ぎょーむ日誌 2002-11-14

2002 年 11 月 14 日 (木)

• 0755 起床． よく寝た． シャワー． 0810 自宅発． 曇． 路上には雪． 0820 研究室着． 朝飯． コーヒー．
• 朝からぱいぷ樹木計算 …… だけをやっているとたいへんなことになるので， 計算待ち時間を使ってぢりぢりと発表準備もススめてみる．
• 孤立木でもみょーに枯れ上がりが速いので， 光合成曲線のカタチを変えてみる …… こんな怪しげなセンに依存して樹木のカタチが ホントらしくなったりするのはぶきみとしか言いようがない．
• 計算待ち時間に PipeTree ペイジ を少しばかり更新してみる．
• 昼飯． しばらく休学してたM2 木村君・D1 田口君が期せずして同時に復帰．
• 夜中すぎまで計算． 要約だけすると， まず再確認できたことは ……
  • ちょっと暗くなったぐらいでダメになる針葉では 「すかすかでない樹冠」はとうてい構築できない． 孤立木においてすら．
  • しかしながら 暗いところでもしぶとく生き残る針葉で樹冠を構成すると 高密度な集団状態にしたときでさえ 樹木個体がなかなか死なない．
  これが最も重要な根本的な矛盾であり， すべての問題はここから派生していると言える …… 観測データとやらが正しいのであれば．
• で， そのあたり何らかのおりあいをつけないといけない．
• どうでもいいんだがごまかし作図の一例．

age 20

age 40

age 60

[一見すると] それなりに「混んだ」 樹冠のように見えるけど

age 60

[ぢつは] かなりすかすかでした． 撮影角度によるごまかし．

• さて， 根本的な矛盾とかいうのに立ち帰って考えてみる …… またふつーではない策を思いつく． われわれは 1953 年以来， 植物の競争のモデリングにおいて 少々極端なお作法ばかりを重視してきたんでは， というアイデアだ …… さて．

[競争するとこうなる] 高密度， ということになってる個体群でも 最終的にはこうなる． どうやればこういうパターンが計算再構成できるか? 写真は 八ヶ岳主稜線ちかくのシラビソ． 1980 年あたり． 甲山さん撮影 (たぶん)．

• で， 他に策もなさそうなんで， 三次元虚業ライブラリの書き換えすら含む 改造にとりかかってみる． かなり集中力を要求される． 昨晩よく寝ておいて僥倖だった．
• 2300 ごろから慎重に試験運転してみる …… うーむ， 有効なのかどうかちょっと判定しがたいな． なかなか難しい．
• ともあれかなりバテつつあり， 明日以降もひたすら計算その他が続くので 2530 研究室発． 路上はさらに積雪． 2545 帰宅． 体重 73.2kg． 呪われ樹木やせ．
• 晩飯． 寝る …… つもりなんだが， 数千行の C++ コードが頭の中をぐるぐると．
• [今日の素読]
  • いやはや
• [今日の運動]
  • やれやれ …… 労働災害だ
• [今日の食卓]
  • 朝 (0900): 研究室お茶部屋． パン． コーヒー．
  • 昼 (1330): 弁当． 研究室お茶部屋． 米麦 0.8 合．
  • 晩 (2600): スパゲッティー． レトルトパウチドのカレー．