ぎょーむ日誌 2001-08-13
2001 年 08 月 13 日 (月)
- 0700 起床.
寝たのは 0430 すぎ.
もっと早くに寝ようとしたんだけど
「PipeTree 改造したらまたメモリを多量に浪費するんじゃ
なかろーか」
といったつまらん問題が脳裏に去来して,
なかなか眠れなかったのである.
いつものことながら,
眠い.
くそう.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
コーヒー.
シャワー.
- 0750 自宅発.
晴れ.
特急に乗って
0801 京急平和島発.
普通に乗り換えて
0828 京急上大岡発.
0845 研究所着.
- アタマの準備運動と称して,
BookPC では不調ぎみの
Galeon
の設定を再点検してみる.
試行錯誤で調べてみると,
どうやら galeon-0.11.5-1 では
ウリである tab ブラウザーとしての設定まわりが
ヘンらしい,
とわかった.
なんか設定すると起動できなくなる.
tab つきペイジを生成することはできるけど.
- ぼちぼちと PipeTree に取り組んでみる.
「ニセ」アカマツはまたあとから.
- どうでもいいが毎日のように
SirCam
なる virus に汚染されたメイルが
毎日のよーに地球ふろんちあに来冦してくる.
たぶん関係者の中に M$-OutLook 使いがいて
こうなってるんだけど,
どうもその莫迦の Private アドレスから
送られてるらしくて当人は
200 名以上に迷惑をかけてるのに気づいていないようだ.
そんなメイルを全員に転送するここのメイルサーヴァーも
いいかげん腐りきった設定だと思うが.
つくづく間抜けな管理者だ.
- 近ごろ BookPC が不調ぎみ
……
冷静に考えると,
どーも一月ほど前に 64MB の SDRAM (PC100) を
256MB に取り換えてから動作が不安定になってるような気がする
……
256MB を外すのは悔しいので,
とりあえずもうひとつのスロットにささってる
128MB を取り除く.
引き出し内で休眠状態にあった 64MB を装着して様子を見る.
合計 320MB.
- さて,
とりあえず去年 11 月ぐらいから放置している
PipeTree を
……
と思ったところで甲山さんから
計算ぎょーむ発注メイル.
Pasoh ぢゃない別の熱帯林 (Serimbu).
うう.
「帰無仮説棄却的」というべき
AIC の計算.
めんどくさい.
ああっ,
またまた
ぱらめーたー比較?
毎度のことながらこの方面の群集生態学は奇怪きわめる.
- この程度の disturbance でぱにっくに陥っていては
生態学計算下請けぎょー者はつとまらん.
おもむろに
archive から Serimbu 関係のファイルを取り出す.
「こんなこともあろうかと」
Makefile で全系統の動きを自動化しておいたから,
さっさと片づきそうだ.
-
make all
で以前の計算をゼロから完全に再現してみる.
各プログラムの挙動を思い出す.
改造のポイントを整理.
- とりあえず 27 樹種が個別のパラメーターをもつか,
共通のパラメーターをもつかを調べる最尤推定を
処理の流れに組み込んでみる.
- まだ作業途中だけど,
昼飯の弁当を食う.
- 総理大臣が 15 日ではなく今日靖国神社に参拝するとか.
さーて,
ネットを経由した東京大空襲はまた発動するのか?
単なるデマだった,
という可能性もある.
しかしもしホントに攻撃準備してるやつらがいたら,
振りあげた拳は叩きつけるだろうなあ.
おもしろ半分で.
そして何度やられても抜本的な対策をとれないのが,
本邦お役所のめでたさである.
今も昔も.
- 昼過ぎても Serimbu 関係の作業.
1520 計算ぎょーむ終了.
全樹種共通値か個別値かを判別する尤度計算と,
趣旨のよくわからぬ二重フィルタリングした
推定結果を出す.
うーん,
この計算結果たちは
どういうふうに扱われるんだろう
……
とはいえ,
どうせここから先はよくわからぬ世界なので
発注元でやってもらうことにする.
あれこれ考えるのはヤメて,
必要なファイルをそろえて送る.
- 自分の仕事に復帰することにする.
その前にちょいと一休み.
考えてみればオオシラビソ PipeTree というのも
甲山さんの下請け & 代理発表だな.
- まずは PipeTree 計算環境を更新する.
C++ なプロジェクトとしては一番新しい
Pasoh シミュレイターを参考にしながら
Makefile などを修正していく.
- 去年 11 月の時点では三次元虚業ライブラリと
三次元実存 Vit の組み合わせはまだ
影もカタチもなかったんで,
そのあたりも Pasoh から PipeTree
(2001 年 9 月版) にも移動する.
- BookPC 安定して動いてやがるな.
よくわからぬ理由で
Buffalo (128MB) と
プリンストンテクノロジー (256MB) の
組み合せに問題が
……
いやいや,
あと何日か様子みてみよう
- 1800 研究所発.
普通に乗って
1810 京急杉田発.
特急に乗り換えて
1820 京急上大岡発.
1850 帰宅.
- 三谷幸喜という脚本家
(有名人らしいんだけど知らなかった)
の
「気まずい二人」
(ああ,なんて題名)
という女優・女性歌手たちとの対談集における
三谷氏の挙動が私と似ている,
と指摘を某所よりうける.
なんだか気になったので,
独房群からの帰路,
京急平和島の駅の本屋で買う.
角川文庫.
税込 560 円.
- 「途切れる会話,最悪の出だし,
重苦しい沈黙,激しい動揺.
緊張の嵐,もやしと枝豆の話,
呆然とするゲスト,焦る三谷」
と身の引き締まるあおり文句の
本書を読んでみて
……
うーん,
それほど似てないと思う.
だって,
話が続かなくなったり,
よそ見したりとか誰にでもありますよねぇ.
- しかしサスペンスな内容でした.
「こう言われたらどう対話を続けよう?」
と自問自答しようとして,
頭の中真っ白に.
研究のハナシだめ,
計算機バナシだめ
……
そんな極限状態で女性相手に何を話せばよいのか?
西田ひかるとの恐ろしいやりとり.
三谷「結局,
何の話を ……
あの,本当に怒ってないですか」
西田「怒ってないですよ」
にっこりと頬笑む西田
私はかなりおびえました.
- 十数人の女性相手に対談を続けて行くうちに
著者のしゃべり技術は次第に向上していく.
しかしあとがきによると,
その後また人とあわない生活が続くと
元の「人見知り」な状態に逆戻りしてしまった,
とも ……
ああ,
独房群で毎日沈黙を守ってるとホントに
口頭のやりとり技術がダメになるな,
とは私も実感してる.
もともと得意でもなかったしね
……
- 今日の食卓
- 朝 (0710):
米 0.5 合.
昨晩の残り.
鶏レバ・ピーマン・ニラ・ニンニク茎・エノキダケの
炒めもの.
- 昼 (1220):
弁当.
米 0.8 合.
朝と同じ.
- 晩 (1920):
米 0.7 合.
ナス・タマネギ・ニンニク茎・ニラの野菜炒め.