ぎょーむ日誌 2004-06-04
2004 年 06 月 04 日 (金)
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0900 起床.
朝飯.
コーヒー.
0950 自宅発.
晴.
1000 研究室着.
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まずは釧路大会小雑用とか.
いーかげんにこういう「変更してください」
メイルだすのはよせ.
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口頭発表一覧の修正.
D3 平尾君を傭ってチェックしてもらう
……
おお,また間違いがぼろぼろと.
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なぜか Matt とまたアヤしげなる熱帯林計算問題議論
……
こんどは保全地立地計画 (確率論的) 最適化の計算問題.
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苫小牧の村上さんが来たので,
いっしょに昼飯に出る.
北大祭がはじまっており,
留学生屋台が近くにでている.
カレーを買って農学部前の芝生で食う.
村上さんから苫小牧ハナシあれこれ伺う.
なんでも同研究林は F 層 (E 層だったか?)
のすぐ下に火砕流で敷きつめられて水が通らない層があり,
それゆえに地下水位が高いんだとか.
村上さんはその火砕流層の「表面」を流れる地下河川群
に集まる POM 食うバクテリアなめるためにごそごそと嫌気ワールドに降りてくる地下カワゲラとかに興味あるそーで
……
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赤坂君・平林さんと作図問題の検討.
宣教師殿から
\includegraphics[clip]{EPS ファイル}
なる postscript まわりの黒魔術を教えてもらう.
つまり clip
オプションのおかげでもって
BoundingBox
で切り取られる.
おっと,
平尾君がみつけてくれた間違いあれこれを修正してまわらなくては.
これは手作業になる.
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とりあえず赤坂君の釧路市内図をとりこもうとするんだが
……
Adobe Illustrator は意味もなく数メガバイトもあるよーな
巨大 EPS ファイルを吐く
(あとでこれは EPS ver.10 であるため,とわかった).
しょうがないんで,
○○ (言論統制されてる) な GIS ソフトウェアが生成した
EPS ファイル (これは EPS ver.3; file size は 28KB)
を読みこむことにする
……
やはり文字とかはダメかい.
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しょうがないんで,
LaTeX わざを駆使して文字をいれねばなるまい,
と覚悟をカタめる.
いろいろ調べてみたり実験したり.
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1700 から 1800 すぎまで研究科のセミナーに出席.
本日は生態遺伝学講座の新助教授である三浦徹さんの
Evo-Dev (evolutionary development)
とゆーか Eco-Dev なハナシの概説.
昆虫の表現型多型 (polyphenism)
あれこれの紹介で
……
コウグシロアリの個体発生 & カースト分化の関連
(これはメスオスともに worker になる),
オオツノアリ soldier の大顎形成と negative feedback,
ツヤオズアリ (メスは 2n)
& トゲオオハリアリの細胞自殺 (アポトーシス) による無翅化,
アブラムシの生活史多型
とくに胚発生段階での共存バクテリアの取りこみ過程,
などなど.
形態形成にどういう遺伝子が関与してるか,
は mRNA みたりする技法で特定できるよーになってるそうで.
で,
今日のハナシはいわゆる「至近要因」に注目します,
ということでまさにそのとおりだったわけだが
……
導入部分で「窮極要因」としてあげられてた
Hamilton 則とはリンクは何もなさそう
(私はそういうハナシがあるのかもと憶測してた).
そもそも今日あげられた社会性昆虫の例では,
この「法則」とやらが適用されないのもけっこうあるぢゃん
(オス worker だの 2n メスだの).
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社会性昆虫,
じつは観察報告が増えるにつれて
「ハナシ」はどんどん崩壊してるんぢゃないか
……
まあ,
生物学ではこれがむしろ健全なる発展過程という気もするんだけど.
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夜になってから EPS ファイルへの「文字いれ」
にとりくんでみる.
赤坂君が作った原図はこんなかんぢで.
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文字と重ねるには以下のごとし.
OS 依存な文字コード・フォント問題はこれで回避できる.
かなり大まわりな回避だけど.
\setlength{\unitlength}{0.1mm}%
\begin{center} %-----------------------------------------------------------------------
\begin{picture}(0,0)
\includegraphics[width=140mm,clip]{figure/citymap.eps}
\end{picture}%
\begin{picture}(1400,1000)
\put(880,950){\makebox(0,0){\gtfamily\sffamily JR 釧路駅}}
\put(-185,320){\colorbox{white}{
\picboxR{48mm}{
釧路市観光国際交流センター
\\
\scriptsize
(シンポジウム・ポスター・自由集会)
}
}}
\put(-65,530){\colorbox{white}{
\picboxR{36mm}{
釧路プリンスホテル
\\
\scriptsize
(口頭発表・自由集会・懇親会)
}
}}
\put(780,780){\colorbox{white}{
\picbox{28mm}{
\scriptsize
バスターミナル
\\
(くしろバス・阿寒バス)
}
}}
\put(800,350){\colorbox{white}{
\picbox{16mm}{
\scriptsize
くしろバス停
\\
釧路十字街
}
}}
\put(455,805){\colorbox{white}{\gtfamily\scriptsize 和商市場}}
\put(590,500){\colorbox{white}{\gtfamily\scriptsize 北洋銀行}}
\put(1300,420){\colorbox{white}{\gtfamily\sffamily\tiny 国道 44 号線}}
\put(-050,420){\colorbox{white}{\gtfamily\sffamily\tiny 国道 38 号線}}
\put(100,160){\makebox(0,0){\gtfamily\scriptsize 釧路川}}
\put(750,50){\makebox(0,0){\gtfamily\sffamily\tiny 国道 38 号線ロータリー}}
\put(510,125){\makebox(0,0){\gtfamily\sffamily\scriptsize フィッシャーマンズワーフ MOO}}
\put(1300,50){\makebox(0,0){\gtfamily\tiny 500m}}
\put(1350,810){\makebox(0,0){\gtfamily\tiny 至根室}}
\put(1400,1000){\makebox(0,0){\textcolor{white}{上}}} % a dummy for dvipdfm
\put(0000,0000){\makebox(0,0){\textcolor{white}{下}}} % a dummy for dvipdfm
\end{picture}
\end{center} %-------------------------------------------------------------------------
ここでは白ぬき枠生成のため
\colorbox
使ってるんで
\usepackage{color}
が必要である.
\picbox
&
\picboxR
の定義はこう.
\newcommand{\picbox}[2]{\begin{minipage}{#1}\gtfamily #2\end{minipage}}
\newcommand{\picboxR}[2]{
\picbox{#1}{\begin{flushright} #2 \end{flushright}}
}
すると,
こういうふうに文字の入ったのができる
(後記:
マクロつかうとも少しだけ記述がすっきりする;
翌日のぎょーむ日誌参照).
xdvi
による preview がうまくいかんので
(おそらく \colorbox
あるため),
dvips
して
gv
(ghostscript viewer
)
でみる.
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けっこうばてばて.
広域図の vector 化はまだなんで,
とりあえずスキャナとりこみ画像ファイルを小さくして,
さらに
jpeg2ps
(これはよい!)
で postscript ファイル化する.
しかし,
広域図といっても釧路市と釧路空港と釧路湿原の位置関係さえ
わかりゃーいいんだが.
だってそれ以外なにもないもん.
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Illustrator 実験を少しやってから
2340 研究室発.
2400 帰宅.
体重 73.4kg.
晩飯.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝:
食ってない.
- 昼 (1230):
北大祭の留学生屋台で買ったインドカレー.
村上さんと農学部前で食う.
- 晩 (2430):
「北欧」バゲット.
ニラ・エノキダケの炒めもの.
トマト.