ぎょーむ日誌 2000-11-27
2000 年 11 月 27 日 (月)
- 0730 起床.
寝たのは 0400 ごろか.
しょーがない,
と言いますか.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
シャワー.
コーヒー.
洗濯機まわす.
- 0805 自宅発.
晴れ.
燃えるゴミだし.
0825 東京モノレイル流通センター発.
浜松町の気温 12 ℃.
0845 研究所着.
- ああ,
まだここのルーターもサーヴァーも死んだままだ.
メイルサーヴァーが再始動したときに,
あちこちのスプールにたまってる
私あてのメイルは無事に届くのだろうか.
- なんかここの管理者って
気がきかない,
というか.
給料とり管理者のくせに
(大学ネットワークの末端部を維持してるのは
一部教官・院生のヴォランタリー管理者,
ただし
北大地環研の研究科管理者の院生には
ちゃんとバイト料がでる).
誰も文句つけないのかな.
- 私の机上闇ネットだけが動いている.
そう BookPC と Thinkpad だけから構成されてる.
グローバルネットから分断・隔離された
ローカルネット.
- 0900 になってもつながらない
……
と思って過去メイル検索したら,
1000 になったらつなぎます,
なる通知を発見.
おいおい.
ルーターつけたりサーヴァー立ち上げるのに
一時間もかかかるワケ ?
- ……
と書いていたら,
当方の誠意のこもった悪意が
先方に届いたのか,
とりあえずメイルサーヴァーは立ち上がる.
しかしルーターは寝たまま
……
いや,
ルーターは起きているが DNS が死んだままか.
0910 ようやく DNS も動き始めた.
- さて溜っていたメイル配送エイジェント (MTA) 間の
やりとりはうまくいくか ?
なにしろ 60 時間以上にわたって
停止してたからなぁ
……
お,
来ましたねぇ.
- どどっと 20 通ばかりとどくので,
さばいていく
(たまっていたのが全部届くまで
約 1 時間だった).
わが縦深メイル防御網の第一陣たる
procmail は最近は甘い設定にしてあるので,
一割も削除してくれない
(これは defautl ゴミメイルが減っているんで
喜ばしい).
第二陣 cm なる Perl スクリプトで
約六割削除.
- <鳳翔> の MTA たる qmail も
こういう事態に対応しつつ
うまく動作してくれているようで喜ばしい.
- 最尤推定コード mlfitting (2000 年 11 月版) の
テストをやってくれた浦口さんから
報告メイルいただく.
make でコケるとのこと.
送っていただいたエラーメッセイジを見ると,
こちらの意表をついていてなかなか面白い.
- make を中断させているエラーはふたつ.
ひとつはコンパイラー g++ の
(例によって,
と言うべきか)
template 解釈にからむトコロである.
g++-2.95.2 では問題なく通ったんだが
……
plugin.h:51: sorry, not implemented: use of `buffer_ref' in template
というエラーメッセイジから憶測するに,
どうも古い g++ では
A<Type T>
という関数を呼び出すためには,
同じヘッダーファイル内でその
A<Type T>
を宣言した後でないとダメ,
らしい.
- この憶測にはちょっと自信がもてないんだが,
件のヘッダーファイルをそのように修正してみる.
- 二つ目のエラーは今回の新工夫である
Makefile 内でのパス検索
MLFITTING := $(shell find $$HOME -type d -name 'mlfitting*' -print)
INCLUDE = -I${MLFITTING}/src
……
という部分である.
この方式だと $HOME
(これには /home/kubo というような値が入る)
以下に mlfitting という文字列で
始まるディレクトリーが
一つだけある場合は問題ない.
ところが浦口さんは新旧ふたつの
mlfitting で始まるディレクトリーを
持っておられたので,
INCLUDE
がこちらの意図していたとーりに
展開されていないのであった.
- とりあえず
INCLUDE = ${MLFITTING:%=-I%/src}
とゴマかしておく.
しかし mlfitting と名のつくディレクトリーが
増殖した場合などには
この策は使えなくなるだろうから,
将来的には
ヘッダーファイルに version check 機構を
持たせないといかんだろうな
……
いやいや,
とーや師匠おススめの autoconfig を使いこなすべきか?
……
と思いつつ,
<鳳翔> においてる
mlfitting パッケイジ
(単なる .tar.gz です)
を交換.
- 牧さんが計算生態学メイリングリスト
ce-ml に投稿.
gnutplot で
set term tpng
(tpng というマックドローもどきの
Unix freeware 形式で出力)
したときに点の大きさを変えたいです,
なるご質問.
いろいろと調べまくって
set pointsize (数値)
を使えばよい,
とわかった.
あたかも最初から知ってるようなフリをして
ce-ml に投稿.
- 九大の城田さんからの PipeTree 質問メイルに
考えつつ回答メイル作成してると,
D 論作図で苦闘されてる某大学院生から,
gnuplot + LaTeX で呪われ気味というメイルを
いただいたんで,
とりあえずそちらを検討してみる.
- うーん,
そういう呪われ現象はまったく見つからないんだが
……
状況を再確認するメイルを返信する.
- もう 1220 か.
腹へったら飯でも食いますか.
- ハーグの温暖化対策会議が決裂.
めでたしめでたし.
なんでめでたいかって?
環境問題とやら
(とその周囲にたむろする連中)
の怪しさうさんくささを
人類は再認識できたワケじゃないですか.
何がなんでも排出削除だ削除とか,
あるいは逆に森林はがんがん吸収します
などといった狂信的な合意に達するより,
よほどマシじゃない.
- しかし本邦環境庁が譲歩できずに 叩かれたのは,
狂信というより想像力の欠如なんだろうな.
自分に都合のよいシナリオしか準備してないような
間抜けとは交渉が成立しないのは当り前だ.
- 便利なネットワークユーティリティ
ping の作者 Mike Muuss 氏が
交通事故で亡くなられたようだ.
hacker は死んでコードを残す.
- 〆切ハイになってしまった某院生から
手厳しい追求メイルが続く.
当方はひたすら LaTeX 実験.
なお〆切ハイとは〆切の接近にともなう
様々なストレスに対応すべく放出された
内因性の脳内麻薬物質群が
脳下垂体から分泌され
脳の中枢神経系の細胞膜にある
モルフィン受容体と結合して起こると推定される.
- 北大の宮本さんから最尤推定コード使いたいという
要望あったんで,
浦口さんと同じく mlfitting モルモットに
なっていただく.
- 午前中に中断していた PipeTree 関連返事メイル
作成のつづき.
なんかいろいろ書いて送信する.
- 〆切ハイな某院生の対 LaTeX 戦はますます
熾烈の度合いを増し
……
北日本某大学では
師弟ともどもに
大変なコトになってるみたいですね.
- で,
問題になってるのは
……
LaTeX には \caption[]{} という
図の説明を書くコマンドがある.
これは本来は一行程度の短い説明を書くものである.
しかしながら,
先方はこれに長々と一パラグラフぶんぐらいの
文章を詰め込みたいらしい.
そのときにレイアウトを自由に変更したいんだけど,
どうしたらいいのか,
なるお問い合わせ.
いやはや.
- 実験してみると,
たしかにそういう邪道な使い道はなかなかうまくいかない.
例によってネット上をいろいろと検索.
便利なペイジをいろいろと見つける.
野村さんのペイジ
(このペイジの LaTeX コマンドなど
自分に便利なように作り変えればよい,
というポリシーはすごい)
とか
江草さんのメモ
(きれいにまとめられています)
などなど.
- たとえば,
以下のように書けばよいとわかった.
\documentclass[a4]{article}
\usepackage[dvips]{graphicx}
\begin{document}
\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics{figure.eps}
\caption[]{
\parbox[t]{50mm}{
sentences
abcd efghijk lmnopq
}
}
\end{center}
\end{figure}
\end{document}
その他いろいろと調べたことをメイルで送ってみる.
とりあえずそれで解決したらしい.
- 最尤推定プログラム mlfitting モルモットに
なってくれている宮本さんから試験報告.
やりとりしてみると,
いつものクセで
make install するときに
スーパーユーザーになってしまったのが
make install 失敗の原因であるとわかった.
この
mlfitting は最初から最後まで
一般ユーザーのまま make するものなのである.
- しかし,
指摘されてみれば確かに
ふつー make install は root になってやるモンだな.
うっかり間違いしないように,
Makefile にそれをチェックさせるべきか.
- ……
というふうに,
一日中メイルのやりとりに追われていて,
あちこちの問題もひとまず収まったようなので
帰宅することにする.
1830 研究所発.
1850 東京モノレイル浜松町発.
[AIRDO 苦肉の策]
うーん,これで客を
集めたいらしいんだ
が …… 案の定,嫌
煙家たちから叩かれ
ているらしい.
1925 帰宅.
- なんか疲れた.
- 今日の食卓
- 朝 (0740):
米 0.5 合.
ホウレンソウひたしもの
ゴマ和え.
これは昨晩作っておいたもの.
- 昼 (1230):
弁当.
米 0.7 合.
ホウレンソウひたしもの
ゴマ和え.
- 晩 (2000):
米 0.6 合.
ホウレンソウ残り.
ハクサイの味噌汁.
だしは昆布と煮干.