ぎょーむ日誌 2003-03-12
2003 年 03 月 12 日 (水)
- 0820 起床.
コーヒー.
ばたばたと出発の準備.
0850 自宅発.
晴.
0900 研究室着.
- PipeTree 計算はもうちょいだな
……
やりなおしだ.
計算は今日の午後に終わるだろうけど,
結果を見れるのは金曜日の夜だ.
- 母子里用の OHP トランスペアレンシーの準備.
- LaTeX フォント問題がらみの印刷問題でちょっとつまる
……
なんとか間に合った.
1205 かとーオフィス発.
1212 JR 札幌駅着.
名寄までの乗車券 (4200 円) と自由席特急券 (2310 円)
買う.
- 1220 特急サロベツ (稚内行) に乗って札幌発.
3 両編成ディーゼル.
2 日たてつづけで辺境特急に乗れるとは.
駅弁食べる.
そういや朝飯はけっきょく食っていなかったな.
- 母子里予習をしたり統計学本など読んでるうちに
1456 名寄着.
ここから日本で一番寒い母子里まで JR バスなんだが
……
一日に 4 本しかない.
1 時間以上待たねばならぬ.
まぁ,
これは事前に調べてたんだけどね.
道北を旅するには時間的なよゆーをよぶんに取らなくては.
- 待合室でまた統計学本など読む.
電力窃盗できん
……
たぶん道北のこのあたりはまだ電気が届いていないんだろう.
1610 JR バス幌加内行きに乗って JR 名寄駅発.
みごとに人口密度の低いところで,
バス停名も○○商店前だの○○宅 (個人の家)
だの.
1658 母子里着.
ここまで 570 円.
曇って雪もふってきた.
- ひとかげのまったくない広野のただなかで途方にくれそうになったのだが
(ばたばたしていて事前に
雨龍研究林
の精確な位置を調べていなかった),
よく見るとバス停から 100m ばかり離れたところに木立の中に
庁舎が建っていた.
- 1705 雨龍研究林庁舎着.
事務のかたに部屋など教えてもらう.
- ようやく電力窃盗できる場所をみつけたので,
上のような愚かしいことを書いていると
1630 ごろ紋別見物に言ってたバスが帰ってきた.
学部一年生ども 30 名弱と引率のみなさんがぞろぞろと.
植村さんほか関係者にご挨拶して,
「2002 年度一般教育演習: 北海道北部・冬の自然と人々のくらし」
に合流する.
4700 円の参加費支払う
……
そう,
これはタダではない.
- 1750 晩飯.
雨龍研究林においても「とにかくたくさん出す」
という研究林 (演習林) メシの伝統がまもられているとわかった.
- 1900 から講義室で議論などなど.
まず私が「ミニレクチャー」
ということで,
小林さん・加藤さん・鯨岡さんからせしめてきた発表資料を
ぱらぱらと示していって
「母子里周辺ではこういう樹木生態学な研究やってます」
と紹介.
- 最後に蛇足で,
私はこういうまぢめな研究ではなく電気盆栽などやって遊んでるだけです,
と ぱいぷ樹木
などをちょろっと見せる
……
聞くヒトたちのことを考えてだいぶ簡単にわかるように説明したつもりなんだが
……
その場では質問とか出なかったなぁ.
あとから質問あったけど.
- 学生さんたちは 4 班にわけられて,
その単位で議論などすることになってるようで.
やろーども 21 名,
女子学生 5 名.
班ごとに「今日の見学で生じた疑問」といったものを出していく.
興部 (おこっぺ) の先鋭的な酪農家 (
ノースプレインファーム
) が印象的だったらしく質問がそこに集中する.
Teaching Assistant (TA) の農学部・畜産の大学院生が
それをかたっぱしからサバいていく.
- これが終わって自由時間なんだけど,
学生さんたちは「明晩に今回の演習のまとめ
『道北の未来』
という題で班ごとに発表ができるように準備しておけ」
といった無理難題を押しつけられて班会議が継続している.
私はサロンで博識なる TA の大学院生さんたちと雑談.
ときどき一年生がやってきては TA の農学系知識を吸収していく.
- 風呂にはいって,
でれでれとぎょーむ日誌書いたり,
統計学本読んでみたり.
- あ,
もう 2330 か.
そろそろ寝るか.
- 生態学会大会
に出発まであと 7 日.
- [今日の食卓]
- 朝 :
くってない
- 昼 (1240):
特急サロベツ内で「SL 弁当」
なるもの食ってみる.
弁当売りおじさんのおススめなんだが,
どこが SL なのか趣旨不明ぎみ
(円筒型おむすびが車輪なのか?).
とくにまずくはなかったけど,
割高感 (1120 円) あるので私はおススめしない.
- 晩 (1800):
雨龍研究林晩飯.
ササミフライとおでん.
おでんはテイブルごとに大型土鍋で出たんだけど
……
ほとんど食べきれん.