ぎょーむ日誌 2000-02-06
2000 年 02 月 06 日 (日)
- 1000 起床.
曇り.
- 自宅にこもって最尤法プログラミングの続き
……
あああ,
やっぱダメだ.
こんな汎用性のないプログラミングでは
まるっきりダメダメだ.
サブモデルを変更するたびに
いちいち尤度関数の
一次と二次の導関数を
導出してやらなければならない.
三元連立の非線形尤度関数ですでに発狂しそうだ.
くそう,
こうなったら抜本的に
ケリをつけてやる.
数値微分だ.
打ちきり誤差・丸め誤差という
二匹のバケモノの跳梁するこの世界には
足を踏み入れたくなかったんだが
……
いや,
最尤法を使うかぎり,
けして逃れることはできない問題だ.
- Newton-Raphson 法と Polytope 法の
どっちがマシなのか.
尤度関数の形に依存してるんだろうな.
両方とも作って比較したほうが良さそうだ.
まずは前者か.
- 汎用性を追求するなら
ふつーの配列を <vector> か
何かで書き直したほうがよさそうだ.
ふう.
小さな問題だが,
これもめんどーだ.
- ……と決意したものの,
いつ終るともしれぬ面倒と
正面から組み合うのは
勇気が必要だ.
いつものことなんだが.
- ぢりぢりと進む.
葡匐前進のように.
とりあえず行列と逆行列をまとめた
Matrix クラスを作ったりして
古いプログラムを書き換えていく.
最後は原型とどめぬほどに書き換えられるんだろう.
……
一次元のヴェクターは配列のままでいく.
- いまやってるのは一次元の確率分布なんだが,
多次元に拡張した場合,
問題がすさまじく面倒になることに気づく.
パラメーターの数が増える,
というだけでなく,
データーの一点ごとに
多次元確率空間のなかで
「最尤原理を満たす確率分布」
ってのを探索せねばならない.
これって無茶苦茶にたいへんそう.
しかし
立ち向かわねばならんのだろうな.
いずれは.
- ともあれ,
今は一次元のほうだ
……
日がくれると調子があがる.
われながらどうなってんだろ.
2140 数値微分のところ以外はひととおり作って,
コンパイラーに通るようにする.
はは.
一番面倒なところから逃げてどうする.
- 夜中になってもプログラミングは終らない.
- 今日の食卓
- 朝 (1020):
ビスケット 10 枚・
コーヒー.
- 昼 (1510):
豆腐・
キャベツ・
ニンニク・
ニラ・
シイタケの炒め物.
うーん,
なんか似たようなものばかり
食ってる
……
って,
これは昨晩の残りの材料そのまま
使ってるんだよね.
え?
同じ材料で
違う料理作るぐらいの
創造性を見せろって?
- 晩 (2040):
昼と同じ.
というか昼の残り.