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ぎょーむ日誌 2004-03-26

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2004 年 03 月 26 日 (金)

umbel large
[訪花パターン自動作図の例 1]
ここしばらくやってる階層的データ構造から, 必要な部分をひっぱてきて作画させる関数. 左は上で述べてる状況よりは少し進展して, 花序内に 13 個ある花それぞれに数字で情報を書きこんでる. 矢印は polygon() で書く. ある程度の移動回数があった経路だけを矢印で示している. 矢印アタマの大小で移動量をあらわしている.

infl6
[訪花パターン自動作図の例 2]
追加したのは円錐花序 (Panicle) と総状花序 (Raceme), それぞれ大小あるんで合計 6 花序形. ハチどもがうろうろさまよう様子が見てとれるんで面白い. けっこう花序のカタチによって違ってくるもんなんだねぇ …… ということがわかる実験. このように, とくに時間・空間構造あるデータでは「よい作図」 をこしらえてみせるのが重要であり, 「ちょっと修整して描き直し」 を可能とする自動作図ワザは必要不可欠だろう …… しかし, これって, 多くの生態学研究者にとっては 「ぜったいやりたくないこと」 のひとつにされてんじゃないかと思うほどに, なぜかイヤがられてるんだよねえ ……


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