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ぎょーむ日誌 2001-05-14
苦情・お叱りは, たいへんお手数かけて恐縮ですが, 久保 (
kubo@ees.hokudai.ac.jp
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2001 年 05 月 14 日 (月)
0620 起床. 6 時間ほどしか寝てないが, このところ時差の少ない生活なので なんとかなりそう.
朝飯・弁当の準備. 朝飯. コーヒー.
0655 自宅発. 晴れ. 今日も液晶ディスプレイ (土台は取り外して 4Kg ぐらい) を持ち運ばなければならぬ. う. 重い. 燃えるゴミだし. 特急に乗って 0708 京急平和島発. 普通に乗り換えて 0733 京急上大岡発. 0750 研究所着.
また液晶ディスプレイをつける.
今日の朗読
Simon Levin の生態系・多様性・進化・複雑系の 一般向け解説本 ``Fragile Dominion''
Chapter 2. The Nature of Environment
Adaptation and Design (-p.19)
Mutation, Recombination and Sex (-p.23)
この本は生態系に見られる多様性のさまざまな パターンについてあれこれ考えるわけだが, ここで Simon はもっとも局所的な多様性生成の機構として 進化という概念を取り扱う …… このあたりは MaynardSmith の入門書のようである.
今日もバカみたいに屋上でろーどくしてたわけだが …… すでにかなり暑い. さらに直射日光があたって眩しく, 活字を追うにはあまり好適な環境ではない. 早くも安全な代替地を探さなくてはならんか?
昨日のぎょーむ日誌をいいかげんにまとめてアップロード …… うーむ, なんで寝たのが 0030 だったのか? しばらくして理由を思い出した ……
Mozilla
と格闘していたのである.
私が常用してる web browser は w3m (テキストブラウザー) と Netscape Navigator (stand alone) 4.77 である. 非力だった ThinkPad560E ではそのあたりが限界.
昨晩, ふと魔がさして 「もっと新しいブラウザー入れたらどうなるだろう」 という実験をやってしまった. 最初は Netscape6.01 を入れようとしたんだけど, どうもネットインストールがうまくいかず. 代わりに VineSeed に入ってる mozilla-0.9 を 入れてみたのであった.
ThinkPad ならいざしらず, Pentium 650MHz でハードディスクの容量によゆーのある Mate なら新型肥大ブラウザーでも 問題なく動かせるだろう, と考えたわけだ.
で, なんでこんなもの入れたのか? それはブラウザーによって スタイルシート (カスケイディングスタイルシート, css) の「解釈」が異なる, というのを確かめるためであった. たとえば私の web site のペイジは Navigator 4.77 ではそれなりにまっとうな レイアウトで表示される. しかしながらこのブラウザーは css の解釈がデタラメなことで 有名なのである.
以前, どこかで M$-IE5 を使ったときに 「ぎょーむ日誌」 内の画像が左はじに寄っていたりしたのをみて 慄然とした経験がある. で, この場合, 残念ながらおそらく Micor$oft な ブラウザーのほうが css の「解釈」が正しいのである (つまり私が Netscape にあわせた間違えた css を書いている).
で, Mozilla (Netscape6 のパイロット版であり, かつオープンであり続けているブラウザー) で見てみると, ああ, やっぱり表示が呪われているな. くそう.
…… ということで夜中まで css の試行錯誤してたんだけど, 正直いってあまりよくなったとは思えない. というかヒドくなったような気がする. うう.
そして今朝は BookPC のほうに Mozilla 入れて 「ああ, どうしたらいいんだろうね」 と 30 分ほど css で浪費をしたのであった. おっと, いつまでも遊んでるわけにはいかん.
えーと, Pasoh 解析 (の準備,でしょうな) も進めないといけないんだけど, その前に「ニセ」アカマツの短い報告 (お役所提出用) というのを出してしまわないといけない. 直接的な研究費は一銭も使ってないけど, 何度か旅費を出してもらっているので, まぁ多少の義理はある, ということで. 明日までに 2 ペイジか. 以前書いた要旨を水増しして出せばよいかな. いやはや.
水増し作業に苦慮してるうちに午前中終わってしまう. 長谷川宣教師よりメイルあり, ネットワーク関連の情報教えていただく. なぜか知らないけど DNS は ipchains の fowarding にルールを付加しなくても通るそうだ (このあたりはもうちょっと調査してみる予定). それを読むと, ちゃんとパケットがどう流れてるかなどなど解析していれば 土日にひっかかっていたような問題の原因は 一発で特定できていたのかも, という気になってくる (そういうツールはネット上のそこらに転がっている). うーん, 修行がたりんな, と反省.
昼飯食うと, 「昼休み」ということになっている時間は残り 20 分. とりあえず脱柵してみる. 富岡公園めざして歩きつつ考えてみると, 自宅闇ネットで ipchains に domain (DNS) に関するルール追加が必要であり, 大学内闇ネットならば必要ない, というパターンを現象論的に解釈すると …… つまり表も闇も tcp どうしでやりとりするなら ルール付加いらん, しかし私の自宅闇ネットの表すなわち ADSL は PPP over Ethernet 使うんで 闇側で使ってるプロトコル (tcp) とは違う, ということで forward に domain ルール使う必要あったわけか. たぶん.
ということで, 土日の数時間費して取り組んだ遠隔闇ネット不調問題は 徹頭徹尾ハードウェア (HUB) の問題であったようだ. いやはや. アタマいてー. 台湾沖航空戦に匹敵する大誤認事件だな. とほほ. 確率論的にパケットを通したり通さなかったりする HUB にだまされてしまった.
やはり 20 分では富岡公園往復はできず, 途中で撤退する. 天気はよい. 1300 独房帰着.
Pasoh 解析発注者の甲山さんから サイズ分布の「形状」指標に関する追加発注. このあたりを計算したところで使いものになるかどうか不明だが, 既存の計算プログラムの小改良ですむはずなので, 追加することになる. ただし「ニセ」アカマツ報告が先だなぁ. さっさとすませてしまわなくては.
もひとつ何やら怪しげな「定常状態」に関する計算依頼された. しかし, こちらのほうは疑問点が多数あったので, 計算するとは言わずに質問列挙して返信する. よく考えて引き受けないと それこそ計算量が発散してしまう. 発注者の意図をよく読まな 計算下請け業者は 双方に不利益なのである.
「ニセ」アカマツ水増し報告作成のつづき. はかどらん. いかん. アタマの中からかなりこのモデルのことが 抜け落ちている. 非常に危険だ. さっさと論文か何かに取りまとめないと, 永久に忘却してしまいそうだ. なにしろ何箇所かで強引なワザを使ってるからなぁ.
短い報告なのにいつまでも完成せず, 計算発注者とメイルのやりとり続く. どーも, あれこれと推定値を出してみせんといかんらしい. 何に使われるのかまったくわからないところなんだが.
あとから同期をとるときに面倒になりそうだが …… 独房から asahi-net に自動転送して web mail で読み書きする, というのもうっとうしくなってきたので, 転送を止める.
すると (qmail なので) $HOME/Mailbox というファイルに どんどんメイルが追加される. これを, どうするかといえば, メイルサーヴァーになってる BookPC 上で 自分自身に fetchmail するのである. すると qpopper が連動してうごいて, Mailbox ファイル → qpoper → fechmail → procmail → $HOME/Mail/ ディレクトリ とゆー経路にはまってくれるのである.
問題はこの腐れファイアーウォールの内側から どうやって自宅にメイルを転送するか, だ. やはり <鳳翔> を介在して, mail.tgz を送るか. いや, 全部おくるわけじゃないんですけどね. そしてすでに逆経路で今朝自宅から独房内に メイルを持ち込んだりしているのでした.
くそう進捗しなかったがいったん撤退するか. ファイルなんかの転送が面倒だ. 1755 研究所発. 普通に乗って 1809 京急杉田発. 特急に乗り換えて 1820 京急上大岡発. 1855 帰宅.
帰路いろいろとヘンなヒトたちを見た. 上大岡で特急をまってると, スキンヘッド・サングラスのにーちゃん, 胴体の前後に妙な貼り紙 …… 「アラーは唯一絶対の神であり」 うんぬん. あるいは私が坐ってる前で立話してた女性. いっけんまともそうなつとめ人ふうなんだが …… 吊革にぶらさがったまま 隣に立ってる男としゃべるために上半身ひねると, 服の上下が分離しておなか丸だし. あのー, 当方としては顔の前で あんたの腹なんか開陳されても イヤなだけなんですけど …… さすがわ神奈川県. なんか逸脱してる. とはいえ, 「首だけ」液晶ディスプレイを カバンに入れて持ち歩いてる私も 変といえば変か.
[ものりす?]
三菱の 14 inch 液晶ディスプレイを 土台から外したもの. 重さ 4Kg ちょっと. 計算機関係は 「自分の金で買う, 自分で持ち運べる」 が基本です.
晩飯を食ってから Yahoo! オークションあさる. 壊れてしまった ThinkPad 代替機を探すためである. ここでなければ英語キーボードの計算機を 安く入手できない. 最初は東芝 266MHz 薄型 1.2Kg 4 万円を狙ってた. でも 5 万を越えたのであきらめる.
ふと思いついて ThinkPad560E を調べてみると …… おお, 4 万円ちょっとで終りかけているオークション発見. ちょうどよいタイミングだったので, それを落札.
これは日本語キーボード かつメモリも 16MB + 32MB と貧弱なんだけど, 問題ない. なぜなら, ThinkPad560E 用の 英語キーボード・ Vine Linux 入ったハードディスク・ 64 MB 増設メモリなら手元にある. ということで, いましばらく ThinkPad560E を 使い続けることになりそう.
独房内では私のノート PC は闇ネットにぶら下がった 闇ホストにすぎず, 闇ネット経由でメイル読み書きしたり 「ぎょーむ日誌」書いたりするぐらいなんで, どんな計算機でもよい. しかし, ひとたび帰宅すれば そのマシンは メインのキーボードになり 当家唯一の画像表示機器となるなのである. 最初にねらってた東芝の 1.2Kg サブノート PC では LCD はともかく鍵盤のほうはその任に耐えまい, ということにして Pentium166MHz かつ 重さ 2.1Kg のマシンを使い続けることを正当化する.
ま, CPU が非力, あるいは Apple の新 iBook なみに重いってのは あまり良くないところなんだろうけど (あるいは APM が腐っている?), A4 サイズの ThinkPad キーボードは なかなか他に換えがたい逸品なのだ …… と「ニセ ThinkPad キーボード」 というべき OKI の
Mini Keyboard II
を (ひっかかりつつ) 打鍵してると, ホントに つくづく心の底からそう確信できるのである. 鍵盤はヒトと計算機の接点なのであり, 機能的かつ官能的でなければならない.
生態学者 ThinkPad 顕彰倶楽部の皆様から 先代 ThinkPad560E のお悔やみメイル・善後策メイルなどいただく. まことにありがたいことである.
おっと, もう 2225 か. 明日の飯の準備をして, メイルなんかのファイル転送の準備して, 液晶ディスプレイを土台から外して (また独房にもって行くため), さっさと寝ますか.
2330 消灯予定.
今日の食卓
朝 (0630): 米 0.6 合. コマツナ炒めもの.
昼 (1210): 弁当. 米 0.8 合. コマツナ炒めもの. キュウリの怪しげ漬け.
晩 (1920): 米 0.6 合.
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