ぎょーむ日誌 2003-03-01
2003 年 03 月 01 日 (土)
- 0800 起床.
朝飯.
コーヒー.
- えーい,
もう 3 月になってしまった
……
しかし悪しき習慣と化しつつあるのか,
休日の朝はだらだらとすごしてしまう.
- しかしだらけてばかりもいられないので,
メイル書きなど.
- 昼飯食ってから
1300 自宅発.
曇.
1310 研究室着.
- 樹木のサイズと種子生産量について,
ちょっとだけ調べる.
James Clark
の種子散布モデル (1999) では,
幹の断面積に比例,
としているな.
その根拠となっている
Eric Ribbens
の論文 (1994) によると
……
離散値だけ調べる最尤法では
dbh2
が一番よろしかった,
と
……
げ,
また Pacala 先生とかが関与してるハナシだな,
これは.
- 1420 北大構内走発.
今日は気温が高くあちこち水たまりあって走りにくい.
1500 研究室帰着.
- ひさしぶりに Matrix Population Models (Caswell, 2000)
を見直して,
「生涯に残しうる種子数の期待値」
は純再生産率 (net reproductive rate)
という名前だったと思い出す.
- で,
Caswell 本ではこの純再生産率 (R0 と表記)
と individual fitness の関連について議論されており……
- R0 は個体に関する情報があればよいので
観測データから評価しやすい
- 多くの研究では R0 を適応度としている
- Caswell は R0
を適応度を構成する component と考える
(ESS など調べたい場合には R0 だけでは不可)
- 動態モデルのパラメーターが時間変化する場合には,個体ベイス
で R0 を評価するのが良い
まあ,
こういうことに留意すればよろしいということのよーで.
- ついでながらその節の最後に,
生活史パラメーター間に trade off ごときものがある場合は,
個体ごとに推移行列つくれというようなことが.
そりゃいったい何なのと,
引用されてる文献 (McGraw and Caswell, 1996)
調べてみる
……
うーむ,
どういうつもりなのか?
個体観測されたデータ (この論文では鳥の集団)
から個体それぞれ生涯を行列で表現するのは,
まだいいとして,
だ.
どうして,その固有値を相対化すると「適応度」になるわけ?
- 私は鳥個体たちのこういうデータあるんなら,
もうちっとマシな確率論的モデルが構築できると判断する.
行列モデルでは個体の内部状態依存モデル
(卵産んだら死にやすくなる,とか)
がうまく表現できないための苦肉の策なのか?
- 一般講演 (ポスター発表) の準備とて,
PipeTree の再計算に取り組む
……
うん?
なんか挙動不審だな,
と思ったら,
自作汎用ライブラリにおける考えの足りない改造に原因が
あったと判明.
こういうところにつまずいて時間を浪費する.
- どうにかこうにか計算してくれるようになったので,
とりあえず現状 (パラメーター設定) などを
再確認する試運転にかかる.
- 30 個体計算はとうぶんおわりそうにないので撤退.
2000 研究室発.
2010 帰宅.
体重 72.4kg.
- X における鍵盤設定.
いつもやりかたをど忘れするなぁ
……
設定ファイル
/etc/X11/XF86config-4
の keyboard
項において
Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps"
とすると,
Ctrl と Caps Lock を入れ換えられる.
- 生態学会大会
に出発まであと 18 日 (うち 5 日は出張).
- [今日の運動]
-
北大構内走 1420-1500.
ストレッチング.
- [今日の食卓]
- 朝 (0920):
パン.
コーヒー.
- 昼 (1230):
チンゲンサイ・エリンギの焼きそば.
- 晩 (2130):
米麦 0.7 合.
チンゲンサイ・ブナシメジ・豆腐のカレー.