ぎょーむ日誌 2006-06-08
2006 年 06 月 08 日 (木)
-
0755 起床.
朝飯.
コーヒー.
0920 自宅発.
曇.
0935 研究室着.
-
さて,
アカマツ成長 Bayesian 計算の山場
(少なくとも最初の山場)
はおそらく昨日に終了したので,
このあたりの作図あれこれだの説明準備が必要だな.
説明とか書いてるうちにモデルのよろしくない点に気づいたりするだろうし.
-
ところで昨日,
各個体の初期状態を生成する事前分布を全個体共通にするアイデア
ってのはダメだったと書いたけどそれについて少しばかり補足.
全個体共通の事前分布をあたえても,
Gibbs sampler はたいへん賢いことに
(というか当然ながらというべきか)
各個体の「実情」にみあった事後分布を生成してくれる.
この点では全個体共通の事前分布というアイデアは悪くなさそうだ.
しかしながら
問題は私がつくったモデル全体がまぬけであることで,
「初期サイズをあるていど自由に選ばせる」
とした場合に
-
初期サイズ 1 で成長によって 4 倍になる
-
初期サイズ 2 で成長によって 2 倍になる
の区別がつかない
(どっちでも同じ),
となってしまうことだ.
-
それでも Gibbs sampler は疾走してくれるわけだが
……
値がいつまでたっても「うねり」続けるんですよね,
こういういいかげんな統計モデリングでは.
-
そこで「初期サイズはこれぐらいの範囲」
というのを事前分布にくみこんでやる必要あるんだけど,
これに関しては全個体共通の「これぐらいの範囲」を憶測するのは
かえって面倒で,
個体ごとに「ここを中心とする事前分布」
を設定してやるほうが説明がやりやすいのでそちらを使った,
ということである.
-
まずは Tgif でモデルの概念図を.
-
Google image 検索とかやると,
ぎょーむ日誌とかから昔の図とかがみつかる.
-
昼飯.
-
1330-1730
横浜の
FRSGC
(ぎょーむ日誌用語「独房群」)
の
生態系変動予測研究プログラム
の
陸域生態系モデル研究グループ
の伊藤さん・佐藤さん・加藤さん・稲富さんがこちらに来てくださり,
グループ会議
(兼任「小ボス」甲山さんが横浜に行かないので皆さんがこちらにやってきた).
私もなんとなく参加.
たまにこういうハナシをきくのはけっこう楽しい
(とくに自分がそういう仕事をやらなくてもよい場合は).
というか,
皆さん楽しそうに研究しておられるように見える.
-
1810 研究室発.
地球フロンティアからこられた皆さん,
甲山さん・高田さんと
ひだまり庭
で晩飯.
2145 帰宅.
-
粕谷さんたちは無事に絶海の孤島
男女群島
(地図, 写真)
から無事に戻られたよーで.
-
明日の午前中も歯医者.
毎年,
有給休暇はあまるんだけど,
このように歯医者で使うと多少は有効活用してるような気分になる
……
というのはまちがっている?
-
[今日の運動]
-
[今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.6 合.
タマネギ・ジャガイモ・豆腐のカレー.
- 昼 (1255):
研究室お茶部屋.
米麦 0.5 合.
タマネギ・ジャガイモ・豆腐のカレー.
- 晩 (1830):
ひだまり庭.
ここはけっこう焼酎が充実していて,
三岳とか伊佐大山とかどんどん飲まれてる.
なぜか横浜でぎょーむ日誌とか読んでおられるかたから
「久保さんってホントに飲まないんですねえ!」
と.