ぎょーむ日誌 2002-01-25
2002 年 01 月 25 日 (金)
- 0500 起床.
6 時間半ぐらい寝たかなぁ.
なんとなく起きてしまった.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0550 自宅発.
まだ夜明け前.
晴れ.
燃えないゴミだす.
特急に乗って
0604 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0635 京急上大岡発.
0650 研究所着.
- 観測データと「均質個体」仮定との計算結果比較から,
どうもアカマツは個体内の場所によって材密度がかなり異なるらしい,
とわかったんで,
そのあたりの修正を試みる.
とはいえ,
できることと言えば,
いままで個体内材密度均質としてたのをコホート内材密度均質と
変更するぐらいしかできないな.
コホートごとに材密度を変えたからといって
何かよくなるわけでもないんだけど.
- プログラム直して再計算させてみると,
重要なのかどうかよくわからぬ茎重量/針葉重量比は
いちおー分離したように見えますなぁ.
これで小林さんの論文原稿とは整合性とれた.
さて.
- じゃあ,
シミュレイションの過程で新規生成されるコホートの密度はどうするかね?
これはアカマツ解体時点での枝先端の密度を継承していくのは,
なんかイヤだな.
従来どーり,
均質化された材密度 (これもわけのわからん量ではあるが)
を使うことにするか.
しかしそれをやるとすると,
$tree->{"StemCandidateList"}
は一番若い枝先端だけでなく全齡で構成したほうがいいんだろうな.
そういうふうに変更してみるか.
- 作図・作表に必要とされる結果をほぼ全自動で再計算.
やはり根本方向の茎はでかいね.
こいつらの影響で反復試行の分散増えた.
これはよい (おもに見てくれの観点から).
さらに 20 年で到達するバイオマスも増えた.
ということで,
これは見るべきパラメータ領域をずらす必要がある.
- 1000
Iain Colin Prentice
(Global ecology research group,
Max-Planck Institute for Biogeochemistry)
というヒトが独房群に招待されてセミナーやるので聞きに行く.
``The Earth System'' なる題名で,
生物その他が炭素ぐるぐるまわすモデルなどの紹介.
べつに聞きたくはなかったんだけど小ボス甲山さんが
聞いとけメイルをわざわざよこしたので出席してみた.
- どうもイギリス人のようで
……
最初の 5 分ぐらいは何を話してるのかよく聞き取れなかった.
抑揚すくなく文を間断なくしゃべり続ける困ったおじいさんだ.
著しく劣化しつつある音声言語処理機能に
気合をいれて傾聴してると単語の連なりが断続的ながらアタマに入ってくる.
後から
(音声言語処理機能が著しく発達してる)
甲山さんから
「聞き取りにくかったでしょ」
メイルいただく.
やはり,
そうだったのか.
- かなりおおざっぱそうな植生動態モデル
LPJ-DGVM
(the Lund-Potsdam-Jena Dynamic Global Vegetation Model)
ってのを紹介したいらしんだが,
モデルの詳細にはまったくふれずに
「こんな計算結果」
「こんなに観測に合致」
とゆーのをいろいろ見せられてもどうしろっての.
どうやらこういう炭化したモデリング世界では
どういうふうに計算したかはどうでもよくて
何をやったかだけが重視されてるようだ.
- 終りのほうは他の植生モデルも入ってきて何がなんだか.
80 分ほどのハナシが終って質疑応答を聞いていると,
どうもこういう CO2 おたくわーるどには
うちわのルールとかお約束事がいろいろあって,
同業のだれそれがこういうファクターいれて計算してるけど
あんたのはどうなんだというような門外漢
(べつに不勉強家でもかまわないが)
には何が重要なのかよくわからぬ世界である.
- 1140 終了.
独房区画にもどる.
IKONOS のほうは八方まるく (?) おさまりつつある.
森林総研方面にメイル.
ということで,
あとは役に立つのか立たぬのかわからぬデータ画像を買うばかりか.
どうもこういうところにいると
予算消化そのものが目的となってしまいそうで恐ろしい.
- 1205 トイレでジャージ上下に着替えて
独房群内の人目につきにくい経路を選んで脱柵.
今日も晴天.
富岡総合公園
前峰までゆっくり走って登り,
頂上でストレッチング.
脚あげ腹筋運動のやりかたがまずかったのか,
どうも腰の上の背骨が少々痛い.
ということで今日は腹筋はやめて
そのへんの構造物にぶらさがってみたりする.
反対側に降りて主峰に登る.
少し降りて芝生の野球場 2 周まわってから
往路を引き返して 1245 独房群帰着.
- 昼飯後もメイルのやりとりなど.
- 真鍋さんがやめちまって領域長 (中ボス) 不在の温暖化領域の
人たちに無理やり会議室に連行されてしまう
(生態系領域一同).
で Prentice せんせーを囲んでの
温暖化領域の自己紹介というか
よくわからぬ会議というか
……
そのようなものに 2 時間以上もつきあわされる.
どうしてこのような不条理な災難がふりかかってくるんだろうか?
- 炭素ぐるぐるモデル,
か.
どう聞いても面白くもないハナシなんだけど,
それを喜々として語る人々が現存していると確認するのは,
いつもながら不思議な気分である.
将来予測などという猥褻なるコトには
自然科学という制約の多い方法論でもって
浅ましく飛びつくべきでもなかろう,
という認識なんだが,
これこそ高貴なる使命と目を輝かせる彼らは
あるいは科学なんぞは超越してるのかもしれませんな.
- 1600 すぎになってようやく釈放される.
今度まきこまれそうになったら素早く逃げよう.
- 午前中に再計算させた結果を点検しなおす.
- IKONOS 領域指定問題.
これは森林総研におまかせ.
- ばてたので帰る.
1800 研究所発.
普通に乗って
1808 京急杉田発.
特急に乗り換えて
1810 京急上大岡発.
1900 帰宅.
- 体重 72.4Kg.
73Kg 台にもどったりしないで順調である.
- 森林総研の平田さんというりもせん方面に詳しいかたから
連絡いただいたんだが
……
これまでの撮影された IKONOS 画像では雲がかかってないモノ
入手できない可能大,
か.
これは面倒だな.
どうなることやら.
- 早起きするとすぐに眠くなる.
ということでまたさっさと寝ちまう.
とりあえず月曜日-金曜日と早起きを続けることできた.
- 今日の食卓
- 朝 (0600):
米 0.6 合.
コマツナ・タマネギ・シイタケ・エノキダケの炒めもの.
ダイコン・ニンジン・シイタケ・ワカメの味噌汁.
- 昼 (1255):
弁当.
米 0.8 合.
コマツナ・タマネギ・シイタケ・エノキダケの炒めもの.
- 晩 (1910):
米 0.6 合.
朝と同じ.