ぎょーむ日誌 2005-03-05
2005 年 03 月 05 日 (土)
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0700 起床.
体温 37.0°C.
朝飯すこし食って薬のむ.
時間あるので洗濯.
その間,
ベッド上で横になる.
0845 自宅発.
晴.
0900 研究室着.
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西村さんの軽自動車にのせていただいて
0935 北大前発.
高速道路経由
(あいかわらず道東自動車道はすかすか --- 札幌市内-夕張 1650 円).
「とばし屋」女性大学院生たちの会話にひるむ.
1125 夕張市中心部に到達
(あいかわらずサビれている).
石切神社階段途中にある「藤乃屋」で昼飯.
風邪ぎみだったのは少しマシになってきたかんぢだ.
1210 会場である
「ひまわり」
(もと夕張北高校)
着.
道内外から 30 人ばかりあつまる.
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1300 より
進化植物学研究会
開始.
最初は京大の森さんで御岳の標高 2000m ぐらいの斜面上の
Abies
と
Picea
の成長・生残・更新の解析.
Abies
の sapling は広葉樹ダケカンバの「北側」が好きなんでは
(落葉期には日あたりがいいから),
というようなハナシなんかも.
あとで山のような
論文別刷
をいただく.
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次は筑波大の大橋さん,
マルハナバチの行動が花粉運搬に与える影響,
というかかなりマルハナバチよりなハナシ.
株内の行動を追跡すると,
けっこう「ものわすれ」がはげしいように思えるのだが
……
室内実験で株をいろいろな配置においてやると,
この株間移動については苦闘の試行錯誤のすえ,
かなり効率のよい巡回経路を発見・記憶してしまう,
という性質が示された.
これに関連するシミュレイション研究,
とか.
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本日の最後は北大の生態遺伝の山岸さん.
コロラドロッキーの標高間ならびに局所的な遺伝的分化 (カタクリ),
それから十勝平野の孤立分断林の遺伝的多様性 (オオバナノエンレイソウ).
前者に関してはこちらの講座の平尾君の研究によく似たわくぐみの
ハナシなんだけど
……
この
FST
を計算するような一連のハナシ,
何かもう少し集団動態モデルなんかと連動させたりできないのだろうか
(ある遺伝的分化度を平衡状態 (うーむ) で実現するような集団動態モデル,
とか),
とつねづね思っているわけですが.
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1700 ごろひとまず本日の部終了.
晩飯の時間まで,
大橋さん・石井さんがマルハナバチおたく対談やってるのを,
横で拝聴する.
これまたすごくおもしろい.
カナダでは農家用のマルハナバチ製造販売会社によって
人工選択がおこなわれてる系統を実検に使ったりしたんだけど,
そいつらは子どもをたくさん産む方向に選抜されていて,
かならずしも働きものではない,
とか.
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1830 晩飯.
体調いまいちなんで,
晩飯もひかえめに.
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2000 より懇親会.
おもに北大の農学部・造林からきたヒトたちと話す.
北大農学部の学生・院生さんたちは,
ヘンなヒトが多くて面白い.
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2400 すぎ,
寝る.
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[今日の食卓]
- 朝 (0720):
ニラ・ショウガ・ワカメ・豆腐のスープ.
リンゴ.
- 昼 (1140):
夕張でもっとも有名 (?) なる蕎麦屋,
藤乃屋.
名物のカレーそば.
840 円.
[カレーそば]
こういうのです.
夕張名物,
とでもいうべきか.
- 晩 (1850):
「ひまわり」食堂で晩飯.
バイキング形式.