ぎょーむ日誌 2005-03-06
2005 年 03 月 06 日 (日)
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0725 起床.
……
0300 ごろ目をさまして,
それ以降は眠れんかった.
朝飯.
しかしながら,
すこし食欲回復.
コーヒー.
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0900,
進化植物学研究会
の第二日目,
最初は京大の水町さん.
食害にさらされたコナラ稚樹の補償・防御の応答を調べる室内実験.
補償 (食われた分を「復旧」すること)
についてのデータ解析の結果は面白そうだったんだけど,
意味がいまいちよくわからなかったので,
あとで詳しく教えていただいたのだが
……
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虫に食われても食われなくても二次フラッシュまで
やることが多い
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虫に食われてると三次以上のフラッシュをする確率が高まり,
このときに「寸づまり」な伸びとなる
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これらが土壌栄養分に左右される
という応答なようで.
ふーむ.
松木さんコメントによると,
野外では (環境によっては)
補償で新しい葉っぱだしても片っぱしから食われてしまって,
ぜんぜん補償になってない,
という状況もあるそーで.
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次は道立林試の大野さん,
フユシャクガ
(10 年周期で大発生)
に食われた
ウダイカンバ
の枝はどういう状況で枯れるか,
という研究.
どうも水ストレスが重要であるらしく,
枝のついてる高さに依存して枯死確率が増大する,
という推定になってた.
キャビテイションとの関連について城田さんがコメントし,
枝先よりもうちょい根元方向で「つまって」いるから,
そういうふうに枝ごと枯れる,
となってるんでは,
とのご指摘.
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次もフユシャクガ & ウダイカンバなハナシで,
道立林試 PD の松木さん.
樹木の育ってる環境が樹木の葉の性質を決定し,
それが虫の密度を決めている,
というようなハナシなんだけど
……
空間構造を重視するワタシとしては,
あまり移動分散しないフユシャクガ
(とゆーのも,成虫メスには羽がなくて飛べない
…… 幼虫は「糸による飛翔」を実現してるそうですが)
が作った空間相関みたいなもののほうが重要では,
というような指摘をしてみたのだけど,
博識かつおそるべき機転をほこる松木さんと論争して勝てるはずもなく,
「虫の個体群動態の空間パターン反映説」
は却下されてしまった.
うう.
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本日の研究発表はここまで.
ここの研究室の西村さんや他の大学院生たちの尽力で,
今回の進化植物学研究会も無事に終了し,
1150 ごろおひらきとなった.
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かたづけをしてから,
1225 夕張発.
また高速道路経由で
1400 研究室着.
車中 1.5 時間のあいだ,
女性大学院生会話ををいろいろと傍聴させられることに.
「ぜったいにぎょーむ日誌とかに書いたらダメですよ」
「もちろんです.私はオソれを知る人間です」
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荷物をおいて
1410 研究室発.
1430 帰宅.
昼飯.
いきなり
2 時間昏睡.
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食料がつきているので,
ふらふらと買いものなどに出る.
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アタマもふらふらするよーな気がするので体温測定 1900.
38.5°C
……
いかん.
悪化してる.
また寝る.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0740):
「ひまわり」
食堂でバイキング形式の朝飯.
和食.
- 昼 (1440):
パン屋「北欧」バゲット.
- 晩 (2130):
パン屋「北欧」バゲット.