ぎょーむ日誌 2005-01-24
2005 年 01 月 24 日 (月)
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0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
0910 自宅発.
晴.
0920 研究室着.
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ぱいぷ樹木原稿なおし.
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なにやらおかしげな予算申請にまきこまれつつあり.
またしても.
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昼飯.
昼飯後に雪のふる中を農学部へ.
ついでに北大生協で plotnet 面妖予算消耗のために購入された
GIS ソフトウェアうけとる
……
これがまた予想外に重くてかさばるハコで閉口した.
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1300 より鍋嶋さんの D 論公聴会.
苫小牧でキビしい練習をへてきた,
と思わせる内容でありました.
副査の一人,
甲山さんが論文原稿よく読んでない質問でもって
誠実なる講演者を困惑させたりするんで,
見てるほうがはらはらさせられる.
別のヒトの質問で「繁殖が直径成長に与える影響は?」
はありがちながら難問
……
観測データないんで,
これは「年」をランダム変量とするしかないかなぁ.
二重積分になっちまうが
……
いや,
確率分布のたたみこみを利用すれば積分いっぱつでケリがつくか?
終了後,
鍋嶋博士 talk を聞くためにあちこちから集まった人たちと雑談.
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いったん研究室にもどってむちゃ重い GIS ハコを発注者たる
赤坂君のところにほうりこむ.
午前のへんてこ申請案件はそれほど危険性ないかも,
というような情報が.
しかしそれでも,
わーど書類は提出させられることになりそう.
いやはや.
1445 ふたたび研究室発.
外はあいかわらずの雪.
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1505 低温研着.
低温研「ちゃらんけ」との
合同セミナー
なんだが
……
地環研から来たのは合計 3 人.
本日は演題ふたつ.
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一人目は低温研の原さん.
いつもの
「日焼けは植物によくありません」
ハナシ.
北方林では幼木は光阻害死するからギャップ更新できないはず,
というもの.
しかも地球環境変動たるカムチャツカ乾燥化
(これがホントならこっちのほうが大発見なんだが
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根拠は「氷河が後退してるから」だってさ)
に促進された劇ヘンだとか.
だったら,
より水条件きびしく直射日光にさらされてる林冠木の葉群は
なんでもっとぼろぼろにならないの?
とつっこもうとしたら
(これは誰にとっても当然の疑問なんで)
先に質問されてしまった.
明確な回答なくいづれ愛する分子生物学で解明する,
とのこと.
まあ,
たぶんこのあたりはさまつなことで,
本講演のポイントは
(これまた恒例)
合計 10 分以上ついやす
「自分にはたくさん友だちがいます」
投影資料たちの詳解だったのだろうけど.
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二人目は無所属 (本人談) の小泉君で,
オショロコマ
のメタ個体群モデル,
を構築できるよーなデータ集め・解析,
そしてシミュレイションによる絶滅までの平均待ち時間計算.
「恩師」
前川さん
の「釣人は良い研究者になれません!」断定の御真影つき引用から始まる.
遺伝子頻度の観点から「均質」と思われる複数局所個体群の変動が
けっこうばらばら,
というのは興味ぶかい
……
がこの現象はそれこそ個体ベイスモデルとかで解析せんとわからんかも.
各集団で遺伝子組成が「違わない」ようにするプロセスが難しそう.
支流分断想定のもとでの絶滅評価シミュレイション,
やけにわらわら破滅していくと思ったら,
なんだか人工的に広域同調な環境振動もいれちゃったとのことで.
ふーむ
……
メタ個体群ねだやしにすんのはたいへんだからねぇ.
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また北大構内縦断して研究室にもどる.
時刻は 1720.
また M2 立花さんと遺伝学相談.
四倍体は tetraploid とのこと
(同型四倍体は autotetraploid).
本日わかったこと.
2N vs 4N の heterozygosity 勝負は,
haploid 無限集団が同じでも
N が同じ有限集団なら 4N が常に勝ち.
サンプル数多いってのと等価だから.
そして大雪山中の 4N クローナル増殖集団は
「個体内多様性」が集団全体の ``heterozygosity''
維持に重要だと示された.
立花さんのど根性ゑくせる手動計算にまちがいなければ
……
どうしてよりによってゑくせるなんだろうね.
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2110 研究室発.
2130 帰宅.
運動.
晩飯.
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[今日の運動]
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エアロバイク 50 分間.
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 5 ×
3 回.
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[今日の食卓]
- 朝 (0820):
米麦 0.7 合.
チンゲンサイ・マイタケ・豆腐の炒めもの.
- 昼 (1200):
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
チンゲンサイ・マイタケ・豆腐の炒めもの.
- 晩 (2210):
米麦 1.0 合.
サバのショウガ煮.
ダイコン・ブナシメジ・ワカメ・コンブ・豆腐の味噌汁.