ぎょーむ日誌 2002-11-13
2002 年 11 月 13 日 (水)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0850 自宅発.
曇.
雪はらはら.
0900 研究室着.
- 昨晩からやらせていた樹木計算だが
……
-
単木状態: 70 年すぎあたりから
ゆっくりと自滅しつつある.
収入のわりには幹・枝の呼吸量が高すぎるためだ.
-
集団状態: まだ 30 年あたり.
ちょー過密状態
……
でこの時点においては現実的なんだろうが,
計算がススまぬ.
- とりあえず長さ
min_length_pipe_bundle
mm 未満のシュートは無条件抹殺.
min_length_pipe_bundle = 0.5 [cm]
としてみる.
これで計算速度は少しマシになる.
抜本的な解決にはほとんど貢献していないが.
- 甲山さんが昔 (1960 年代後期) のシラビソデータ
(これより新しいものは無い,というところがすばらしい)
をもってくる
……
地下部がどうとか言ってるので地下コストをゼロより
大きい値にしてみる.
しかしこれも問題解決には何の関係もない.
無限ループにおちた録音機よろしく
「地下部は?」
とかなんの意味もなく質問したがるうるせい連中対策だ.
- 集団状態でなか枯れ上がらないので
個体内の光異質性 sensitive な方向に
パラメーターの値をずらしてみる.
つまり競争がキビしいところ→競争ないところ
方向に資源が流れやすくなる.
- 昼飯.
午後から
Bazzaz 本
あらさがし会.
先週に前半だけ終った第 6 章のつづき,
講釈担当は小菅せんせー
……
で,
私などが述べるような
「この本は Bazzaz とその弟子どもの研究をひたすら紹介するのが
目的なんだから,そのあたりだけを明らかにしてさっさと終らせよう」
なるカルい主張はよろしくないと喝破する小菅せんせーが
一行ごとに眼光紙背に徹する解説をされたんで
……
1520 第 6 章後半だけが終って本日は終了.
- まぁ,
一年生草本の種間競争実験 (Bazzaz 一党 1980 年代の一連の仕事)
なかなか興味深いけどね.
いくつか紹介されてたんだけど
……
一例として,
A という植物は A vs B あるいは A vs C といった
タイマン勝負には勝つけれど,
A vs B vs C という状況においては A が負ける,
というような.
つまり A にとっては B+C 連合は「食い合わせが悪い」
ということなんだろうな.
ということで Bazzaz 学派では
「競争において顕現する植物種ごとに異なる特性」
ごときものを重視せよ,
というのが中心教義のひとつになっている
(これと対立するのが植物種中立説).
その他あれこれ.
- 夜までにせ Abies 計算
……
PipeTree における地下部とは機能的にはまったく無意味な
単なる「資源捨て場所」にすぎないんだが
……
どうも「地上部に対して一定の無意味地下部を保持する」
という阿呆モデリングは個体を自滅させるだけみたいだね.
ばかばかしい.
このあたりのコードは以前から
CentralAdjuster
に含まれていたんだけど
(今朝までは機能 off にしてた),
まるごと削除することに決定.
age 10
|
age 20
|
age 30
|
age 40
|
- しかしばてたので撤退.
2050 研究室発.
路上に雪.
2100 帰宅.
体重 73.6kg.
- 晩飯.
数値計算ばて.
- [今日の素読]
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0830):
米麦 0.5 合.
ワカメ・豆腐・煮干の味噌汁.
- 昼 (1240):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.8 合.
ニンジン・ハクサイ・エノキダケの炒めもの.
- 晩 (2130):
米麦 0.8 合.
ピーマン・ニンジン・ハクサイ・エノキダケの炒めもの.