ぎょーむ日誌 2003-03-17
2003 年 03 月 17 日 (月)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0840 自宅発.
電話代 1900 円,
電気代 1859 円しはらい.
晴.
0900 研究室着.
- 粕谷さんはもう準備ができたのか.
- ここの生態遺伝の木村さんからお電話攻撃.
M1 あいての統計学講義.
11 月ごろ.
まあ,
てきとーにやりますかね.
- PipeTree 盆栽はいまいち貧弱な樹形になりがち
……
おそらく孤立木では樹高成長が速く,
過密集団では遅いというメカニズムが必要なのだろう.
水のとりあいか何かに起因するものだな.
そしてそれはまだこのモデルには組み込まれていない.
- 対応は?
地下部の競争とか組み込んでみるのが,
抜本的な解決策になるかもしれない.
しかしながら,
それが間に合わない場合は?
答えは簡単で,
計算結果を孤立木状態の観測データに
「あわせる」
と称する調整をやめてしまえばよい.
つまり「過密状態」「孤立状態」
どちらにも「あわせ」たいわけだが,
現状ではどちらか一方をあきらめねばならないので,
観測データが貧弱なる「孤立状態」のほうを捨てるわけだ.
ここでは集団状態をあたかも再現できてるかのようにみせかけることが
最重要ということ.
- 甲山さんがたまたま来たので,
上のようなことを説明してみる.
- PipeTree 計算継続しながら,
自由集会の準備.
二次元正規乱数を生成するには
……
-
正規乱数 X, Y' を生成する
(Box-Muller 法などで).
ただし
E(X) = 0, Var(X) = 1,
E(Y') = 0, Var(Y') = 1.
-
Y = (1 - ρ2) Y' + ρX,
とすると Y は X と相関のある正規乱数になる
(E(Y) = 0, Var(Y) = 1).
ただし ρ は相関係数 (-1 < ρ < 1).
-
{X, Y} を「平行移動」(平均値の位置へ),
「のびちぢみ」(それぞれの標準偏差にあわせて)
すると任意の二次元正規乱数の標本となる.
- と書いてから,
ホントに二次元正規分布が必要なのだろうか?
と気づく.
つまりここでやりたいのは,
面倒な統計量
(相関係数ρだとか)
が別集団から得られたかどうかの
第一種・第二種の過誤の見積り
(つまり危険率と検定力の計算)
は数式でやるのはたいへんだから,
乱数を使ったシミュレイションがいいですよ,
とか言いたいわけだが
……
二次元正規分布しそうなデータの例として何をあげればいいのか,
よくわからん.
統計学のルーツを温故知新して,
親の伸長 vs 子供の伸長とかにするか?
- しかし二次元正規分布に関しては調べつくされているからな
……
乱数シミュレイションやるありがたみがない.
やはり
BMI
のごとき悪夢のような割算指標とか?
これって絶対に正規分布にはならんだろうな.
いずれにせよ二次元正規分布はいらんな.
うん.
- 1210 かとーオフィス発.
南下して ATM から現金をおろす.
銀行の窓口で東京都地方税 52000 円 (1/4 年分)
を支払う
……
そう,
またシンタロウ知事から恫喝的な請求が来たんだよね.
いやはや.
1250 研究室帰着.
昼飯.
- ちょっと現実逃避で,
ThinkPad X20 のモデムドライヴァーをインストールする
……
LTModem Drivers for Linux
からダウンロードしたんだけど,
じつにいたれりつくせりで.
帰宅してから接続実験してみると難なくうごいた.
これでつくばにいっても通信はできるんではないかなぁ.
- で,
夜中まで自由集会発表の準備.
- 2300 撤退.
まだ半分もできてないか?
つくばに行っても準備が続きそうだ
……
まぁ,
土曜日までにはなんとかなるだろう.
もし ThinkPad と (ここから持っていく)
液晶プロジェクターが故障しなければ.
われながら何ともアブないことやっているなぁ.
2310 帰宅.
体重 72.0kg.
- 生態学会大会
に出発するのはあさって.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
コマツナ・タマネギの炒めもの.
- 昼 (1330):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
コマツナ・タマネギの炒めもの.
- 晩 (2340):
米麦 0.7 合.
ホウレンソウ・タマネギ・マイタケの炒めもの.