ぎょーむ日誌 2004-07-20

2004 年 07 月 20 日 (火)

• 0900 起床． 朝飯． コーヒー． 1000 自宅発． 曇． 1010 研究室着．
• 苫小牧直径成長モデリング． 当方の仕事がおそいもんだいから， 苫小牧ボスがどんどん解析結果をアップロードされてる． こちらも早くしなくては ……
• 工藤さんと研究するべく， カナダから Lawrence Harder さんがやってきた． 工藤部屋の LAN 配線やりなおしたんだけど， てこずってしまって時間かかった． 最終的にはケイブルとりかえて問題解決した．
• あとでかとーさんと相談したところ， どうやら「手作り」ethernet ケイブルに問題ありそう， と判明した． 100base-T の場合， 上り下りの干渉をさけるため twisted pair の 「色の順番」 が重要である (cf. Ethernet ストレートケーブルの作り方 など)． えーと， オレンジ・青・緑・茶， か． いつのまにやら， 自作ケイブルも注意ぶかく作らねばならんなっていたとは．
• 現在つかってるのは「たまたまうまくできてる」 やつで， ちょっと短い． あとで交換するために北大生協で 15m ケイブルを調達． 税込 1081 円． もどって昼飯．
• 1500 講座セミナー， D1 森君でシウリザクラその他の種子繁殖． うーむ， 大学院生は何かあれば播種実験やりたがる， というのはわかった． しかし， こういう植物あいてに野外でやる 「実験」で得られたデータほど 解析の難しいものはない， という気もする． とゆーことで， 種まきより他にもやるべきことがあるんでは， と指摘してみる．
• シウリザクラに関しては， 永光さんが着手し森君が確認した「シウリザクラ地図」 ってのが， 私にはひじょーに不思議なんだよな． もし， あれが正しいとすると， シウリザクラとゆーのは
  • ある遺伝子型のジェネットは 同種他遺伝子型に対して排他的である
  • しかしジェネットは他樹種に対して排他的ではない
  • ジェネットは「分裂」しないように見える
  • 新規 (というか正確には単木性の) ジェネットは既存の (ある程度おおきな?) ジェネットからあまり遠くないところにあらわれる
  というひどく特徴的なパターンが成立していることになる． これはいったい， どういった更新様式・個体間相互作用を考えれば こういう模様が織りなされるのか， さっぱりわからないところだ．
• ようやく， 苫小牧直径成長モデリングの再開． ここ数日ぢりぢりと準備してきた部品を組み合わせて， それを作図関数にわたすプログラムを作る．
• ふーむ， 互換性とのからみで assign() だけでなく get("変数名の文字列", env = .Global) てなものも使わんといかん場合があるな． 関数の default 引数とかで． 互換性とやらがどこまで重要なのかは一考の余地があるけれど．
• ひさしぶりに， 気象変量 & 気象フィルター値を作図できるようになった． なかなか興味ぶかい．

[気象フィルター値]

苫小牧の気温と降水量， 1998-2003． 6 月の降雨量は意外とすくない． 単に曇天つづきなだけ， ということのようで． 気象フィルターのかたちは， 樹種ごとに異る． 左の例はホオノキ．

• ひととーりアップロードして， 2020 研究室発． 2030 帰宅． 晩飯．
• [今日の運動]
  • 腹筋運動 30 × 3 回． 腕立ふせ 3 × 3 回．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0920): 米麦 0.7 合． トマト・タマネギ・豆腐・煮干のソース．
  • 昼 (1430): 研究室お茶部屋． 食パン．
  • 晩 (2130): 米麦 1.0 合． ピーマン・ニラ・ショウガの炒めもの．