ぎょーむ日誌 2000-07-03
2000 年 07 月 03 日 (月)
- 深夜.
0000 すぎ.
どうも私の生物的活性はこの時間帯に高まるようだ.
やっぱり
長年の習慣なんだろうね.
- ずーっと放ったらかしにしていた,
本棚の再配置・本の整理・電話線の配線・室内の片付け
といった作業に取り組み始める.
それが能率的に処理されて行く.
ああ,
どうして昼間にこの能力が発動しないのか.
時刻はすでに 0245.
- 0730 起床.
晴れ.
おっと,
ちょっと寝坊かな.
結局,
0330 ごろ寝たような気がする.
- 体重 70.6 Kg.
200 g 増えた.
これは深夜作業が終ったあとに茹でて食った
うどんの重さか.
- 0815 自宅発.
ゴミ出す.
図書館で本返す.
0835 東京モノレイル流通センター発.
[れいんぼーぶりっぢ]
都市博とかいう蹉跌した虚構の残骸.
この時間でも車の通行はまばらであり,
あまり利用されていないよーだ.
手前は首都高である.
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[都道首都高速 1 号線]
奇怪に曲がりくねり,
朝から混み混み.
いしいひさいちによると,
これは
都内の渋滞を緩和するために,
車を首都高に貯めこんでしまう
深遠な陰謀らしい.
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うーん,
気温 28 ℃か
……
0855 研究所着.
- ネット上で計算機関係のニュース見てたら,
Transmeta のチップがいろいろなメイカーの
ノート PC の CPU として採用されそうで
まことに喜ばしい.
まぁ,
私のような貧乏人に買えるようになるのは
1-2 年後だろうけれど.
- 昨日,
牛乳についてうだうだと書いていたんだけど,
今日の新聞報道によると,
雪印の工場できちんと掃除してないことが原因で
何でも 7000 人ほど食中毒になっちまったとか.
脱脂粉乳でも危ないんだろうな.
- ここのネットワーク管理者からのメイルによると,
Telnet 通すけど ssh 通さない間抜け firewall と
確率論的に振る舞う (量子コンピューターか?)
Window$-NT RAS (PPP server) の
パスワードが自動的に切替えられたとのこと.
このふたつのパスワードは
ユーザー側では
勝手に変更できんのである.
まぁ RAS のほうは
その名に反して remote access されるのが
苦手な OS 使ってるんで
(fj の一部ではあれは OS じゃないという主張する人あり),
しょうがないとして
(こいつは当方の .ppxp の設定ファイルを書き換えればいいんです),
間抜け firewall のほうはもう少しどうにかならんのかな.
- 先週作っておいた自分の BookPC から
共用の Sun にバックアップとるスクリプトなんだけど,
どうもうまくいかないと思ったら
……
以下のように書かないとダメと判明した.
#!/bin/sh
cd /tmp # ここが重要
tar zcf kubo.tgz /home/kubo # /home/kubo 以下を固める
ftp -dn backup先 < /root/ftpbu.txt # ftp (とほほ) で送り込む
rm -f kubo.tgz # 固めたファイルを捨てる
cd # これも
exit 0 # これもいらんと思うけど
最初に cd /tmp しとかないと,
先方の /tmp に書き込んじまうのであった.
わけわかりませんな
(下の ftp 用スクリプトで put /tmp/kubo.tgz
としたのが敗因か).
ftp クライアント駆動用のスクリプト /root/ftpbu.txt
はこういう感じである.
user kubo パスワード
cd /home/kubo
put kubo.tgz
quit
このファイルは
気休めに chmod 600 してある.
ま,
なんとも原始的なバックアップで間抜けではあるが.
ここの管理者は scp など絶対に入れないし
(なじかは知らねど
……
おそらく信仰の上での禁忌なんでしょうな),
ましてや nfs や rsync など考えたこともないんだろう.
- 新聞サイトなんかの天気の記録を見てると,
やはり東京は関東の中でも気温高い.
都市熱とかヒートアイランドというやつかな.
まぁ,
東京のどこで気温測定してるのか,
にも依存するんだろうけど.
- 今日の弁当の飯は米酢を少々混ぜて炊いてみた.
腐敗防止を狙っているわけである.
で,
昼に食べてみたところ,
そもそも米酢の臭いが強烈であり,
飯が痛んでるかどうか嗅覚では判定できん.
味のほうは酢の量が足りない寿司飯,
という感じなんで個々の飯粒表面には
酢酸が塗られた状態になってはいるんだろう.
効果ありそうか?
しばらく実験的に続けてみるか.
[食事風景]
酢を混ぜて炊いた飯と
ごーやちゃんぷるーもどき
- VineLinux 1.x および 2.0 で
色々とセキュリティーホールの問題が出ている.
Vine Linux 公式サイト
の「更新/障害」ペイジ参照のこと.
両ヴァージョンに共通するのは wu-ftpd.
あと 2.0 のほうでは Canna とか emacs とか bind とか
いろいろとやられている.
<鳳翔> は
どうすべきか?
ek ブランドの新しそうなのがすでに入ってるなあ.
- かとーさんがメイルで素早く教えてくれたところによると,
<鳳翔> の wu-ftpd は先月末に
すでに交換したとのこと.
さすがは
かとー大先生.
- VineLinux2.0 の標準インストールでは
漢字フィルター kcc と
日本語テキスト印刷関連の prn が入らないんで,
VinePlus から取ってきてインストール.
- 1540 雷ごろごろ.
ときどき,
どかん.
停電おこらんかと不安になる.
北海道では落雷がまれだったんで.
- 星崎さんから,
きょーふの督促メイル.
うう.
- 1630 気分転換のため,
一階の自動販売機にコーヒー買いに行く.
外はすごいどしゃぶり.
一階ロビーには雨やどりする人多数.
何でこんなに降るんだろう.
気温下がるんでありがたいけど.
- 1745 研究所発.
雨はあがり晴れている.
JR 浜松町駅に突貫せんとする
人々の高密度雑踏ぬけて,
モノレイル駅入口である
世界貿易センタービルの 2階テラスに上る.
帰路を急ぐ流れから切り離されて,
ある波形の信号をアンテナが捉えるのを
ひたすらに待ち続ける孤影がひとつ.
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[20 世紀末のある夕景]
夕暮れの浜松町,
一人の女の子が
石の上にしゃがみこみ
タバコをふかしながら
携帯電話をじっと凝視.
周りを奔流のように通りすぎてゆく
眼に見えぬ何万件もの電磁波情報.
手の中の端末は
静かにことごとく点検している.
特定のパターンから成る
固有の呼び出し信号を識別すべく.
マクスウェルやマルコーニが
この情景を眺めたならば,
どのような感想を述べるだろう.
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1806 東京モノレイル浜松町発.
ふむ,
外気温 23 ℃か.
夕立ちひとつでずいぶんと温度が下るもんだな.
窓から海側の景色を眺める.
雨上がりは当地の濁った空気もいくらか洗浄されるのか,
夕陽に照らされた構造物たちは
なかなかに輝いている.
お,
朝はがらがらだったれいんぼーぶりっぢに
たくさんの車両が
……
と思ったら,
事故かなんかで片側車線が完全に止まっているようだ.
1835 帰宅.
- 晩飯食っていて,
口の中が回復してることに気づく.
実は一週間ほどまえ,
自分で自分の口の内側噛みついて
ケガをしていたんである.
何か食べるたびにひりひり痛んで
文字どーり閉口していた.
そういえば,
二週間ほど前だっけ,
歯が痛いんだけど健康保険証まだもらえない
とか書いてましたよね.
この歯痛もいつの間にか止まった.
虫歯が進行したのか,
自然治癒したのか.
虫歯が勝手に治るわけないだろう,
って?
ネット上の資料によると,
歯というものは絶えず小さな虫歯ができては
唾液中のカルシウムによって
逐次補修されていくらしい.
まあ,
よくわからないけど,
しばらく様子みるか.
ともあれ,
あれこれと口中が痛まずに食事をできるのは,
まことに有難いことだと実感する.
- 2140 雑用片付けるために夜の大森に出る.
郵便物を出す.
ハガキってまだ 50 円で良かったのね.
消費税なしか.
ガス代払う.
1580 円.
また深夜まで営業してるマルエツに行って買物.
ゴミとりネットとか.
- コーヒー用のフィルター買ったら
「ケナフ入り」とあった.
うーむ.
- 食品売場でたまたま「それ」を見つけてしまい
……
ああ,
好奇心でついつい買ってしまいました.
タバスコならびにクレイジーソルトとともに
「世界三大極悪調味料」の一角を成す
……
味覇 (うぇいぱー).
これら極悪調味料を用いた料理は
何を材料にしたものであれ
ことごとく同じ味に染まってしまう.
味覇以外はすでに経験ずみだったので,
最後のひとつも試さずにはいられなかったのです.
さてどうなることやら.
- 深夜.
発注者たる星崎さんにあれこれと
遅延の言いわけメイルを書きつつ,
それを利用して問題点を整理してみようと努める.
- 今日の食卓
- 朝 (0755):
ゴーヤ・ピーマン・シイタケを炒めて,
今日は卵を入れてみる.
「たまには卵でも食えば体力つくかな」
ということで昨晩買ってしまいました.
味つけは塩胡椒.
あいかわらずサバブシ.
やはりゴーヤは薄く切ったほうがよいようです.
あと冷やしたトマトかじる.
- 昼 (1230):
弁当.
おかずは朝の炒めもの.
いつも薄味になりがちなんで,
ちょっと多めに塩を入れてみると
今度は少々塩が効きすぎである.
塩加減とは微妙なものだ.
- 晩 (2000):
朝昼と同じ.