ぎょーむ日誌 2005-01-29
2005 年 01 月 29 日 (土)
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0940 起床.
朝飯.
コーヒー.
洗濯.
怠業.
怠業.
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昼飯くってから
1320 自宅発.
曇というか雨?
気温高い.
1330 クラーク会館地下
理髪店.
こんでたので本など読みつつ一時間ほど待つ.
散髪そのものは 45 分ほど.
2625 円.
1530 研究室着.
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図書館でかりてきた
柳川ノンパラメトリック本
読み
(これまた絶版本なんだけど).
以前から
粕谷さんご指摘
しておられるように,
「母分散が等しくないとき」
Mann-Whitney U 検定など位置パラメーターの検定はできない
(通俗的統計学本とかで
「不等分散でもノンパラメトリック検定できる」
などとあるのはまちがいである).
で,
柳川本を読んでみていまさらながらにして,
その理由が理解できた.
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順位統計量にもとづく検定というわくぐみそのものは,
必ずしももと集団に等しいばらつきを常に要請しているわけではない
(尺度パラメーターに関する Siegel-Tukey 検定などもある)
……
では,
なぜ分散ひとしくない集団から得られた二標本に
Wilcoxon だの Mann-Whitney だのの検定ができないのか?
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答えは簡単で,
位置パラメーターに関する
検定統計量の危険率の計算,
言うところの P 値の数値計算の実際の手順において
「母分散は等しい」
を大前提としているからである.
したがって,
どうしても不等分散状況化で位置パラメーターの
ノンパラメトリック検定やりたきゃ,
そういう状況に合致した P 値計算方法を考案すればよろしい,
ということになる.
ま,
無理だろうけど
(……
と書いてしばらくしてから「条件付さんぷりんぐ?」
というコトバが脳内で明滅した).
あ,
「大標本数のもとでの統計検定量の正規分布近似」
なんて手口もあるから,
それを不等分散にしてみる?
もう何やってんのかわけわからんね.
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というふうに,
生態学の統計学的データ解析における
旧来的な
(比喩的に言えば,
巻末 P 値表を参照するような)
ノンパラメトリック検定はオワっていくのでありましょう
(一部の敬虔なる「のんぱらめとりっくは万能」信者たちをその道づれにしつつ).
むろん bootstrap な方法あれこれは
これからも使われつづけるだろうし,
また別の「分布の関数型を特定しない」方法
(おそらく最尤法などにもとづく)
もいろいろと試されていくんだろうけど.
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1840 研究室発.
あいかわらず雨.
先日ズボンやぶれたんで東区北 7 のユニクロで替えを調達.
これはけっこうみじめな体験というか
……
胴まわり 85cm ぐらいなんだけど股下 79cm というところで
(蛇足ながら身長は 177cm),
後者のほうが短いってのはひどくまぬけな気にさせられる.
1990 円 × 2 本.
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その店の横にけっこうでかい Book-off があるのを発見.
のぞいてみる.
札幌市東区区役所周辺って,
JR 札幌駅から直線距離で 1000m ぐらいしか離れてないのに,
こういう「郊外型」の土地の使われかたしてんだよね.
歩道車道せまく除雪された雪が堆積して山道のごとく
細くなって起伏が生じた道を上下しつつ
(最後に創成川をざぶざぶと渡渉して)
北区にたどりつく.
2100 帰宅.
体重 74.2kg.
晩飯.
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[今日の運動]
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 5 ×
3 回.
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[今日の食卓]
- 朝 (1000):
リンゴ.
- 昼 (1300):
スパゲッティー.
ハクサイ・ジャガイモ・ニンジン・ブナシメジ・豆腐
のシチュー.
- 晩 (2200):
蕎麦.
ワカメスープ.
モヤシ・ピーマン・ニラの炒めもの.