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ぎょーむ日誌 2002-05-15
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
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2002 年 05 月 15 日 (水)
0720 起床. シャワー. 0745 自宅発. 晴. 0755 研究室着.
二台の計算機にやらせていた昨晩の計算結果は …… 片方は死亡個体少なすぎで他方は全滅, か. 生残用資源をどれだけ根元方向に「仕送り」するか, というのが両者で異なる. 前者が葉群重量で出すべき量が決り (インフラ規模依存), 後者がそのときどきの生産効率 (今回は「明るさ」) に応じて資源を送る. とはいえ, これらの結果はサブモデル依存というよりパラメーター値依存, かもしれない.
とりあえずパラメーターの値を変えてまた計算させてみる. 朝飯. コーヒー.
1100 から
研究室セミナー
. 今日は志水さん, 十勝岳周辺の地衣類の群集パターン. 「複合競技」と表現されたように, まずは顕微鏡下での種の同定がかなりたいへんで, そのつぎに生態学的解析をやらねばならない. 後者についてあれこれとコメント.
昼飯. 午後から多くの院生の人たちが定山渓に調査 (観光?) にでかけてしまった.
午後も Abies 電気盆栽 …… って最近ほんとにこればっかだな. やれやれ.
で, パラメーターの値をちょっと変えたぐらいでは 計算結果は変わらず.
策が尽きたんで, いったん資源配分機構をややこしくしてしまった部分 ―― えーと, 維持呼吸用資源 (これの有無でその部品の生残が決まる) ってのは針葉 (つまり樹木の末端) で生産されて根元方向に ぢりぢりと転送されていくんだけど, このへんの転送速度コントロールをややこしくしていた. それをヤメ. 作ったものは片っ端からそのまま発送, とする.
こういうふうに旧に復しておいてから, 今度は個体内の針葉の性質を 「個体内どこでも葉っぱは同じ」 → 「個体内の場所によって違う」 という変更を試みる. その葉っぱが発生した場所の局所的「明るさ」に応じて 下の図のように資源生産速度の性能が連続的に変化する, というもの.
横軸はその場の明るさ, 縦軸はそのときの生産速度.
赤色実線は「明るさ 1.0 のもとで発生した葉」
水色点線は「明るさ 0.2 のもとで発生した葉」 という意味.
これは陰葉・陽葉として知られる植物学的知見 (まっとうな知識を希求するヒトは
森林総研
や
彦坂さん
の解説ペイジみてください) を悪用して何とかならないだろうか (具体的には競争敗北個体が さっさと個体丸ごと死んでくれるようにならないだろうか), という邪道な試みで ……
上記りすとらとそのバグとりに時間食う. パラメーター値の調整にはさらに時間かかる.
お茶部屋では定山渓で収穫された山菜が料理されてる. 少し賞味させていただく …… うまい. 春の香りがする, といいますか.
[北海道山菜料理]
フキを炊いたもの, ウドの味噌あえ, ウドの皮 (食えるんだね,こんなのが) の炒めもの …… とくに匿名希望する料理人氏の指導で 大学院生たちが作った.
単木計算はかっこうがついたんで, 集団計算してみる …… よしよし競争 sensitive になってるぞ. しかし当方はすでにばてたので今日は撤退. 2150 研究室発. 2200 帰宅.
[今日の運動]
今日もコード書きとかやってて夕方が終了してしまった. この時間帯に運動しよう, という基本方針がまちがってるんだろうか.
[今日の食卓]
朝 (0920): 研究室お茶部屋. 米 0.6 合. 昨晩の残り.
昼 (1320): 研究室お茶部屋. 米 0.7 合. コマツナ・タマネギ・ピーマン・シイタケの炒めもの.
晩 (1930): 研究室お茶部屋. 米 0.7 合. 昼の残り.
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