ぎょーむ日誌 2000-06-11
2000 年 06 月 11 日 (日)
- 0730 起床.
雨.
- 昨晩
落札したモノたち
の出品者とのメイル連絡.
ふう,
今回は問題なく入手できそうだ.
- 高速計算機が手もとで自由に使えそうだ,
とわかると
次第にココロが落ち着きを取り戻して来る.
禁断症状だったのか.
うーむ,
なんだか高クロック数依存症になってるなあ.
そりゃあ <蒼龍>
(PentiumIII 500 MHz を 2 基を搭載)
なんかも浜松町から
使っているけれど,
彼女は北大地環研 A 棟 8 階「闇ネット」の中にあるんで,
一度 <鳳翔> に入ってからでないと
アクセスできん
(そういうふうに設定したのは他ならぬ私なんだが).
隔靴掻痒じゃないですか.
こう,
べたべたとあちこち直接さわりまくってみたーい,
というような
……
- 1130 自宅発.
雑用をあれこれと片付けるために外出.
雨がふってるので 100 円傘をさす.
京急平和島のほうに歩いていく.
駅の西に東京三菱銀行の ATM があるはずだ.
ネット上の情報 (http://www.btm.co.jp/)
によると.
しかし
京急平和島駅のそちら側は
「大田区のオキテ」
にしたがって,
車も通れないような狭い道を主軸とする商店街.
まさかこの商店街の中に ATM は設置されていまい,
と思って駅構内のどこかにあるはずの ATM を
うろうろと探し回る.
見つからない.
もしやと思って商店街に踏み込んで行く.
50 m ほど歩くと,
おお東京三菱の看板.
なんと商店街のど真ん中にある
三階建て個人医院の一階に
銀行が間借りして ATM を設置してるのである.
何だこりゃあ.
うーむ,
おそらくここの医者が医院を建てるときに
東京三菱に融資を頼んだりしたら
「ウチの ATM を置かせろ」
という条件を提示されて
……
という手で商店街に食い込んだのかしらん?
- ともかくその ATM で昨晩落札した
PentiumIII 733 MHz Book PC と
14 inch LCD の入金をすませる.
二件の手数料合計 1050 円も取られてしまった.
何かくやしいなあ.
預金の利息なんかはめちゃくちゃ低いくせに.
- てくてくと自宅のほうに戻る.
旧東海道ぞいの LAWSON で
「札幌からの追撃者」
こと
札幌市水道局から送られてきた請求書をだして
支払いをすませる.
二ヵ月ぶん 4032 円.
- 近くに郵便ポストあったんで,
東京三菱銀行から送られて来た
「住所変更届け」
を投函する.
銀行支店まで出向かなくても手続きが済むのは助かる.
なにしろ口座があるのは福岡支店だからなあ.
利息は低い東京三菱だけど,
諸手続きが遠隔操作できるところは
評価してよいのかもしれない.
アメリカにいたときもずいぶんと助かった.
- さて残された問題は,
あのどうしようもない北洋銀行だ.
次に札幌に行くときまで放っておこうかなあ.
- あ,
クレジットカードもまだだった.
しかしこれは (私の得意ではない)
「電話一本」
で片付くはず
(http://www.sumitomovisa.co.jp/ によると).
ただし平日の昼間に電話しないとダメらしいんだよね.
- 一時間ほどの雨中散歩を終えて 1230 帰宅.
- 1505 再び自宅発.
秘密指令 QUAC を遂行するためだ.
ちょっと雨が降ってる.
1523 東京モノレイル流通センター発.
1536 JR 浜松町発.
有楽町まで 130 円.
1540 有楽町着.
- うーん,
有楽町は初めてでよくわからん.
ごちゃごちゃしてる.
これってひょっとして「銀座」とかいうやつですか?
目標の概略位置と名前はわかってるんだが
……
ぐるぐると回る.
上を見上げる.
あ,
見つかった.
New Tokyo とかいうビルの中じゃないか.
なーんだ.
1550.
おっと.
某国防癒着企業で
計算機回線網のセキュリティー研究してる男が
エレヴェイターホールに.
数年ぶりの挨拶.
令夫人紹介していただく.
9F まで直行.
- エレヴェイター出ると慇懃な男の素早い迎撃.
「三名様でしょうか」
「平八郎提督の名で予約が入ってるはずだが」
「……
こちらでございます」
奥の一室に案内される.
怪しげな男たち.
「よー,
久保くん.
よく来たね」
九大山岳部
(Q-shu University Alpine Club)
の面々であった.
- 東京方面で働く某先輩が今日の佳き日に華燭の典を挙げたので,
関東一円その他に散らばる QUAC なヒトたちが
ちょっと集まろう,
という次第なのでした.
場所は La Stella なるちょっと上品なレストラン.
あまり山岳部的ではない.
幹事は尊敬あたはざる
平八郎提督
その人である.
集まった人々は私より年上が 7 割,
下が 3 割,
合計 14 人というところである.
- ここ何年もあってない人もけっこういる.
あまり変わってない人,
白髪がすごく増えた人.
ふーむ,
みなさん 30 代後半で
けっこう頭白くなってますねえ.
- 2 時間ほどあれこれと無難な雑談.
料理はありきたりかつ量はひかえめ.
山岳部の集まりなのに,
だれもあまり飲まない.
あまり飲めなくなった人
(もっとも極端には私のようにまったく飲めない人),
昨日飲みすぎて今日は飲めなくなった人
……
などなど.
ビール以外の注文なし.
芋焼酎「霧島」「白波」のお湯割を
ぐびぐび呑んでた集団とは思えぬ変わりぶりだ.
- とはいえ
「東京のど真ん中では常識的にふるまおう」
というようなマトモさが身に着いたわけでもなさそうだ.
1800 に会がお開きになると,
有楽町マリオンの一番目立つところで
主賓たる新郎胴上げで
ご通行の皆様のヒンシュクを買っていたのだから
……
- 1825 JR 有楽町発.
浜松町の本屋 dan にトラップされる.
1845 東京モノレイル浜松町発.
流通センターからみると
何だかみょーに赤い夕焼け.
1910 帰宅.
- うう.
仕事できん.
- かさかさ.
あ,
昨日しかけておいたゴキブリトラップに
さっそく一匹引っかかってくれた.
なかなかつき合いのいいやつ.
夜は更ける.
- 今日の食卓
- 朝 (0800):
昨日つくったキャベツの味噌汁の残り.
- 昼 (1300):
キムチチャーハン.
具はキャベツとシイタケという
わけのわからぬモノ.
- 晩 (1630):
有楽町 La Stella なるレストランで,
生ハム,
アスパラガス,
よくわからんテリーヌ,
マグロの薄く切ったの (って何だっけ),
あと鳥肉・魚
……
まあ,
なんというか学会の懇親会メニューをちょっと
高級にみせかけたモノ,
とうぐらいでした.
あ,
それから
最後にパイナップルとチョコレイトケイキ出たな.
会費は公称 8000 円.
年齢による重みがつくので
実際には 5000 円しか支払ってない.
場所代がすごーく高い,
というカンジだ.