ぎょーむ日誌 2002-02-05
2002 年 02 月 05 日 (火)
- 0545 起床.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0630 自宅発.
晴れてんのか曇ってるのか.
夜明け前の東京湾岸の天気はときとして判別しがたい.
特急に乗って
0640 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0705 京急上大岡発.
0720 研究所着.
- 今日から Thinkpad 560E は自宅待機で
240Z だけを持ち運んでいる.
計算機重量 2Kg → 1.3Kg ということで少々軽量化.
- 昨日の朝に始めた Abies PipeTree 計算 (パイプ再利用無し) はまだ 49 年目.
まあ,
いそいでるわけでもないんでのんびり計算してもらいましょうか.
- 今日は他の用事がないので本業にさっさと取り組むべきなんだが
……
と逡巡してると
Abies PipeTree はすでに 50 年目.
枝末端数 5 まで減じて貧窮の末に死にかけの個体あり.
しかしここまで死亡個体ゼロ.
完全赤字死亡モデルでは,
ちょっと針葉の生残性を高めてやっただけでこういう結果になるんだよなぁ.
ちなみに昨年 9 月の
計算
において競争敗北シラビソがばたばた死んでたのは,
(図を見ればわかるとーり)
葉っぱの量がとても少ないため.
- しばらくこれの改良策をちょっと考えてみる
……
これまでの結果とあまり変わらないままに
暗所の個体を死なせる方法があるとすれば
……
やはりそれは枝の末端においてケリをつけるべきだな.
末端が死ぬ条件として
-
末端での光合成生産が
末端を維持するのに必要な呼吸量を下まわった.
-
末端における伸長成長量が
{vertical|lateral}_length_dead_{main|sub}
を下まわった.
という,
まぁ,
根拠のよくわからないものなんだが
……
近ごろやってる計算では 1. が生じにくくなってる
(こうしないと針葉が貧弱になるため).
- ということで 2. の事象が起こりやすくすればいいんではないかな.
いまの生死判別の閾値を動かすと影響甚大だろうから,
決定論的モデルはヤメにして確率論的モデルとかにして.
つまり短くなったらい死にやすくなる,
と変更.
暗所で死にかけの個体は (このモデルでは)
{vertical|lateral}_length_dead_{main|sub}
よりは長いけど短くなった末端ばかりを持つので,
そういう末端ちょくちょく刈ってしまえるなら
小集団浮動の効果も加味されて個体そのものも
案外さっさと舞台から退場してくれるようになるかもしれない.
関数型としてはたとえば
Prob{terminal.dead = TRUE} = exp(-terminal.length * constant)
というところか
……
もうちょっとよく考えてみよう.
- うーむ
……
でまぬけ午前中終了.
まぬけだ.
- 1205 トイレでジャージ上下に着替えて
独房群内の人目につきにくい経路を選んで脱柵.
曇天.
富岡総合公園
前峰までゆっくり走って登り,
頂上でストレッチング.
反対側に降りて主峰に登る.
少し降りていつものごとく無人の芝生の野球場 10 分ほどまわってから
往路を引き返して 1250 独房群帰着.
昼飯.
- 午後も起動状態よろしくない.
いや,
計算機ではなく私が.
- といつまでもかくのごとくぐずぐずしててもしょうがないので
意を決して結果とかについての説明書きはじめる.
「また書き直しとかになったらやだなぁ」
というためらいあったわけなんだが,
ぢりぢりしてても何も改善されないので,
現状のまま「とりあえず」書いてみることにした.
なーに,
書き直しぐらい,
何度でも
……
- 計算結果についてひととーり説明.
う,
中身が少ない.
というかあまり詳しく書くとよろしくないんだろうね.
いや,
シミュレイション研究の場合だとこんなもんだろうか.
手元にある
LIGNUM
でカエデやってみましたという報告見ても,
計算結果に関してはたいしたことが書いてあるわけではない.
議論はみょーに饒舌だが.
- 一区切りついたんでちょっとひとやすみ.
自販機とテイブルだけおかれてる殺風景な休憩区画
(光学複写機置場兼用) で持参のリンゴかじる.
これは 6 コ 250 円で売ってた安物の王林 (という品種).
がりがり咀嚼するのはなかなか気分転換になる.
- ちかごろはここで飲める無料インスタントコーヒーはやめて
これまた持参の緑茶 (ティーバッグ) を飲むことにしてる.
どうもコーヒーだと砂糖いれてしまうもんで
……
砂糖に関しては体重増問題というより,
膵臓のインシュリン放出機構がそのうちおかしくなって
糖尿病にでもなるのではないかしらんと危惧したためである.
とはいえ朝のコーヒーとときどき飲む晩飯後の紅茶には
相変わらず入っていたりするんだけど.
- サーヴァー室の Dell RedHat 機で計算させてる PipeTree は
ようやく 56 年目終了か.
林分齡 80 年に到達するのは明日の夕方になりそう.
死にかけの個体数は 3.
しかしまだ粘りそう.
やはり決定論的死亡モデルはよろしくない.
- NASDA 系潜入工作員の齋藤さんから苫小牧 IKONOS 見本みせていただく.
現在までのところ展葉期に撮影されたものは
2000/07/31 のみか (あとは 2000/05/04 と 2000/05/29).
苫小牧研究林は広大 (27km2) なので
ひとつのストリップに全容おさまったものはない.
さらにくだんの地上基準点 (GCP) わかってないんで
オルソ補正できなくて解析データとしては使えない.
すべては春になって苫小牧周辺でも
スキー・馬橇以外の移動手段が使えるようになってから
(そして新しい NASDA 予算が確保されてから)
である.
- つづいて IKONOS ほど高解像度ではない LANDSAT/SPOT などの見本.
うーむ,
晴れてる日は意外と少ない.
- 衛星データ相談してると,
年度末のためかよく独房群に来るようになった中ボス
安岡さんから「3 月の発表会なにか発表しない」
という割り込み打診.
そういう面倒は回避するべく,
ごく冷静に
「そうですね,見てくれはあまり変わりばえのしないモノばかりなんです」
と応答.
「うーん,そうかそうか」
といつものごとく素早くというかあわただしく次なる犠牲者さがしに.
- 1815 研究所発.
普通に乗って
1825 京急杉田発.
特急に乗り換えて
1839 京急上大岡発.
1900 帰宅.
- 体重 71.8kg
……
という観測値 (もちろんさまざまな誤差つき).
先月始め 73.8kg まで急増してここまで減少,
ということだろうか?
- 晩飯食ってると地震.
時刻 1957.
ラジオ速報によると
……
震度 3 未満?
けっこうぐらぐら揺れたんだけどな.
もっともこの建物は重車両が隣接する第一京浜を通過しただけで
がたがたするんだけど.
- 生態学者集団における ThinkPad240 道の先達者
九大の
田代さん
から US 配列鍵盤その他いろいろご教示メイルいただく.
なるほど IBM 部品センターとは強気の交渉が肝要.
その他,
電源まわり情報など.
このへんはまたいづれ
……
- 今日の食卓
- 朝 (0600):
米麦 0.6 合.
コマツナ・タマネギ・シイタケ・油揚の炒めもの.
一味唐辛子・塩胡椒・みりん少々.
ちかごろは塩分をやや控えている.
けどウス味ばかりでは飽きるのでトウガラシなど
たくさんいれてみたり.
- 昼 (1255):
弁当.
米麦 0.8 合.
朝と同じ.
- 晩 (1955):
米麦 0.6 合.
朝と同じ.
ダイコン・ニンジン・煮干の味噌汁.