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ぎょーむ日誌 2009-06-29

苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (kubo@ees.hokudai.ac.jp) までお知らせください.

2009 年 06 月 29 日 (月)

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[わくの解体]
以下 4 枚の写真は矢澤さん撮影の写真をいただいた. サビたボルトがなかなか回らない, と加藤元海さんが苦闘してるところ. 私は反対側で「背骨」が落ちないように支えていたり. しかし, このへんの作業はまだしもラクだった …… このあとの作業にくらべれば.

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[コンクリートブロック撤去]
このようにとりくみ始めたわけだが …… 一個一個が 7-8 kg ぐらいありそうなかんぢで, なかなかたいへん. そこで作業者全員が一列にならんで 「人間ベルトコヴェアー」 を形成し, 右から左への「流す」方式にした. これで労力がかなり軽減された ……

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[新たなる脅威]
本来は社会性昆虫であるマルハナバチを調べていたはずなのだが, べつの社会性昆虫であるアリがコンクリートの下に住んでたんですよね (種類ぜんぜんわからぬままに, サイズと色からてきとーに判断すると,クロヤマアリ?) …… コンクリートブロックをひっくりかえすとうじゃうじゃでてきた (拡大).

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[アリの巣: 幼虫・サナギの部屋]
何しろコンクリートブロック直下にこういう重要な コンパートメントが構築されていて, ですね (拡大). いきなりひっくりかえされて, 走りまわりるやつ, 幼虫をかかえて穴の中にかけこむやつ, さらに激怒のあまり私の肢・手・首などに噛みついたり, はなはだしきはズボンの裾から内部を登りあがって …… アリって, なんで人間の急所にくわしいんだろう, と駆けこんだトイレの中で不思議に思った.

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[英雄的努力]
7F 実験室の作業が終了して, 応援 3 名がかけつけてくれたおかげもあって, なんとかブロック移動が終了した …… アリの攻撃を回避しつつ. 枚数 220 余枚, 総重量 1.6 トン前後? エプロン着用のヒトは, この「つみあげ作業」における高難度の技量を発揮した宮崎さん. ナイル川のほとりの墓陵のごとく「ぴったりすきまのない」つみあげ.

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[「ガテン」系大学院生]
そして (なぜか実験室にあった) ツルハシでもって 220 余枚をほりだした矢澤さん. ブロックをもちあげるため腰をかがめるあいだに, 何度か頭上の脅威を感じました.


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