ぎょーむ日誌 2000-02-01
2000 年 02 月 01 日 (火)
- 0850 起床.
のそのそ.
0945 自宅発.
曇り.
1016 JR 琴似駅発.
1032 研究室着.
- <ちゃんどら> の動作を調べているうちに,
これは
おそらくフューズがとんでしまったような状態なのだろう,
と推定してみた.
そこで
フューズが交換可能かどうか
本体をばらばらに解体して調べてみる.
しかしながら,
あまりにも日本人的な
精密機械のごときレイアウトで詰め込まれた
本体内にはフューズのような冗長で贅沢な部品はない.
したがって
定格外の電流電圧で
電源ボードが破壊されたのだと
結論せざるをえない.
すなわち
直すだけ無駄 (買い換えたほうがマシ)
ということだ.
マヌケなユーザーによって
再起不能なところまで
壊されてしまった計算機は哀れだ.
- 脳内からエンドルフィンだか何だか
脳内麻薬が極端に欠乏したような状態が
しばらく続く.
まことに神経細胞たちとはやっかいなものだ.
- 【一言近況】
不注意でお気に入りの計算機を
壊してしまいました.
データーは生き残ってるんですが
……
まぁ,
みなさんも気をつけてください.
(20000201)
- その寄木細工のような複雑な内部から
2.5 インチのハードディスクだけはなんとか取り出し,
<Exceed> に移してみる.
まぁ,脳移植みたいなもんかな
……
谷甲州「終りなき索敵」で
死体から脳外記憶装置を回収して,
データーだけは
何としてでも生き残らせるようとしていた状況
を思い出す.
- あるいは「風の谷のナウシカ」(宮崎駿) か.
「亡びは私達のくらしの
すでに一部になっている」
「私達は血を吐きつつ
くり返し
その朝をこえて
とぶ鳥だ」
(第七巻).
はいはい,
何度でもこえてみせますよ.
- ……
ということで,
機械は変れど私はいつもと同じような環境で
この「ぎょーむ日誌」など書いているのである.
まぁ,
バックアップは <鳳翔> に毎日とっているんだけど,
完全に復元するのは面倒だからね.
- 宮本さん,
インドネシアから帰国.
2ヶ月か3ヶ月ぶりのような
……
- 1500 講座セミナー.
西村さんの研究報告.
- 1600 研究室で発注してた液晶プロジェクターが届く.
B5 サイズで重さは 2.5 Kg ほど.
一同感銘うける.
- さっそく <Exceed> をつないで試験運転しようとすると,
内蔵ハードディスクが破壊済みであること発見.
さすがは日▲※○機!!
まったく期待を裏切りません.
- 甲山さんの PowerBook などつないだりして
液晶プロジェクターの試験は行われる.
すばらしい画質.
煌々たる明るさ.
「科学の進歩目に近く,未来に夢を走らせて」
とは京都市山科区の花山中学校の歌詞で,
作詞はなんと
森林生態学者の四手井綱英先生なのでありました
(学校の近くに住んでおられた).
- さーてと,
またまたやってくれた日▲※○機製品による
ハードディスク崩壊.
これと対決しなければならない.
もはやここまで現象が決定論的だと
当方はまったく驚かない.
「今回は早かったねえ」
と思いつつ,
IBM 製ハードディスク
(これはもともと<ちゃんどら>内蔵だったもの)
を取り出し
待機状態にあった
東芝製ドライヴ
(これは大学前の PC 工房で修理用に買ったもの)
に入れ換える.
まことに不思議なのだが,
この腐れ日▲※○機製品にとっては
この東芝製のほうが「相性」がよさそうなのだ.
boot sequence の挙動など見てるとそれがわかる.
- 入れ換えたハードディスクドライヴには
先日すでに最新カーネルなどが作って入れてあり,
基本的な設定もすませてある.
ふう,
あの作業は無駄ではなかった.
「どうせ,遠からず完全にぶち壊れるだろう」
と予想ずみであったので,
自分用のデーター
(ありとあらゆるファイルすべて,ですね)
高速復元可能な状態で <蒼龍> 内で
待機させておいた.
その固まりを <Exceed> に転送して,
新しいドライヴ上でほどいていく.
- とはいえ,
「誰のマシンとしても使える」
つもりで待機させておいたノート PC を,
自分がもっぱら使う機械として復元していくには
ある程度時間がかかってしまう.
メイラーを入れ換え,
モデム駆動用のソフトウェアをダウンロードしてきて
再構築して,
ニュースリーダーも作り直して
……
あーあ,
今日は一日中こんなことばかりやってるな.
ちくしょう.
ま,
どうせこの機械の場合,
近いうちに
またまたドライヴを壊してくれる公算大なんだが.
- 修論書いている大学院生の要請で
<蒼龍> のハードディスクに「辞典盤」という
辞書一式を入れる.
13 GB ハードディスクだから
CD-ROM 一枚分ながしこんでも
別にどうってことない.
- このちんたら遅いノートPC <Exceed> で
コンパイル作業などいろいろやってたら
すでに真夜中近くになってしまった.
江島さんにいただいた
(引越しのさいに不要になった)
掃除機をかかえて帰宅することに.
- 2310 研究室発.
2325 JR 札幌駅発.
2355 帰宅.
- PPxP の動作確認.
よーし,
なんとか PCMCIA カードのモデムを認識してくれた.
- 今日の食卓
- 朝 (0930):
昨夜の残りの野菜シチュー.
- 昼 (1350):
ビスケット数枚と紅茶.
- 晩 (0040):
朝と同じ.