ぎょーむ日誌 2001-03-31
2001 年 03 月 31 日 (土)
- 1200 起床.
あいかわらずダメダメな生活である.
- 当家で預っている Exceed の OS のアップグレイド作業を
続行する.
Vine Linux 2.0 を CD-ROM から入れたので,
これを最新版の 2.1.5 に近づける作業
こっちは CD-ROM 持ってないのでネット上から
必要なパッケイジだけ取って来る方式である.
まずはカーネルを 2.2.18 に交換する.
そのときに PPP もモジュール化してコンパイルする.
すると
……
そう,
Exceed から東京メタリックの ADSL 接続が
できるようになるのである.
こうすると作業が断トツに楽.
- ppp と rp-pppoe を rpm -Uvh してから,
しかるべき設定を行う
……
よし,
つながった.
1997 年末の出荷時には
Slackware 3.4 などがインストールされていた
Exceed が ADSL 回線につながるとは感無量である.
- Exceed の glibc などを新しいものにどんどん交換していく.
rpm パッケイジをインストールするときは,
依存関係というのがあって
「○○をいれるには××の version x.x 以上が必要」
という警告がしょっちゅうでるんだけど,
高速常時接続状態にあればネット上から
ちょいちょいとそれを拾って来ることができる.
- ThinkPad560E の鍵盤のちょーしはいよいよ悪いので
(外付けのトラックポイントつき鍵盤で
左クリックしている状態),
新しいやつを一枚調達する.
はい.
またしても Yahoo! オークションです.
すんません.
ともあれ ThinkPad560 系の英語配列鍵盤が
5750 円で手に入ったのだから
……
うーん,
しかし,
よく考えてみると高いのか安いのか
……
- でもやっぱり新しいノート PC は買えないので,
この 166MHz ThinkPad に多少投資して延命をはかる,
という方針でいこう.
おおっ,
ThinkPad560 系の電池も安く出品されているぞ
……
(コリない私).
- いままで Exceed や ThinkPad の
Emacs 系エディターとして Mule を使ってきた.
なんでこんなおデブなソフトウェアを使い続けるか?
それはメイラーに
Mew
を使ってるので,
Emacs なエディターから呼び出さねばならない.
というか,
Emacs 上で動作するメイラーですね.
- で,
自分の ThinkPad &
「嫁に出したけど実家に帰ってる」状態の
Exceed において,
Mule (19.34) → Emacs (20.7)
交換作業 (ついでに Canna の交換) を行ってみた.
これが実に半日以上を費すモノで,
夜中までかかった.
- その作業の要点だけ書いておく
(2001.03.31 時点の Vine Linux 解のひとつ).
-
rpm -e Mule-base Mule-canna
などによって Mule を削除.
-
rpm -Uvh emacs-20.7-*
emacs-common-20.7-*
でこの二つのパッケイジを同時に入れる.
emacs-dl-canna はまだ入れない.
-
JRPM パッケイジ置場の SRPMS 置場から
apel-9.23-1.src.rpm
をとって来て
rpm -Uvh
する.
-
/usr/src/redhat/SPECS/apel.spec
を書き換える.
といっても
%define EMACS_VER 20.7
というふうに,
さきほどインストールした Emacs の
ヴァージョンを指定しなおすだけである.
-
SPEC ファイルを修正したら
rpm -ba --clean
/usr/src/redhat/SPECS/apel.spec
で再構築して
rpm -Uvh
/usr/src/redhat/RPMS/noarch/apel*
でインストール.
-
これでめでたく
rpm -Uvh emacs-dl-canna-*
ができる.
-
ドットファイルも書き換えたほうがよいだろう.
自分であれこれ設定してるんだったら
早めに
$HOME/.emacs
を退避しておく.
-
rpm -Uvh
vutils-1.18.9-0vl1.noarch.rpm
etcskel-2.3-1vl8.noarch.rpm
と
/etc/skel/
に見本ドットファイルができてるので,
cp /etc/skel/.emacs* $HOME
.
color-mate 使うなら
rpm -Uvh
color-mate-10.1.1-0vl3.noarch.rpm
color-mate-emacs-10.1.1-0vl3.noarch.rpm
もいれる.
ちなみに私は color-mate やめました.
-
あとは自分でいろいろ調節すれば
Mule ならぬ Emacs が起動できるはず.
-
忘れずに
mew
や
im
を入れておく.
- これでめでたく 50MB を超える超重肥大ソフトウェアの
GNU Emacs が入る.
システムに使えるハードディスクが 1GB しかない
私は R を削除してインストールしなければならなかった.
ちくしょう.
このバケものじみたシステムはまったく
Unix 的ではない発想の産物だなぁ.
将来的には消えてほしい.
というか,
いまのところメイル読み書きにしか使ってないんで,
なんとかして Emacs 無しの生活方法を確立していきたい.
- ついでに Canna と kinput2 の入れ換えまでやってしまい,
バカみたいに時間がかかった.
こちらも詳細を書けばキリがない.
注意点としては,
Vine Linux 2.1.5 の
Canna-3.5b2-31
は私が以前にインストールした
Canna 強化辞書が最初から含まれている.
で,
辞書の入れ換えをやってしまうと,
/var/lib/canna/dic/user/
なんかに個人頻度辞書 (frq* のたぐい)
を作ってる場合には,
廃棄せんといかんようだ.
それから,
新しく入れた辞書を有効にするためには
/etc/skel/.canna
を自分の $HOME にいれたほうがよいだろう.
- ……
ああ,
バテた.
ひさびさの大改装作業であった.
- また Exceed を ADSL 接続して,
必要なパッケイジをとって来てあれこれインストール.
よし,
こんなモンだろう.
しかしこの
某日▲※◯機製の機械って
ファン音すごくうるさいな.
当家の ThinkPad & 外づけ計算機 Mate は
動いてるのか止まってるのかわからんぐらい
静かなんですよね.
やはり自宅で使う計算機の場合,
このあたりも選択のポイントになりそうです.
- しかし仕事が進んでいない.
- 学会から帰ってきた人たちからメイルなど来る.
- (一言近況)
生態学会大会 (熊本) には
不参加であったので,
せいぜい東京流刑地で仕事に
精励するつもりだったんですが
……
何ごともなしえずに一週間が終ってしまった
かんぢです.
(20010331)
- 今日の食卓
- 朝 (1210):
コーヒーだけ.
食欲なし.
- 昼 (1830):
スパゲッティー.
ソースはシイタケ・エノキダケ・タマネギ炒めたもの,
麺つゆ・海苔味.
- 晩 (2430):
パン.
チーズの残り.