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ぎょーむ日誌 2000-06-10
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
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2000 年 06 月 10 日 (土)
0720 起床. 曇り.
洗濯ものがたまっているんで, 朝から洗濯機は全力運転することに.
また地震情報. 0835 東海沖. マグニチュード 6.7. でかいじゃないか. ただし震源が深かったためか, 関東近辺では震度 2 以下.
午前中はしょうこりもなく 安売り高速計算機を ネット上であさってすごす. 莫迦だなあ. われながら.
と同時に, 昨日から北大の牧さん・浦口さんとの間で続いている 「続・どうやったら簡単に多角形樹冠投影図が描けるか?」 問題のメイルのやりとりなんかも. (昨日の「ぎょーむ日誌」には書き忘れたんだけど).
5 月 23 日
の「ぎょーむ日誌」なんかにも ちらっと書いてた 「測角しない法」 の創案かつ実験をしてみた浦口さんから, いろいろと教えていただく.
例えば, 極論を好む私としては 「測角を一度もやらないで多角形樹冠投影図を作る」 という 方法をヒネったりしてみた. こーいうカンジだ.
座標測定二回の方法 (左) と一回の方法 (右)
上の二つの ● は座標を測定するところ. 一点はてきとーにとり, もう一点は樹冠周囲下のどこかに取る. 二つ目の ● から → で表してるように (例えば時計回りの方向に) 「一定の距離」 (これを刻み幅とする) ごとに「観測点」を動かしていき, そのたびに一つ目の ● との距離を測定する ( …… の距離を測定する ).
このよーに (一度も測角せずに) データーが取れたら あとは計算機にほうりこんでやれば, 三角関数をあれこれと組み合わせて 樹冠周囲の座標が計算できてしまう. 「刻み幅」を小さくすると 正確な図が描けそうな気がするけど, 樹冠の周囲をぐるっと回ってる間に 累積していく誤差は大きくなるだろう.
あるいは右のようにやれば, 座標測定は一度ですむ. 誤差はますます大きくなるかもしれないけど.
先日, 浦口さんの指揮で, こういった手法で測定できるかどーかの実験が 苫小牧で行われた. 刻み幅固定法はこのときはまだ使われてなくて, 樹冠周囲上の観測点間の測距も行われた. これら観測点には杭が打たれ (杭に番号ふっておくことが重要とのこと), 文明の利器たる「ピッキョリ」(超音波距離測定機) で距離を測定されたようだ.
牧さんはササやぶの中でこういった方法が使えるかどうか 懸念されている.
また誰かが より良い方法を考えてくれることを期待しつつ, モデル屋が測定方法について 机上の妄想をふくらませてしまった. 数十年前と比べて計算機プログラミングのやりやすさは ずいぶんと向上したから, それに合わせて測定方法なんかも改良できるかもしれない, ってのはなかなか楽しいことだ. 少なくとも あの気色悪い「楕円近似」というやつが 消えていったとしても, 誰も悲しまないに違いない.
いきなり東京ガスに雇われたアンケート会社から電話があり 「先日のガス検査に来た者の態度について」 云々という質問に 10 分ぐらい回答させられる. なんか密告者にさせられた気分だ.
半分開けたままの玄関のドアから 見知らぬ兄ちゃんが顔をつっこんできて 「ひと月に 4 回以上ビールを飲んでおられる方に アンケートお願いしております」 とか何とか. 今日はアンケート屋に祟られてるようだ. ビールなんか飲んでないよ, えええ本当ですかあ, 飲んでないったら飲んでない, というやりとりで追い返す. 東京のような僻地では 何がおこるかわかったもんではない.
一週間ほど足を運ばなかったマルエツ (第一京浜むかいのスーパー) で食糧などを調達する. 野菜や豆腐や胡麻など.
ついでに「アースちびっこホイホイ」なる いわゆるゴキブリホイホイの小型版も買う. おそらくほぼ寡占状態にあるこの安定した市場においても, 研究者たちのゴキブリ捕獲技術改善へのたゆまぬ努力は 継続されていたらしい. 「小型化」 「タテ置き可」 「ビーフ,えび,野菜などキッチンの素材を そのまま再現した強力誘引剤」 「(ゴキブリのための) 足ふきマットが 油分・水分を取り除く」 「デコボコ粘着シート」 …… などなど, 私が九州で使っていたモノとは異なる製品へと 進化を遂げている.
群馬県の化学プラントが爆発したり, 札幌の大通り公園で爆弾が炸裂したり, なかなか物騒な夜だなあ.
部屋の中の本を片付けようとして, その本を読みふけってしまった莫迦な私.
英語キーボードの安価な高速ノート PC という呪縛からは まぬがれたものの, 高速計算という幻想に取り付かれたまま ネットオークションなんぞにうつつをぬかしてしまった オークション猿な私.
で, 今晩落札しちゃったモノ.
Book size PC. PentiumIII 733 MHz / RAM 64 MB / HDD 10 GB / 50 x CDD / 小さな筐体 (9cm x 30cm x 40cm) / LAN card / Modem card などなど …… といった仕様のマシン. 半完成品 (HDD など自分で取り付ける). 68,000 円.
14 inch TFT 液晶ディスプレイ. 重量 4.5 Kg のコンパクトなやつ. 三菱 Diamondcrysta. 67,000 円.
どーだ. 135,000 円で 省スペイス (キーボードは以前に PFU から通販で買った Happy Hacking Keyboard つける) で ちょー高速 Linux マシンが構築できるはずだ. このサイズなら自宅と傭われ先の間でも 自分の手で運べると思う.
ところで, ソレはいいけど お金なんてあったっけ?
今日の食卓
朝 (0810): キャベツの味噌汁を作る. だしは煮干.
昼 (1230): 朝と同じ.
晩 (1930): 朝昼と同じ.
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