ぎょーむ日誌 2004-11-19
2004 年 11 月 19 日 (金)
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0930 起床.
朝飯.
コーヒー.
1050 自宅発.
晴.
1100 研究室着.
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苫小牧直径成長モデルの推定計算,
もうちょい改良ができないかの検討の続き
……
で完全に一日が終わってしまった.
それ自体は別に悪くはないんだけど,
ここしばらくへろへろぎみなのに
難しい問題解決にいどむのはけっこうキツいのである.
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最初にやったのは,
代謝気象値を選抜するときに
樹木サイズあり・なし両方のモデルでの評価も考慮する,
というもの.
これは時間がかかるわりには結果はへぼへぼだった.
つまり,
驚くべきことに,
個々のサイズは集団全体にとってはそれほど重要な情報ではない,
ということのよーで.
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という言いかたがヘンであるなら,
あちこちイヤらしく交絡しまくる生態学的データであっても,
さすがにサイズと気象変量は独立でした,
というだけのことかも.
独立性は有り難いことですなぁ.
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次の策
……
のために,
どの気象値でも評価できるような汎用関数を準備せねばならぬ.
これが面倒面倒なもので.
推定結果オブジェクト
(と言っても単なる
list()
にすぎないところが問題なのだが)
のふるまいをすっきり書けん.
たぶん,
これって本来はおぶぢぇくと指向 in
R
を導入せんといかん局面ではなかろーか.
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で,
すっきり書けんのですっきりしないバグとかが残存していたり.
おぶぢぇくとのコピーに際してコピーすべき内容とそうでないものの
峻別がくりちかるなのである
……
といらいらさせられるデバグを切りぬける.
このあたりきちがいじみている.
バグの存在をかぎつける感覚,
存在証明の技法といったあたり.
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とは言うものの,
プログラムのバグとりに関して,
うまくやっていると思ったことは一度もない.
まだまだ工夫が必要だ.
特に R プログラミングはバグとりが難しいと
思える場合がよくある.
たとえばクラス変換だとか,
トレイスをどうやったらいいかよくわからんとか
……
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と書いて R で
?trace
とへるぷを呼びだすと出てきた.
あるぢゃん,
trace
……
ふーむ.
RjpWiki
にも
関数のデバッグ
なる項目はある.
いまいちぴんとこないけど,
いろいろ試してみるほかあるまい.
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どうもケガれ言語 Perl の
use Carp;
ごとき「やかましい警告」を期待してるのかもしれんなぁ.
だとすると邪道っぽいような気がする.
正道的には例外処理か?
r-help exception handling
と検索してみると,
これまた無いわけではない,
というような.
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ともあれ,
バグはとれて気象値選抜の汎用関数はできた.
計算させてみると,
代謝気象値・光合成気象値どちらを先に選抜させても
それほどあてはまりに関しては変わりがないような.
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結局のところ,
降水量残存影響をあらわすパラメーター,
こいつの range を限定してしまうがごとき,
にせべいず推定な操作がどうしても必要なようで
(これはなぜそうなってしまうのか定量的に示せるだろう).
それっぽい領域は以前からわかっている.
ということで,
結局はここを中心にみることに
……
といったメイルやりとり.
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過去数日間の騒乱をもたらした問題に解決のスジみちはつきつつある
……
めでたしめでたし,
ということで本日もへろへろと撤退.
1930 研究室発.
1950 帰宅.
体重 73.2kg.
晩飯.
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お.
推定計算結果の consistency にキビしい苫小牧ボスより
ご指摘メイル.
ふーむ
……
そのあたりの首尾一貫性の追及は,
むしろ今まで放置されてきた気象フィルター探索の
高解像度化でしょう,
という方針で調べてみる.
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安直探索法のおかげで,
気象値の可能な組み合わせ数が
1458 セット → 12288 セットに増えても計算時間は
10 分 → 30 分となるだけ.
ぢつに安直だ.
安直すぎる.
危険だ.
それはともかく,
このあたりは予想どーりと言いますか,
やはり高解像度化によってイタヤカエデとオオモミジは
「ほぼ同じ」
気象フィルター使ってよいとわかった.
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[今日の運動]
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腹筋運動 30 ×
3 回.
腕立ふせ 5 ×
3 回.
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[今日の食卓]
- 朝 (1020):
リンゴ.
食欲なし.
- 昼 (1430):
研究室お茶部屋.
誰かが炊いた飯 0.8 合.
北大生協で買ったレトルトパウチドカレー
81 円.
- 晩 (2030):
米麦 0.8 合.
ハクサイ・ニンジン・ネギ・カツオブシの味噌汁.
ダイコンのキムチの素づけ.