ぎょーむ日誌 2002-08-12
2002 年 08 月 12 日 (月)
- 0740 起床.
朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
0820 自宅発.
やや寒いので長袖シャツ着用.
曇.
0830 研究室着.
- 今朝も回線速度はむちゃくちゃにおそいまま.
どうなってんの?
- 今日はススまぬにせアカマツで終始した.
原稿はだいたい書けていて,
あとは「穴埋め問題」的にあちこち足りてないところを充填していけば,
それで終るんだがなぁ.
合計文章量にして 1-2 ペイジぐらいか?
それぐらい,
さっさと片づければいいのにねぇ
……
- まぁ,
たまには「なぜススまないのか」分析してみますか.
理由としてはまず「すでに収穫ずみだから」.
つまりこの研究で私にとって面白いところ
――
めんどうなデータ構造を能率よくあつかう,
という部分はプログラムコードとして書けてしまってるから,
ってのはどうだろう.
こういうふうにデータあつかいました,
というのは論文原稿にはあまり書かないんだよね
(データ構造という概念が普及してないから,
かな).
多少抽象化して集合論的に書いてるけど
(これも工夫したところなんだけど,すでに全部書けてしまっている).
- それと関連して,
「多くの読者に面白さが伝わらんだろうなぁ」
というのもある.
これは内容だけでなく (いろいろな意味で)
スタイルもふつーではないから.
「多忙」ということになってるヒトたちは
いつもながらの型にはめてしか読まんだろうな,
という予想.
- 世の中には詰む詰将棋と詰まない詰将棋がある
(「ある公理系のもとでは詰むか詰まないか決定不可能な詰将棋が
必ず存在する」? ……それはあまりにもゲーデル的だ).
で,
自然科学でとりあつかってるのはだいたいにおいて詰まない詰将棋だ.
で,
そういうのばかりやってるうちに「これは詰んでない」
という感覚がなくなって
(あるいはそんな問題が存在しているとは最初から気づかないで),
詰んでないのに
何かある状態にもちこめばそれで「これで詰んでるんだよな」
と錯覚するようになる.
- 生態学などといういいかげんそうな分野においても,
その内部はさらに細かく細かく分断されていて,
それぞれに支配しているルールが異る.
そのいくつかをふらふらしてる私のような住所不定・定職ナシな者に重要なのは,
ある区画にふきだまって定住している連中には何を示せば
「詰んでない,とは言えないかも」
と錯覚させることができるか,
という見極めに他ならない.
むろんそのあたりをよくよく検分したうえで,
それに迎合するか背反するかを決めねばならないけどね.
- いまやってるのは
-
ある詰将棋問題に「詰み」がないことを示す.
-
駒を足してべつの問題にすりかえる.
の切れ目を明示していない.
口頭発表なら途中で「このままでは詰みがありません」
というのを言明してやってもいいかもしれない.
しかし文章として残ってしまう場合は
……
今回は避けたいところだ.
それほど鮮やかではない反撃を企図してるんで.
ということで,
わざわざ二段階になってるとは示していない.
- これを読んだヒトがどこまで読み取ることができるか.
どれほどしつこく読むか,
に応じて次のようになるだろう.
-
最初の問題に詰みがないことに気づかない.
-
困窮した当方が途中で問題すりかえていることには気づく.
-
すりかえられた問題にもやはり詰みがないことに気づく.
-
「すりかえによる飛躍」 (2. の悪辣さ)
と「すりかえによる改善」 (1. と 3. の違い)
の釣り合いには多少の配慮はしてるらしい,
と気づく.
うーむ,
最後の一項はほとんど趣味の問題だな.
それはともかく,
皆さんお忙しいということになってるので,
1. が過半数よりずっと多いだろうな.
いやはや.
- 研究とその報文はカタにはまってるほうが書くほうも読むほうもラクだ,
という結論.
次回はカタにはまったやつにしよう.
そういうのばかりやってるとアタマが腐るけど.
- と整理してみて,
自分の中の何かを説得しようと試みてみたり.
- まぬけなつづり間違いメイルを送って憂鬱になったので,
「さがさないでください」
と書き置きして北大構内現実逃避の旅に出る.
1620.
雨,
か.
かまわず出る.
北大図書館.
夏休みなので 1700 閉館.
かとーオフィスにもどる
(かとー先生は夏休みなのか,
今日は不在).
- 1920 研究室発.
また雨.
1930 帰宅.
体重 72.0kg.
- 晩飯食ったら,
またいきなり寝てしまった.
なぜこんなにばててるんだろうか.
- [今日の素読]
いきなり寝てしまったんでナシ.
- [今日の運動]
- [今日の食卓]
- 朝 (0800):
米麦 0.7 合.
タマネギ・マイタケ・豆腐のカレー.
- 昼 (1250):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
朝と同じ.
- 晩 (2130):
米麦 0.7 合.
コマツナ・ピーマン・タマネギ・マイタケの炒めもの.
苫小牧産マイタケ 58 円が安くてこればかり食ってる.