ぎょーむ日誌 2004-01-14
2004 年 01 月 14 日 (水)
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0930 起床.
朝飯.
コーヒー.
1010 自宅発.
暴風をともなう吹雪.
1020 研究室着.
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1050 研究室発.
1100 センター試験 (次の土日だ)
監督者説明会.
今年は不幸中の幸いで「室外監督員」ってのにあたってるので,
気楽なものだ.
たぶん朝から晩まで便所の前にでも座っていればいいんだろう
(受験生あいてにしなくてよい).
で,
説明会の間は苫小牧直径成長問題用の離散確率分布の計算やってた.
40 分ほどで説明とやらはひととーり終ったんだけど,
「イヤな仕事やらされる」
という絶望にキレてしまったせんせーの粘着な質問
(むろん大学関係者なので社会常識のたぐいは期待できない)
と,
責任の所在を明確にしたくないセンター試験責任者のせんせー
(実質的には入試センターと現場のあいだの中間管理職)
の果てしなく徒労な問答がなかなか片づかない.
1215 終了.
外はあいかわらず吹雪.
1220 研究室もどる.
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お茶部屋にいくと,
浦口さんと甲山さんのあいだでカエデ問答が.
こちらもなかなかに粘着だぞ
……
要点はよけーな計算を組み込めという
甲山さんの要求を却下するところにある.
そして対甲山さん相手の説得とゆーのは,
大量の (しかも相互の矛盾が最小化されている)
具体例と時間が必要とされるパズルだ.
トランプの家を作るようなもんですかね.
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甲山さんいう「個性」とやらは,
混合効果モデルによってしか推定しえず,
それを行うのであれば計算のたぐいはゼロから
ことごとくやりなおす必要がある
(したがって,
理論的には可能だけど現状では着手しないほうがマシ,
と断定)
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時間軸にそった繁殖量の積算は
生活史の再構成というより,
一種の統計学的な無作為化計算ととらえることもできるので,
必ずしも「ホントらしく」なくて差し支えない
(これはあたかも「発想の転換」
であるかのように偽装している詭弁術)
というセンでかろうじて防衛に成功.
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うう一件落着
……
と思ったら研究予算 (私のではない)
を消化する案をだせという
……
またヘンてこなソフトウェアなんぞ買われたら悲惨というほかないので,
もう少しは院生の役にたちそうな教科書などのリストを作成していく.
Perl スクリプトで合計額を計算しつつ.
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1620 よーやく昼飯.
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こんどは下野さんの発芽日分布推定問題にトラップされる
……
R
って意外と分布をダイレクトに推定してくれる関数とかないよね,
というようなハナシをしてたらかとーさんがさっそく見つけてくれた.
MASS 本
に紹介されてる,
つまり
library(MASS)
に入ってる
fitdistr()
なる関数である.
内部的には optim()
してるだけなんだけど,
R のややこしさを憎む皆さんにはちょーどいいかんぢかも.
ここで得られたパラメーターを
dgamma()
など密度分布関数のたぐいにほうりこめば,
すぐに尤度とか計算できるしね.
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なぜかしら
Ecological Modelling
の最近の巻の内容をぱらぱらとながめてみる
……
あいかわらず玉石混交なわけだが
(玉出現確率については言及しまい),
必ずしも応用よりでなくてもいいんだな,
というところは確認.
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私が持ちだすよーなヘンてこなる統計学的手法あれこれを
直感的に把握して使いこなしてはいるんだけど,
コトバによる他人への説明がそれにまだ追いついてない M2 大澤君に,
glm()
や
glmmML()
だのが吐きだす出力の解読の説明.
修論書き用ってことで.
coefficients に Wald な z 値が計算されたりすんのは,
やっぱ歴史的事由ってことかしらん?
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ふーむ,
都立大はなかなかたいへんなことになってるよーで
……
そのあたり説明する
FAQ.
とりあえず
都立大に関する文科大臣への要望書
に署名すんのは「お参り」みたいなものにすぎんのかも,
という諦観はあるんだけど.
いったいどうなってしまうのか,
かなり気になるところだ.
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2200 研究室発.
あいかわらず暴吹雪.
2210 帰宅.
体重 73.6kg.
晩飯.
ラジオのニュースによると
「台風なみに発達した低気圧」
「1 月としては観測史上最大の風速」
だそーで.
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2500 消灯.
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[今日の素読]
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0940):
米麦 0.7 合.
納豆.
- 昼 (1620):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
キャベツ・ジャガイモ・ブナシメジ・煮干の味噌汁.
- 晩 (2330):
米麦 0.7 合.
コマツナゆでたもの.
シイタケ・豆腐・コンブの味噌汁.