくにあらわれる
……
えーい,
またいろいろとヘンな結果を導出しているな.
尤度方程式を変更する.
かなり
glm.nb()
な問題に近づきつつあるが,
非線型なので glm.nb()
できない.
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そして
R
の最適化関数
optim()
はそうとうに初期値依存性あったりする,
と発見.
abs()
をもちいたパラメーター範囲限定もまずいかんぢだ.
折り返し点ふきんで奇妙な挙動がみられる
(考えてみればあたりまえだ).
おそらく
exp()
使ったほうがマシだろう.
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と注意ぶかく推定計算をススめているにもかかわらず,
またしてもオカルト解らしきものが
……
ちょードまいなーな菌根が重要?
ぢつはこれは以前からまれに出てくる結果で,
すさまじい「交絡」 (confounding)
から導出されてるわけで.
これは抜本的な治療は不可能,
というやつだ.
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多くの生態学者は野外調査データこそ重要,
と主張するわけだし,
まあそれに正面きって反論するのは難しいんだけど
……
こういった交絡によって人間が抽出しうる情報量が激減する,
という認識はどこまであるのだろうか?
交絡の中には避けられるものもあるし,
避けられないものもある.
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ともあれ,
呪われデータにもとづいているにしても,
かかる怪奇な推定結果を出させないようにする工夫が
何かしらあっても良さそうなもんだが
……
えーい,
思いつかん.
8F 内をうろうろする.
こういうときは,
「ホントにこの定式化で問題ないのか?」
あたりにさかのぼって検討していくんだけど,
理論的にはこれでまちがいナシと確認できると
「正しいんだからこれ以上は変更しようがない」
という行き止まりらしきものにぶつかるわけで.
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あきらめて撤退.
2030 研究室発.
そして,
夜道をふらふら歩いてると多少はマシな解決策を思いついたりするもんだ
……
今回の推定計算ってのは,
可能な 256 とーりもの場合わけ全部について計算してるよな
……
そんな馬鹿正直なことはヤめてしまって,
それほど交絡ヒドくない組みあわせのみ選抜すりゃあいいぢゃん,
と気づいた.
なんとならば,
この構造のデータから,
われわれが菌根について知りうる情報は「プロット内」差位だけであるからだ,
と正当化すればよい.
2100 帰宅.
晩飯.
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なぜか IBM の
developerWorks
で
データ解析用統計言語Rによる統計的プログラミング:
第1回 豊富な統計機能で遊ぶ
,
として R
の使いかたが紹介されている.
なかなか良いかんぢ.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0810):
米麦 0.7 合.
ニラ・豆腐の電磁波蒸し.
あいかわらずガスレンジ使えん.
- 昼 (1430):
研究室お茶部屋.
北大生協サンドイッチ.
- 晩 (2230):
米麦 1.0 合.
ニラ・豆腐・卵の電磁波蒸し.