ぎょーむ日誌 2000-02-02
2000 年 02 月 02 日 (水)
- 0830 起床.
雪.
- 昨夜は書いてる気力なかった「ぎょーむ日誌」を
いまごろに.
朝から何やってんだか.
- 1145 自宅発.
実は腕時計も先日壊れてしまったので
時計屋にみてもらう.
こいつも修理不可能と判明.
けっこう気に入ってたんだが.
新しいのを探してもらう.
条件は
文字盤がアナログで
ライトがつくもの.
ほとんど選択の余地ない.
4400 円.
ああ,
ふだん貧乏生活していても
不注意ひとつでお金がどんどん飛んでいくわけだ.
1216 JR 琴似駅発.
1232 研究室着.
- 「あ,喉飴.
風邪ですか.
ぼくも先週は喉が痛くて……」
「風邪ではありません.
鯖です」
「さば」
「先日,鯖を食べてたときに笑わされてしまって」
「はあ」
「それで鯖の切り身が口から鼻へと」
「なんともはや」
「それでその鯖をとったら喉と鼻が痛くなったので,
喉飴なめたら治るか,
という実験をやっているのです」
「……あまりにも想像を絶した独創的な試みです」
- 牧さんからミズナラとウダイカンバの
シュート動態の話を教えていただく.
牧さんは機構論的なモデリングで決着をつけようと
しておられて,
それはまことに方向としては正しいとは思うのだけれど,
手持ちのデーターとの対応を考えれば,
まずは現象論的なモデリングから始められては
どうでしょう,
というようなコメントをしてみる.
不可知論
……
いや自然科学って,
まぁそういうもんでしょう.
形而上学的な自然科学者も掃いて捨てるほどいるのは
知ってますが.
他ならぬ私自身ときどきはそうなるわけだしね.
- 浦口さんに最尤推定プログラムが遅れていること
お詫びする.
昨日一日が失われたので,
今日は明後日の東京お役所的出張の準備に
着手しなければならない.
もちろんプログラミングのほうが
ずっと重要な仕事なんだが
……
- 道立林試の明石さんが来訪される.
最近は明石さんも Linux や LaTeX に少々
ハマっておられるとか.
エゾシカの影響を考慮した
森林動態モデリングなどができないだろうか,
といった話をうかがう.
- 1530 遅い昼飯を食いながら
お茶部屋でのんびりしてる人達と,
北大生協と九大生協の食堂における
手抜き技法の類似と相違は何か
だとか,
ちかごろの女子高校生の示す display は
行動生態学的に理解すべきなのか
文化人類学的な文脈で解釈すべきなのか
といった諸問題に関して真剣な議論を行う.
- 静男さんがマレイシアの調査から帰国する.
お土産のドリアンの匂いが建物の中に充満する.
有機溶剤か揮発性燃料みたいな匂いなので
「ガスもれではないか」
との騒ぎが発生.
「あれはドリアンでした」
なるお詫びの張り紙があちこちに貼られることに
なってしまった.
- MagicPoint ファイル作りを続ける.
しかしサブプロセスが
うまく画面の一番上で走らないので,
新しいソースコードなら解決してるかと
思って拾ってみたけど,
やはり (以前と同様に)
うまくコンパイルできない.
- けっきょく今回も HTML プレゼンテイションやる
と方針を転換.
やれやれ.
- 1920 研究室発.
1940 JR 札幌駅発.
2100 帰宅.
- 晩飯食って一休み.
仕事を再開する.
- 今日の食卓
- 朝 (1000):
まだ残っている野菜シチュー.
ブロッコリーって
シチューに入れて何度か
温めなおすと溶けてしまうんだ.
知らなかった.
- 昼 (1520):
朝炊いた飯をタッパーに入れて
弁当として持参.
お茶部屋に転がっているふりかけ
で食おうかとしたところ,
牧さんが
「私の昼ご飯のおかずの残りです」
と筑前煮をめぐんでくださいました.
利他的な行為に感涙さそわるる.
- 晩 (2130):
朝と同じ.
自分でもよくわからない動機で
豆腐半丁とキャベツを加えて
温め直す.
味が薄まったので
固形スープとクレイジーソルトを
添加してみる.
もともとの野菜は原型とどめぬほどに
煮崩れている.
何を食っているのか
自分でも
次第にわからなくなってきた.