ぎょーむ日誌 2004-04-02

2004 年 04 月 02 日 (金)

• 0750 起床． 朝飯． コーヒー． 0900 自宅発． 曇． 0910 研究室着．
• さーて， 324 とーりの気象フィルターについて調べさせていた昨晩の計算結果だが …… まあ， こんなもんか， という推定結果． ついでに記録しとくと， 324 とーりの気象値セットを生成するのに 50 分ぐらい， stepAIC(glm()) な計算は 1 分ほど使っている．
• でてきた推定結果を視覚化する作図を工夫してみる． ついでに個体ごとの挙動を重ねあわせてみたところ， つくづく混合モデル的な状況だというのがよくわかった (今回は random effect ヌキの推定計算なんだが)． また苫小牧にご注進メイル．

[太さと太さ成長の関係]

…… が年によって異なり， それは前年 & 当年の気象に影響されてるんだろう， という仮定のもとで推定されたモデル (とその「もと」になった観測データ)． たしかに， 樹木のサイズによって， 年変動する気象への応答のしかたが異なるように見える (そしてそのように推定された)．

• 昨日依頼しておいた 生態学会事務局ペイジから釧路大会サイトへのリンク， すばやく変更していただいた． 助かります．
• 午前の残りは， Matt の熱帯林のろわれモデリングにまきこまれる． 限りなくややこしくなりそうな問題に歯止めをかけるべく， 問題の原点にたちかえって検討しなおす． すると ``global'' と称してる分布の計算のやりかたに， もうひとつの分岐が存在することに気づいた． こちらのほうがやや人工的ではあるけれど， 同時に現存種の性質にあまり左右されない， という特性があることに気づいた．
• と朝からクタびれてしまって， 北大構内走にでも出ようかとしたんだけど …… 真冬のごとき豪雪． ということで， 昼飯．
• 午後は甲山さんのアヤしげモデルにとらっぷされる …… いや， かなり単純化されているのでいいかんぢにはなってきている． しかし 5 変数あるんで， 見とおしはよくない． 数値的に結果を示すほかないんではないかな． で， それをやりたくないんだったら， わりと面白い問題だとは思うんだけど， それはそこまででしょう． 私としては， 授業で院生に 「簡単な森林動態モデル」 みたいなことを教える機会なければ使うことなさそうな．
• でも， 教育につかえる数理モデルは， それはそれで貴重ではある． 少なくとも， ものを考える出発点にはなりうるからね．
• ふーむ …… 生物学的にはあまり意味のない変数であっても， 曲線のあてはめには貢献しうることがあるなぁ， と気づいた．
• で， 日没ごろまでまたまた熱帯林問題にまきこまれたり …… 無作為化した量をうまくつかえる局面が見つかったので， 少しばかり呪われ度が減少した． このあたり Matt の計算は素早い． ばぐをかなり出すけど．
• 熱帯林ばてしてるところで苫小牧からの追加発注来信 …… イタヤカエデ の次は アサダ ですか ……
• データ変換やら何やらで 2 時間ほどしてアサダの推定結果得られた …… おお， イタヤカエデとまるっきり違うぢゃん．
• アタマが働かなくなってきたので， 計算機力まかせな演算を命じておいて 2040 研究室発． 2100 帰宅． 晩飯． ばて．
• [今日の運動]
  • 腹筋運動 30 × 3 回． 腕立ふせ 3 × 3 回．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0810): 米麦 0.8 合． ハクサイ・ニンジン・タマネギ・豆腐のカレー．
  • 昼 (1250): 弁当． 研究室お茶部屋． 米麦 0.8 合． ハクサイ・ニンジン・タマネギ・豆腐のカレー．
  • 晩 (2140): 米麦 1.0 合． ハクサイ・ニンジン・タマネギ・豆腐のカレー．