ぎょーむ日誌 2003-08-30
2003 年 08 月 30 日 (土)
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1030 起床.
羊肉たべすぎで朝飯くう気がしない
……
まぬけだ.
コーヒー.
1155 自宅発.
晴.
1205 研究室着.
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電気盆栽.
死にパイプ問題をもとの現象論的なモデル
(死にパイプの回収可能部分はその場の断面積に依存する,
というもの)
にもどす.
というか,
もともと何がまっとうなモデルなのかわからぬ世界だ.
材木用語でいうと,
Abies
の辺材→心材あるいは通導部分→非通導部分
への転換速度は何で決まるか,
という問題なんだよね.
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夜になってから北大構内走にでてみたり.
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で,
朝昼メシぬきなんでそろそろ帰ろうかとしたところ,
赤坂君から統計学質問.
いろいろやっていくうちに
R
の世界に
……
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こういうふうに院生からの質問をいっしょに考えていると,
いろいろと基本的なことが勉強できてなかなかよい.
R のめんどうなところの一つとして,
「似て非なるデータ構造がいくつもある」
というところだ
……
vector, list, matrix, table, dataframe.
しかもこいつら
(仮に配列一族とでも呼ぶか)
は相互に無関係なのではなくて,
あれこれ連関してるところがなんとも.
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今晩わかったのは
(どれもホントに基本的なことばかりなんだが)
……
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配列一族の R オブジェクトを
c(...)
で vector 化すると,
それは「展開」されてしまう
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展開したくなかったら
list(...)
にオブジェクトを格納する
(reference だけが格納される)
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ところが
既存の list に新しいエレメントを追加したい場合は
c(...)
を使う:
list.x <- c(list.x, a.new.element)
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このとき
a.new.element
を展開したくなければ
list.x <- c(list.x, list(a.new.element))
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vector に関してはもちろろん
vector.x <- c(vector.x, a.new.element)
でよい
(たぶん何もかも展開されてしまう)
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vector でも list でも
for (element in array) { ... }
構文が使える
(dataframe とかでも? …… あまり意味ないか)
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ということで vector と list の違いが多少はわかってきた.
まだ間違ってるかもしれない.
それから
for
とか使うのは,
あまり R 的ではないような気がする.
とはいえ,
何もかも apply
族
(sapply
, lapply
, tapply
)
でやるのはなあ
……
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時刻はすでに 2530.
おお 24 時間以上絶食するのは久しぶりだ.
しかしそれほど空腹ではない.
羊肉ぱわーおそるべし.
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帰ろうとすると M2 大澤君の C-N だのフェノール・タンニンだの
けみかる問題にトラップされる
……
モノとりに走ってしまうのは科学のひとつの方向性ではあるけれど,
防御物質の生態学的問題でそれをやるのはしんどそうだ,
という印象がある.
シグナル分子とかだったら「発生した・しなかった」
「応答した・しなかった」
というゼロ-イチ問題に帰着されるのでまだラクそうな気がする.
ところが防御物質は炭素なやつだろうが窒素なやつだろうが,
量的な関係を特定しなければならない.
ところが野外からのサンプルでそれをやろうとすると,
わけのわからんノイズだの季節変動だのに直面してしまうわけで.
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2610 研究室発.
いやはや.
2620 帰宅.
体重 70.6kg.
さすがに 28 時間絶食すると体重おちる.
晩飯.
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[今日の素読]
……
は休み
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[今日の運動]
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北大構内走 1910-1945.
ストレッチング.
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[今日の食卓]
- 朝・昼:
食ってない.
- 晩 (2640):
米麦 0.7 合.
キャベツ・ニンジン・エノキダケ・豆腐・煮干の味噌汁.