ぎょーむ日誌 2003-11-11
2003 年 11 月 11 日 (火)
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0700 起床.
朝飯.
コーヒー.
0810 自宅発.
曇.
0820 研究室着.
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やるべきことの整理.
こんなところでスケジューリング破綻してる場合でない.
生態遺伝の木村さんからお電話砲撃.
最後は木村さんが全体のまとめをやる,
と.
苫小牧の鍋嶋さんからメイル.
借金取りの日は本日ではなく明後日
……
助かった.
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論文セミナー用の
ペイジ
を準備してみたり.
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大澤君から
glmmML()
の計算がうまくいかん,
という報告.
これって start.sigma
なるランダム変量のばらつき具合の初期値に
依存して結果が変わるからなぁ
……
手直しして昼飯.
え?
やはりうまくいかない?
ということでまた改良.
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1300 より
講座セミナー,
今日は M1 立花さんのミミコウモリ
(といっても蝙蝠ではなく多年生植物)
のハナシ.
どうも個体群動態的なことをやろうとしておられるよーで
……
まあ,
ミミコウモリもコモチミミコウモリも
かなり高密度に生えてるみたいだし (50-200 個体 /m² ??)
データはいろいろとってるようだから,
何かできるかも.
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また
glmmML()
がうまくいってないか
……
で,
一時間以上を費して調べてみたところ,
そもそもの原因は私のつまらんプログラミングミスにあった,
と気づいた.
阿呆だなあ.
「めんどーは終った終った」と気がゆるんでた.
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glmmML
のランダム変量のばらつきの初期値である start.sigma
はそれなりに注意して選ばなければならない.
エラー吐いて止まった場合には,
計算がうまくいった事例
(同じデータを使った解析……でないとたぶん無意味)
との比較で考える.
もしうまくいった場合より変数の個数が増えてるなら
start.sigma
はより小さくしたほうが良さそう.
逆に,
減っているなら大きくする,
というかんぢで.
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城田さんからシベリアシンポジウムの
案内
いただく
……
城田さんの雇用者たちはハリきっておられるようですなあ.
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BiBTeX
の .bst
ファイルの改竄作業にとりくむ.
最初は
apalike.bst
をちょっと修正すればいいか,
と思ってたんだけど
……
これでは
natbib
の \citep*{文献 key}
などのような *
つき引用がうまくいかない,
とわかったので,
natbib/plainnat.bst
を基本として,
apalike.bst
ふうな出力を生成できるように改造してみる.
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BiBTeX の出力書式を決める
.bst
はプログラミング言語というかマクロってのは
「どこのひねくれものが
こんなわかりにくい構造をわざわざ設計しやがったんだ?」
と言いたくなるような最悪の中の最悪のしろものであるが
(いま調べたら,
BiBTeX 作ったのは数学者の Oren Patashnik
とわかった;
あの
コンクリート数学本
の;
さすがわ数学者というべきか;
まあ,LaTeX の Leslie Lamport も数学者だけどね)
……
狂ってるとしか評しようがないかかる世界であっても,
切り貼りプログラミングとかならなんとかなりそう,
と考えてるいいかげんな自分自身を発見したのであった
(いま少し理性的な bst
カスタマイズの説明は
よそのサイト など参照).
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ともあれ改竄作業はうまくいったかのように見える.
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大澤君からまた指摘があり,
glmmML()
の挙動が少しヘンではないか,
とのこと
……
これは私もヘンだと思ったんだけど,
ちょっと調べてみると,
どうもソフトウェアがヘンなのではなく,
むしろ私が一般化線形混合モデル (GLMM) だけでなく
一般化線形モデル (GLM) における
推定値の挙動をまだまだ理解してない,
ってことに起因する混乱らしい,
とわかった.
後日このへん整理できたら再掲,
ってことで.
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2020 研究室発.
2030 帰宅.
体重 71.4kg.
晩飯.
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2340 消灯.
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[今日の素読]
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Salsburg, D. 2001.
``
The Lady Tasting Tea
-- How statistics revolutionized science
in the twentieth century''.
Owl Book.
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Chapter 19. If You Want The Best Person ...
- The contributions of women
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As the twentieth century progressed, the situation began
to change. Jerzy Neyman, in particular, was helpful and
encouraging to many women, supervising their Ph.D. thesis,
publishing papers jointly with them, and finding prominent
places for them in the academic community. By the 1990s,
when I attended national meetings of the statistical
societies, about half the attendees were women. Women are
prominent in the American Statistical Association, the
Biometric Society, the Royal Statistical Society, and the
Institute of Mathematical Statistics. They are not yet
equally represented with men, however. About 30 percent
of the articles published in the statistical journals
have one or more female authors, and only 13 percent of
the members of the American Statistical Association who
have been honored as fellows are women. This disparity
is changing. In the last years of the twentieth century,
the female half of the human race showed that it is
capable of great mathematical activity.
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By 1946, Cox's Department of Applied Statistics had been
so successful that Frank Graham was able to establish a
department of mathematical statistics at the University
of North Carolina in Chapel Hill, and soon afterward
a department of biostatistics. The ``triangle'' of North
Carolina State, University of North Carolina, and Duke
University has become a center of statistical research,
spawning private research firms that draw upon the
expertise of these schools. The world that Gertude Cox
wrought has dwarfed the creation of her teacher, George
Snedecor.
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[今日の運動]
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[今日の食卓]
- 朝 (0720):
シリアル.
- 昼 (1230):
弁当.
研究室お茶部屋.
米麦 0.7 合.
キャベツ・タマネギ・ニンジン・ジャガイモ・豆腐のシチュー.
- 晩 (2130):
米麦 0.7 合.
キャベツ・タマネギ・ニンジン・ジャガイモ・豆腐のシチュー.