ぎょーむ日誌 2002-04-26

2002 年 04 月 26 日 (金)

• 0700 起床． シャワー． 0720 自宅発． 晴． 0730 研究室着． 朝飯． コーヒー．
• いつもよりやや早く起きたのはけっこうなコトなんだろうけど， いかんせんアタマの中は寝たまま， であるように思える．
• 半分寝ながら昨日の「ぎょーむ日誌」書く． で， 重要な情報を書き忘れていた． 長谷川宣教師殿にご教示いただいた virus 感染経路について， というもの．
• 近ごろでは大学なんかのメイルサーヴァーには virus フィルターが装着されていて， 外部から来た呪われメイルを遮断するようになっている． では， これですべての問題が解決するかというとそうではない．
• 持ち運び可能な計算機の場合， 自宅と研究室の間で持ち運びする， というのはよくあることだ． では， OutLook とか腐れメイラーを自宅で使っていて virus にやられたファイルを抱えたマシンを 研究室 LAN に接続したら …… ? 宣教師殿によると， なんとファイル共有でどんどん感染が広まるらしいんだよね． しゃれにならん．
• よい防止策おもいつかない． OutLook だの Windows だの使ってる連中に， そんなのやめろというのは 麻薬常習者にクスリ断てと説教するようなもんで， まったく効果ないだろうし． 破滅のふちに立たないかぎりは． いや， そこからも何も学ばないかも． えーい． 各自で AntiVirus 買ってもらうか?
• というのも， 6/18 地環研ネット→大計移管で， 各階ハブのポート責任者ってのを 届出しなければならないんだよね． 面倒なので A 棟 7/8F は私がまとめて登録する予定． その書類を完成させる． おっともう事務室の昼休みか． あとで提出しよう．
• というようなことども， ついでに Abies PipeTree の趣味的電気盆栽で 午前中はおわった． PipeTree に関しては 「キビしい競争にさらされたらばたばた死んでいく」 という性質をもった品種をつくり出そうとしている． 偽樹木育成計算が延々と続く．

[電気盆栽試行錯誤] 単木計算， 樹齢 40 年． 競争にさらされるとすぐに死ぬような 個体に品種改良中． ここでは非同下部 (葉っぱ以外のパーツ) の 維持コストを高くして育てている．

• 昼飯． 今日は苫小牧で毎木調査チームと 新編成シウリザクラ調査チームが出てしまったので， ヒトがあまりいない． 昼飯後にネット申請紙切れを地環研事務に提出しにいく． なぜか， 会計掛に．
• 先日の代講に使った Abies PipeTree 解説を手直しして PipeTree ペイジに追加してみる． しかしこうしてみると， Quebec 版に比べてモデルも結果も マイナーヴァージョンンアップというかんぢですなぁ …… 主観的にはずいぶんとマシになってると思うんだけど．
• また問題多発計算機の前に連行される． 今度はプリンター設定ですか． 今回は RedHat7.2 と dual-bootable になってる MSDOS-ME とかいうやつで， 私は初見だ． このマシンに限らず れどもんどプロトコルを闇ネット内に ばらまかれるのもイヤなんで， 研究室内の DOS な計算機も TCP/IP 使って印刷するようにしている．
• ハナシうかがうと印刷経路に関する独自理論を構築したうえで その迷宮の中から抜けられなくなっている …… このおーなー殿の問題は， いままで かとー先生・ (すでに学位とられて就職された) 宮本さん・ 私なんかが目の前で lpr とか設定してたのに， そこから何も学習してないあたりにありそう． そこらで動いてる共有マシンの設定も調べようとしないし．
• ME より前の version には通用していた HLPRMON という lpr (TCP/IP 経由印刷) の FreeWare 拡張システムは， この ME とやらにはインストールできない． 謎． Canon や Epson のダウンロードサイトには やはり LPR 的なシステム拡張用ソフトウェアが (プリンタードライヴァーとは分離独立して) 無料でダウンロードできるようになってるんだけど， こいつらもよろしくない． Canon のはあと一歩でうまくいきそうだけど挙動不審ぎみ． Epson のはいつものごとく役立たずだ．
• また検索エンジン google で世界中しらべまわって， 30 日間の機能限定なんだけど良さそうな lpr 拡張みつける (名前は acits だったかな?)． とりあえずそれだけもてばよい． ダウンロードしてプリンター設定と連動させるとうまくいった． 予想以上の苦闘を強いられてしまった．
• どうも， この「ぎょーむ日誌」周辺であろめとらーたちの挙動に関して てきとーに放言してきた責任を取らされることになってしまいつつある …… 当方としてはこのあたりの方法論的問題の解説記事なんぞは あまり書きたくないんだなぁ． というのも， アロメトリー趣味なヒトたちの読後の反応予想としては 「へー」 「でも StatView/SysStat で計算できないから関係ないや」 というモノになりそうだから． 書く前から徒労感アリ．
• のらりくらりと逃げようとしてるんだけど， 発注元はそれを相手にせず書け書け攻勢 …… えーい， だんだん面倒になってきたな． どうせペイジ数少ないんだから， いくつかのダメ解析法を例示してやればいいのか? だったら実データじゃなくて， 粕谷さん方式をマネするか． つまり乱数データにヘボい統計学的手法を適用した場合の 呪われ具合を示す， と．
• ここらへんでよく見られる北大式統計学ならびに解析お作法のうち， 例題作りやすいものだけ選べば必要な数はそろうのかもしれんな …… やたらと割り算を多用して相対成長速度 (RGR) その他 ケガれ指標のたぐいを創作したあげくに 分母となってる量との「負の相関」発見してしまうとか， 愛する割り算やりたいがためにすぐに階級制導入するとか， なんでもかんでも等分散性・正規性な直線回帰やるとか， 確率分布はおろか分散も考えたくないとか， log-log 化したデータを「傾き同じ」線形モデルにこじつける手法 (共分散分析) やってロバスト性なさそうな冪数に神秘の何かを見いだしているとか， サンプル数いくら増やしてもなかなか真の値に近づかない 不偏ならぬ偏推定量をわざわざ選り好みして用いるとか …… と概観してわかるように， 粕谷さん 教科書 (ピンク本) 巻末の 「君にもできるごまかし」 よりはるかに初等的な手口ばかり.
• まぁ， こういうのをあげつらうってのは， だいたいにおいて自分の首しめることになるんだけど．
• 今日の食卓
  • 朝 (0740): パン． 昨晩の炒めものを具とするオムレツ． そう， 何ができたかを問うのではなく， 何を作ろうとしたのかが重要なんだ．
  • 昼 (1240): 米 0.6 合． コマツナ・エノキダケ・削りぶしの炒めもの．
  • 晩 (1830): 米 0.6 合． 昼の残り．