日本学術振興会から「あんたの科研費申請が却下された理由」
が送られてきた.
申請課題名は
「生物群集データを解析するベイズ統計学手法の研究と応用」,
まず区分内の採否はこんなかんぢで:
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応募件数
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採択件数
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萠芽研究
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15605 件
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1117 件
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(その中の) 生態・環境
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67 件
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5 件
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これは思ったよりキビしい競争だったわけだが,
まあそれはどうでもよい
……
というのは,
書類審査の結果がこのようにヘボいからだ:
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A (上位 20%)
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B (20% - 50%)
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C (50% 以下)
この敗因は
評価要素ごとの結果 (4 段階の評定結果の平均点)
研究課題の学術的重要性・妥当性
| 3.00 |
萠芽研究としての妥当性
| 2.50 |
研究計画・方法の妥当性
| 2.50 |
研究課題の独創性及び革新性
| 3.00 |
研究課題の波及効果及び普遍性
| 3.50 |
まあ「萠芽研究としての妥当性」ってのは改善しようがないような気がするんだけど,
方法論屋としては「研究計画・方法の妥当性」が低いってのはイカンですな
……
うん,
バカ正直に
「データ解析したうけぎょーむがたくさん滞納してるので,
いろいろやってみまーす」
といった方向性で書いちゃったのがマズかったんだろうな.