ぎょーむ日誌 2011-06-28

2011 年 06 月 28 日 (火)

• 0620 起床． ラジオ体操． 朝飯・弁当の準備． 朝飯． 0725 自宅発． 曇． 今日は日没直前が最高気温 (24 度ぐらい?) とゆー奇妙な温度上昇との予報． 0740 研究室着． コーヒー．
• 論文よみ， セミナーの予習．
• 1030 より研究室セミナー， 本日は吉田君で restoration ecology (人間とかが壊した植生なんかの「復元」をあつかう生態学) における外来植物の問題点と利用方法の review 論文の紹介．
• 12 時ごろ終了， M2 による論文紹介しりーづもめでたく (とはあまりにもいやみな表現か) 終了． しんどかった．
• まあ， 自分が M2 だったころのコトは完全にたなあげすると， 毎年毎年の観察としては， ここらへんで 1 年間大学院生やってまーすなヒトたちの場合， 論文よむチカラはかなり不足ぎみだと言ってもよいだろう (個体差はものすごーく大きいのだが)． まずふだん論文なんか読んでなかったりするので， 紹介する論文をてきとーに選択する． 自分の研究との表面的な類似性だけで選ぶ …… そもそもの趣旨としてはもう少し抽象度の高いものが必須なのだけど， そのあたりよくわかってない． そして， すごく無批判によむんだよね． これはいろいろな段階で多重的に発生していて， データ解析まわりの解読は全部すっとばして著者のいう結果をそのまま信じる， じつは実験設計の失敗とかでそもそもハナシのつじつまがあってないのにそれを見ぬけない， 当然ながら概念的な問題との齟齬なんかも検討できない …… といったかんぢで．
• これがさらにぱわーあっぷすると， 自分の研究における思いこみ (〇〇は XX となるはずだ! そうに決まっている!) とゆー狂った事前分布が ``informative'' すぎて， 書いてあることとはぜんぜん別の「結論を紹介」してみたり， なんてのも珍しくない．
• まー大学院でも学部でもそれ以前の教育でも， そーゆー教育・トレイニングをうけてないので， これはある種の必然なのかもしれないが ……
• とゆーことで， 毎回毎回， 当方は予習をしなければならなかったのである． いちおーの「教育支援」といったところでしょうか? しんどかった．
• 昼飯． ぐったり．
• 気をとりなおして， しめきりせまる「統計数理」の原稿かきのつづき． しんどい．
• R Grapphics の 2nd edition が届いた!

[R Graphics 2nd ed.]

ついに出ましたねー (Amazon) …… ペイジ数かなり増えたけど， 値段は 7000 円弱とか 2000 円以上やすくなった (出版社が 1st の値段つけまちがい?)． 増えただけでなく， 2006 年出版の 1st の内容のいくつかは削られている． 増えた項目として目立つものは， ggplot2, 地図作図, 三次元図, その他 add on package あれこれを使った作図． この第二版も 翻訳 したいところだけど …… 一冊の本として出すと 6000 円以上になるかも?

• 私としては上下分冊にしたいんだけど， どこで切るかがかなり難しくなってしまっている． 上下分冊とするなら，
  • 上: Part I, Part III, Part II 前半 (lattice と ggplot2)
  • 下: Part II 後半, Part IV
  としなければならないよーな気がする． 「上」ははすべての R ユーザーに必要な部分で， 「下」は発展版 + library(grid) まにあむけ． CRC Press や Paul Murrell がこんなプランを受け入れるかなー
• 「統計数理」原稿は 8 合目ぐらいでイキぎれ …… 1750 研究室発． 買いもの． 1820 帰宅． 晩飯の準備． 晩飯．
• [今日の運動]
  • 朝のラジオ体操．
• [今日の食卓]
  • 朝 (0700): 米 0.5 合． ダイコン・ニンジン・鶏肉の煮物．
  • 昼 (1200): 研究室． 米 0.7 合． ダイコン・ニンジン・鶏肉の煮物． プチトマト． レタス． リンゴ．
  • 晩 (2000): 米 0.5 合． ネギ・ブナシメジ・油揚げ． 麻婆豆腐． ダイコン・ニンジン・鶏肉の煮物．