ぎょーむ日誌 2002-11-02

2002 年 11 月 02 日 (土)

• 1040 起床． 朝飯． コーヒー． シャワー． 1325 自宅発． 晴． 路上に残雪．
• 1340 北大構内で散髪． ここはみょーに丁寧にやるんだよね． 2625 円． 1450 研究室着． 昼飯．
• 三次元円筒問題に再びとりくむ． 屋上の工事がやかましい．
• ふと思いついて 「じつは三次元計算がまったく正しいんだけど， その『外』に何か原因があるんでは」 と発想を切り替えて見直してみると …… ああ， やっぱりそっちのほうに原因があったか! 1530 見てくれがかなりマシになった試験結果がようやく得られる． アタリ判定そのものは昨晩からずっと正しかった， とわかった．

[おおむねよろしい!] これでだいたいうまくいってる．

• 試験運転に失敗していた理由は …… 「周期境界条件」にあった． 「カベ」がせますぎたんだよね． 自分で自分のクビをしめていた， というか． 下の図参照． 上の例ではカベとカベのあいだをひろげただけ．

[「うまくいってない」と思った例] 昨晩は， どーして黄線 (アタリではない，という判定されたもの) が円筒をすぱすぱと貫通しているのか， というナヤミでした ……

[にせ視線問題] 周期境界条件という特性の付与された カベとカベのあいだが狭くて， それを実験者 (つまり私) がすっかり忘れていると， こういうしょーもない問題が発生する …… 実際の視線 (青線) は円筒にあたっていないのに， 始点-終点をつないだ線 (黄色) は あたかも円筒を貫通しているかのように見える．

• とはいえ， まだ細かいハズレも残存してるようで． 場合分けミスだろうな． よく考えてみよう．

[もうちょい] いろいろ計算を試していると， 「あたってないのにアタリと判定」 となってしまう場合がある (いちばん右に出てる赤線とか)， と気づいた．

• …… いかん， 今日いちにちぶんの集中力を1500-1530 のあいだに 使いきってしまったらしてくて， コード見直しに気合いが入らない． お茶部屋に行ってコーヒー飲んだり 道新ながめたり リンゴをかじってみたり．
• 上の図でうまくいってないセンについて 詳しく調べてみると …… なるほど判別用の射影三角形のカタチの問題か． さーて， どうすれば面倒な計算を避けて場合わけできるか …… スカラー大小比較でなんとかなりそうだな．
• 改善． 試運転． よーし， うまくいったみたいだ．

[かんぺき……だといんですが] とりあえず今までのところ これで完全にアタリ・ハズレ判定を やっているように見える．

• そのままお茶部屋雑談モードになって， 晩飯用の幌加内そばをゆでてそのへんのヒトたちと いっしょに食べてみたり．
• 三次元計算みなおしたり， ひどーくマレにしか起こらない事象 (円筒軸と光線の内積が完全にゼロになる場合) についてのコードを追加したり …… とやってるうちに， なぜか明日の 札幌岳 (1293m) 登山に参加することになっていたり …… ああ， ヤマなんか行ってる場合なんだろうか， と困惑しつつ． まぁ， これで 三次元実存基底 Vit の派生たる 三次元円筒 VitCylinder はこれでほぼ 完成したわけだし……
• 明朝 0710 集合なので早く準備しなくては …… 2210 研究室発． 2230 帰宅．
• 山登り装備の準備 …… というより， がらくたの山をひっくりかえして 「無いはずはない」 ものを発掘する作業． やれやれ．
• [今日の素読]
  • 明日からしばらくは 規則正しい生活になるんではなかろうか ……
• [今日の運動]
  • という願望はともかく …… 明日は山登り．
• [今日の食卓]
  • 朝 (1120): 米麦 0.5 合． タマネギ・豆腐の雑炊．
  • 昼 (1500): 研究室お茶部屋． パン． コーヒー．
  • 晩 (1930): 研究室お茶部屋． 幌加内そば．