ぎょーむ日誌 2000-10-26
2000 年 10 月 26 日 (木)
- 0730 起床.
ねむい.
- あ,
飯を炊かないまま寝てしまった.
弁当用に飯を炊き,
朝飯は小麦粉でパンケイキ.
じつはこれも時間かかるんだが.
シャワー.
ちょっとむさ苦しいんでひげそり.
朝飯.
あ,
炊飯器の飯も炊けたか.
思ったより早いな.
朝飯食いつつ弁当の準備.
- 0805 自宅発.
晴れ.
さーて,
まだ東京モノレイルの定期券を更新してないんで,
今日も京急→都営浅草線経路を研究してみようかな.
京急平和島.
特急の車両からあふれ出そうになる乗客を
駅員が 5 人がかりで押しこむ場面にいきなり遭遇.
朝からヤなもん見てしまった.
gzip 乗客.
それほど無茶苦茶に混んでない「普通」に乗る.
とはいえ
同時刻浜松町行きの
東京モノレイルに数倍する乗車率である.
車内アナウンスによると,
京急立会川で乗り換えねばならんらしい.
同駅で待つほどに
今度は千葉県方面に拉致されるらしい
電車が到着する.
いったいどうなってんの ?
[立会川乗り換え点]
普通・急行・特急・快速特急が複線の上
を曲芸のような数十秒の運行間隔で走っ
ている京急本線においては意外な駅で乗
り換えを要求され,どこ行きともわから
ぬ便に運ばれなければならない.
不安をいだきつつ乗車.
品川からすごく混んで逃げ出したくなったけど,
二駅進んだ三田で急に乗客の大半が消滅する.
皆さん,
都営三田線 (どこに行くんだろ?)
というのに乗り換えるらしい.
私はそのまま浅草線で次の大門で下車.
0835 研究所着.
- さっそく二時間ほどかけて,
昨晩おそくにアップロードした不備原稿を
直していく.
二つのパラグラフの削除を含む大改定.
ま,
少しはマシになったか.
1020 ひと息ついてお茶を飲む.
小川関係者にメイル送る.
- なんとなく脱力.
昨日と今日の「ぎょーむ」日誌など書く.
- 原稿改善はいったん中止して別のことでもやるか.
あ,
査読仕事がひとつあった.
気分転換になるかも.
- ……
というかんじで昼飯時間になった.
空腹だったんでさっそく弁当食おうとしたんだけど,
箸がない.
うう.
予備の割箸に出動要請.
- のんびりとネット上を徘徊しながら
ゆっくりと昼飯.
ただし,
今日の集中力は朝二時間の原稿推敲で使い切ったらしく,
何を読んでも頭に残らん.
脳内ホワイトアウトぎみ.
飯食ったら眠くなりそう.
- あ,
わすれないうちに,
ネット経由で振込をやっておかなくては.
家賃と富士山麓の怪しげ統計学勉強会.
東京三菱のインターネットバンキングって
もう 50 万人も登録してるのか.
- 来週の札幌行きの航空券もまだだった.
-
traceroute にセキュリティーホール
ということで,
新しいパッケイジを入れ直す.
- 眠い.
が,
ガマンして査読を続ける.
- 1600 だいたい読み通す.
不明瞭な点がいくつかあるんで,
それがホントにあいまいなのか,
こちらの読みが足らんのかの
考えなおしてみる.
- 某天くだり老人,
やかましい.
えひひひと奇怪な笑い.
どーして周囲の迷惑になってると
気づかんのだろうね.
きっちりと
文句つけてやってもいいんだが,
どうせ聞かんだろうな.
本人の主観としては
職務に精励してるつもりなんだろーから.
- 専門用語というのはやっかいである.
定義があいまいであれば恣意的に使われる.
定義が明確であっても,
同じ語の定義が
分野ごとに違っていたりする.
いや,
分野というほど離れているわけではない.
- 査読については結論下せないまま
帰宅可能時間になる.
神経逆なでされるヨタ話で
やかましいのでとっとと帰ることにする.
17 時台にここを出るのも久しぶりか.
- 1735 研究所発.
浜松町駅の本屋 dan でうろうろ.
久しぶりに本など買う.
1820 東京モノレイル浜松町発.
やっぱ,
モノレイルは乗客の車内充填率がぐっと低い.
そういえば
高校化学で金属結晶の六方最密充填
というのがありましたな.
1900 帰宅.
- 晩飯をのんびりと食いつつ,
本屋で買って来た
「日本語の磨きかた」
(林望,PHP 新書)
を読む.
どうも言語能力にますます自信失ったんで.
「書く」
に関しては
「うん,まぁ,確かにそうだろなー」
ぐらいで
特には感銘うけなかった.
この著者はカンジンなところに差しかかると
「だんだん高等戦術になってくるので,
秘密は明かせない」
とかもったいぶってしまうのである.
- ただし「話す」に関しては
色々と示唆された.
たとえば声の高さについて.
なるほど高い声ってのは
聞いてる人をして
「こいつ,知性ないな」
と思わしめるのか.
そうかもしれない.
あるいは精神が弛緩した状態で話してると
声が高くなる,
とか.
- いやー,
昼間に聞かされる阿呆電話会話に腹が立つのは
内容の愚劣さ下品さもさることながら,
その声の高さが
話し手の知性の欠如と
「まるで我が家にいるような」
傍人無人でだらしない態度を
ありありと感じさせるためであったか,
と納得.
- とはいえ,
これはヒトごとではなく,
他ならぬ私自身も話に熱が入ると
声のちょーしが高くなるような気がする.
自分を見失ってるんだろうな,
そういう状態は.
これからはせいぜい気をつけよう.
- <鳳翔> に置いてる
「科学」の小川シミュレイター解説を
読んだ中静さんからご講評のメイル.
「……
この特集が「長期生態研究」もしくは「長期環境研究」の
重要性やおもしろさ(編集者の方はこちらにむしろ関心がある)
に関するものなので、
このようなモデルが、
そうした長期研究に対して果たす役割や、
モデルでなければできないこと、
やってみたらわかる長期的動態の重要性、
といったものをもう少し強調してもらえないでしょうか ?」
……
しまったぁー,
しくじってしまった.
いやはや書く前はちょっと
それは気にしてたはずなんですけど,
「〆切まであと◯時間」
状態でそのよーな注意点はふっとんでしまっていました.
- というのも,
現状の小川シミュレイターは
別に「長期」データーでなくても
「一回」の毎木調査でパラメーター推定できてしまう
サブモデルばかり.
加えて計算結果は 400 年とか 500 年など
実際の観測と比較するには「長期」すぎて
……
- いや,
まぁ何とかしなくては.
- そういえば「科学」編集部からは「確認しました」
とも何とも言って来ないな.
あーしろコレするなと,
いろいろうるせー注文メイルは
やたらと送りつけてくるくせに.
- さーて,
どうやって修正しようか
……
- 今日の食卓
- 朝 (0755):
パンケイキ.
コーヒー.
- 昼 (1215):
弁当.
米 0.7 合.
一昨日のキャベツ・豆腐.
- 晩 (1950):
米 0.8 合.
コマツナをさっと茹でて
麺つゆ・サバぶし・すりゴマで
味つけしたもの.