ぎょーむ日誌 2001-10-29
2001 年 10 月 29 日 (月)
- 0700 起床.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0750 自宅発.
曇り.
特急に乗って
0801 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0830 京急上大岡発.
0845 研究所着.
- 朝からばかなことを
……
昨日自宅 ADSL 闇ルーター Mate に Perl/OpenGL いれてみたんで,
独房内闇ルーター BookPC にインストールしてみた.
Mate では三次元計算した結果を ssh で暗号化してから
ネットを通じて転送
(X Window System の得意ワザ),
それからまた鈍足の ThinkPad560E に描画させてるから
とてつもなく遅かったんだけど
……
BookPC の本体ぢかづけの液晶ディスプレイで見ると速い速い.
昨日のあの demo 画像 <エンタープライズ>
がびゅんびゅん飛び回って視点もぐりぐり回転して
……
三次元リアルタイムゲイムそのものです.
いやー,
すごい.
三次元酔いになりそう.
- ついでにさらに蛇足ながら
……
CPAN から Perl モジュール
Term::ReadLine
をダウンロードしてインストール.
これで GNU の readline が使えるようになって
……
つまりコマンドライン Perl debugger の性能が大幅に強化される,
ということである.
- ちょーしにのって
PDL
(Perl Data Language)
まで入れようとしたんだけど,
これは大失敗.
1 時間の浪費.
- 出張関係の紙切れを三枚ばかり書く.
- (一言近況)
11 月 1 日- 6 日に北大にお邪魔する予定です.
(2001.10.29)
- などとやってるうちに午前終了.
いやはや,
と昼飯.
- M$ の新しめの売り物である 2000 だの XP だのが
printf "\t\t\b" だけで OS ごと死亡
というニュースが土曜日ごろから流れている
……
OS 中核 (カーネル) に端末処理なんぞやらせて
セコい高速化を目論んだりするからこうなる,
という教訓でした,
と高速化で失敗しがちな私は理解した.
- 「ニセ」アカマツ,
次の作業は他の文献との関連づけなんだけど
……
文献リストどうしよう.
とうぜん自動生成するわけだけど,
どういう方法がいいかなぁ
……
いままでは,
何というか使い捨てデータベイスみたいなものを
作ってたんだよね.
それよりはもうちょっと改善できないものか,
と先週末から思案中なのである.
-
LaTeX
と連動する
BibTeX
という .bib データベイスから清書コード生成する
プログラムについて調べたり,
動作実験やってるうちに,
今回はなんとなくこれでいくことにした.
.bib データベイスは使いまわしはできるみたいなんで.
どうせ何もかもテキストファイルであるから
Perl なんかで好きなように加工してしまえばいいんだけど.
- 委細かまわず
Makefile
書き換えて本文と文献ペイジが自動的に連動するようにする.
問題は,
あとから .bst ファイルなる投稿雑誌にあわせた
スタイルファイルをどこかから見つけてくるか,
自分で定義しないといけない,
ということ.
それはまぁほっといて,
まずは文献群の .bib データベイス構築しなくては.
- ところでどの文献をひくべきだろうか
……
このあたりはふだんの不勉強がたたるところだな.
そもそも今まで樹木個体のモデリングについて
何も書いたことない.
たぶん偏った引用になるだろう.
さらに「ニセ」アカマツは
(どっちかってーとあまり良くない意味で)
「独創」的だから他の研究と表面的な関連がみえないのである.
また,
モデリングばなしだけに終始するのも多分マズくて,
OTC 曝露実験にも言及必要だろう
……
まぁ,
こちらもまた小林さんにおまかせ,
という方向で.
- 菊沢さんから科研費の申請書類が送られて来たんだけど,
なんと「研究代表者」の名前が私に
……
もちろんそんなハズはなく,
むこうの事務担当のかたの書き間違いである.
連絡メイル.
- .bib データベイス (テキストファイル) 作らねばならん.
テキストエディター vi で書いてもよいのだけど
……
Perl で簡単な入力用インターフェイスを作ってみる.
いまのところはテキストベイスのもの.
- 私はユーザーインターフェイス構築の経験がほとんどなくて,
しかしこのように簡単なしかけでさえ
「ああ,インターフェイス …… めんどう」
となかなか着手する気になれなかった.
今回の週末やる気ナシ症侯群の一原因である.
とゆーのも,
ユーザー (この場合は自分だけなのに!)
なる制御不可能で正体不明の部品が
何やらワケのわからぬことやったら,
こう対処する
……
とか考えるのがたいへんそうに思えるんだよね.
- テキストインターフェイス構築のしんどさを軽減するために,
さっそく Perl モジュール
Term::ReadLine
使う.
入力のサブルーチンの概要はこんなかんぢ.
use strict;
use vars qw( $term );
use Term::Readline;
$term = new Term::ReadLine 'BIB file writer';
sub input_item {
my ( $prompt, $item ) = @_;
my $stdin = $term->readline( sprintf( " %-8s= ", $prompt ) );
return 0 if !defined $stdin;
return 0 if $stdin =~ m/^\s+$/o;
$$item = $stdin;
$term->addhistory( $stdin );
return 1;
}
実際の関数はもう少し変なコードが混じっていて
……
たとえばフランス人の名前とかで
e の上に ' ついてる字が使われてたりするけど,
これは LaTeX では \acute{e}
……
このバックスラッシュ
(端末によっては円記号に見えてるかも)
を回避する工夫とか
(正規表現使った置換とかでややこしくならぬよう).
- などと Perl スクリプト書いたり,
試験運転したり改良したり
……
で終ってしまった.
どうせたいした量ない文献データの
入力にかかれそうな体制にして
1755 研究所発.
ちょっと雨.
普通に乗って
1805 京急杉田発.
快特に乗り換えて
1810 京急上大岡発.
普通に乗り換えて
1830 京急川崎発.
1900 帰宅.
- ああ,
また ThinkPad560E の AC アダプターを
独房内に置き忘れてきた.
自宅ではこいつの LCD が唯一の画像表示器なんだけどなぁ.
えーい,
なんともぼけてる.
- ということで,
晩飯食ったあとにぎょーむ日誌なんぞ書いてしまえば
電池残量 36%,
推定使用可能時間あと 39 分.
今日はさっさとこいつはアップロードして
計算機は止めてしまおう.
文献の取捨選択でもやるか.
それから早寝早起き,
と.
- 今日の食卓
- 朝 (0710):
米 0.7 合.
ネパールカレー.
- 昼 (1215):
弁当.
米 0.8 合.
朝と同じ.
- 晩 (1920):
スパゲッティー.
ネパールカレー今回はこれでおしまい.