ぎょーむ日誌 2003-08-08

2003 年 08 月 08 日 (金)

• 0820 起床． いかんねえ． 朝飯． コーヒー． 0910 自宅発． 曇． 0920 研究室着．
• 1530 まで計算機 Lex 修繕． 故障の真の原因は電源でもなく motherboard でもなく CPU でもなくメモリでもなくドライブ類でもカード類でもなく …… 匡体についてる メインスイッチの不良接点だった． これまたかとー先生の指摘によるもの． 私はもちろん気づかなかったし， 長谷川宣教師殿も PC 工房店員のにーちゃん・ねーちゃん 誰も指摘せぬポイントであった．
• ここまで断定できるということは， Lex の部品をあらかた入れ換えた， ということだ． PC 工房に三往復して購入したもの …… 350W 電源ユニット静音ファン付き (約 8000 円)， Aopen AK77-400 motherboard (約 12000 円)， これに対応する DDR400 RAM 512MB (約 8000 円)． まぁ， 今年度の科研費で新しい計算機を買うことに なってたからいいや．
• 旧部品のうち CPU Athlon 1.1GHz は再利用している (これはそのうち新しいものにつけかえてもいいんだが)． HDD のたぐいもそのまま利用． ヴィデオカードは nVidia GeForce4 MX440 が いよいよ本領を発揮できるっつーことで．
• 「あまって」しまった部品はまず旧式 AMD 用 motherboard． これはおそらく利用可能． 300W 電源の可否はよくわからない． PC100 DIMM メモリ合計 300MB ぶんぐらい．
• motherboard 交換したときの注意点として …… IDE ケイブル再接続に注意せよ， ということ． MBR に booter が入ってるドライブをプライマリに つながんといかんしね． それから黄色 IDE ケイブルは高速， ということなんだけどウラがとれん．
• いまのところ新 motherboard には， かとー先生謹製の特別スイッチ (独立パーツ) を使わしていただいている． これもまたどうにかせんといかんなぁ．
• ということで， 今回の修繕にはかとーさんと長谷川宣教師殿を ずいぶんとわずらわせてしまい， PC 工房の店員のみなさんに ずいぶんと無料コンサルティングをやってもらったのであった． たいへん助かりました．
• めでたく Linux も起動． この新 motherboard には RealTek 8100 なる LAN チップが付いている …… これを Linux-2.4 系で使うには 8139too (RealTek 8139 用) というカーネルモジュールなドイラヴァー作って /sbin/modprobe すればよい．
• ということで， よーやくにせ地下部もとじめ FakeEarth の試験運転再開 …… コード書きにおける失敗から， けっこう抜本的な考えミスにいたるまでぼろぼろと出てくる．
• うーむ， てきとーな条件つき二次元確率分布をもちいれば 地下部ふぉーめいしょんできるかと思っていたが 読みが甘かったようだ …… いつまでたってもバイオマス分布が局在するか あっという間に拡がってしまう両極端ばかり．
• 拡散モデルか? しかし拡散はアタマ悪そうなかんぢがするからたいへんイヤだなぁ …… 離散時間だし． ならば， 「たたみこみ (convolution)」 計算で成長させるか? まあ， そっちのほうがマシだ．
• とりあえずの試しとて， 簡単なたたみこみ関数を書いて計算してみる． だいたいよさそう …… まだバグというか考え間違い (これは周期境界条件の取り扱いミスに由来するものだ) は残存してるけど．

[にせ地下世界起動! …… ただし]

ちょっとにせ地下部成長がヘン． 周期境界条件をとりいれるのは， まあいいんだけど， 地下部のたたみこみな伸長計算まで周期境界しちゃうと このような「回廊」 が形成されてしまう． これはこれで興味深いんだけど …… さて， どうすればよいか? 地下部「中心」を原点とする線形座標変換 (いや非線形というべきか?) やればよろしい．

• 何がおかしいのかはわかるんだけど， すでにバテたので本日はここまで． 2130 研究室発． 2150 帰宅． 体重 72.0kg． 晩飯．
• [今日の素読]
  • Salsburg, D. 2001. `` The Lady Tasting Tea -- How statistics revolutionized science in the twentieth century''. Owl Book.
  • Chapter 3. That dear Mr. Gosset
  • Note how this matches Pearson's approach to science. The measurement was the count of yeast cells in the sample, but the real ``thing'' that was sought was the concentration of yeast cells in the entire jar. Since the yeast was alive, and cells were constantly multiplying and dividing, this ``thing'' did not really exist. What did exist in some sense was the probability distribution of yeast cells per unit volume. Gosset examined the data and determined that the counts of yeast cells could be modeled with a probability distribution know as the ``Poisson distribution.'' This was not one of Pearson's family of skew distribution. In fact, it is a peculiar distribution that has only one parameter (instead of four).
• [今日の運動]
  • 腹筋運動 30 × 3 回．
  • 計算機修理と地下部モデリングでうんどうぶそくぎみ
• [今日の食卓]
  • 朝 (0830): 米麦 0.7 合． キャベツ・ピーマン・エノキダケの炒めもの．
  • 昼 (1300): 弁当． 研究室お茶部屋． 米麦 0.7 合． キャベツ・ピーマン・エノキダケの炒めもの．
  • 晩 (2300): マカロニ． トマト・ピーマン・ニンニク・マイワシの炒めもの．