ぎょーむ日誌 2001-04-12
2001 年 04 月 12 日 (木)
- 0710 起床.
2300 ごろ寝て 0300 ごろ起きて
0500 ごろまた寝て
……
6 時間ぐらいは寝たのかな ?
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
シャワー.
ひげそり.
コーヒー.
- 0800 自宅発.
晴れ.
0815 東京モノレイル流通センター発.
浜松町の気温 17 ℃.
0835 研究所着.
- チャンドラ2 マザーボード落札者より連絡.
9.2 inch 液晶ディスプレイのほうも
狙っているので,
そちらのオークションが終わってから
商品の代金を
ふりこみたいとのこと.
それで OK ですよ.
- Pasoh シミュレイター手直しの続き.
- (一言近況)
ふと気がつくと
一度もスキーに行かなかったまま
冬が終わっていました.
近ごろは熱帯林解析の下請け作業やってます.
(20010412)
- 去年の 5 月に作った Pasoh シミュレイターを
最近の小川シミュレイターに似せていくように
ぢりぢりと改造を進めているんだが
……
途中でキレてしまって
旧コードは Allometry クラスのコードを除いて完全廃棄.
小川コードに手を加えて
Pasoh 用とする.
- 残された Allometry クラスというのは,
甲山さん言うところの
「熱帯林のどの樹木においても普遍的に成立」
なるアロメトリー
(太さ-高さ関係や樹冠の概形など形状に関する関数セット)
を計算するものである.
むろんのこと私はその基本的な発想から
推定されたパラメーターの値に至るまで
まるっきり信用してない.
しかしながら,
発注者の信仰の自由を侵害するつもりはないし,
なにより,
熱帯林モデリングなんぞやってしまうと,
結局はこういうふうになってしまうのである.
- クラスや変数の名前を sed (ストリームエディター)
を使って,
だーっと一括変換してからコンパイル.
とうぜん問題なくコンパイルできてしまう.
しかしこれでは中身は小川シミュレイターのままなので,
Pasoh 用に変えねばならない.
- おぶじぇくと指向言語使ってんだから,
継承とか使って,
例えば基底森林クラスから
小川森林クラスとか Pasoh 森林クラスを派生したら?
という疑問は当然生じるところだろう.
しかしまだ基底クラスを作れるほど
一連の森林シミュレイター煮詰まってない
……
- いや,
そういう問題ではなく,
オブジェクト指向ってのは最初から
基底クラス・派生クラスに分割しつつ
設計していくモンなんだろうか.
うーん,
でも先験的にどの部分が基底クラスに属するのか
決定する方法なんて無いよね
……
- 小川を Pasoh 化するのは,
これはこれで面倒だ
……
一休みして昼飯でも食うか.
- 気を取り直して作業再開.
- 1540 Allometry クラスを組みこむ作業終了.
コンパイラー通る.
一休みして次の作業内容を考えるか.
外に出てストレッチなどしつつでれでれとする.
必要な部分は
ひょっとしてもうできてるかな.
いや,
樹冠生成のところがまだだ.
[ビルの谷間にて]
住友浜松町ビルの裏側.
申しわけてーどに植樹されている.
向うの壁の色はこのビルに固有な
``SHB アオミドリ色''.
手前中央のオブジェは見るものをして
ちくちくとしたキモチにせしめる.
|
- 休憩からもどると,
浦口さんから某講座の新修士をメンバー表に
付け加えて更新して下さいという依頼.
今年は M1 が 6 名ですか.
なるほど,
たしかに「ヤロー」ばかり.
データベイスファイルを更新して
make
.
すると
HTML ファイルが生成されて
scp コマンドで <鳳翔> 送りになる.
- また Pasoh シミュレイター直しの続き.
- さて,
樹冠.
いままでは Tree クラスの中で
ごちゃごちゃやってたけど,
今回はこれを樹冠クラスとして独立させてみよう.
ああ,
また小川シミュレイターとの互換性が無くなる
……
といっても困ることはほとんどないので,
まぁいろいろやってみましょう.
- 樹冠というのは英語で言うと
canopy なのか crown なのか,
いつものことながらよくわからない.
樹冠まにあ
なヒトたちは Canopy Mania と自称している.
いっぽうで,
岩波生物学辞典で樹冠を引くと crown とある.
しかし林冠は canopy.
ふーむ.
- とりあえず canopy クラスとゆーのを作ってみる.
これはやはり基底クラス CanopyBase とかを
作ってから
CanopyPasoh とか派生すべきなんだろうか
……
というのも,
ちょっと継承ワザに毒されてるような気がするんで,
やはり単なる CanopyPasoh クラスを作る.
- なんか今日もやかましいから撤退するか.
1750 研究所発.
1810 東京モノレイル浜松町発.
1850 帰宅.
- チャンドラ2 のマザーボードも意外と高額で売れてしまったので,
浜松町の本屋 dan で
LATEX2ε の本を買った.
LaTeX2e 文典
(生田誠三,2000.06.25,朝倉書店,4200 円)
である.
これの旧版である「LaTeX 文典」はすでに持っていて
(いろいろなヒトにも勧めたなぁ),
まぁ普通に使うぶんには旧版でも差し支えないと思っていた.
しかし,
この本は独房内・自宅それぞれ一冊あったほうが
便利と思い
(かつ 2εの変更点を知りたいこともあって),
新版の購入にいたったわけである.
- 「わからないことはネットに聞け」
の当代において,
なぜわざわざ紙の本を買ったのか.
じつは LaTeX の解説はネット上ではいささか
わかりにくいものになってしまうからだ.
- なぜかと言うと
……
LaTeX というのは,
テキストエディターで書いたこういう文字列が
\begin{eqnarray*}
\ln L_G & = &
\sum_{^{\forall} j} \sum_{^{\forall} i}
\{
gc_{j}
+ gd_{j} \ln D_{i,j}
+ ge_{j} L_{i,j}
\} \nonumber \\
& & -
\sum_{^{\forall} j} \sum_{^{\forall} i}
\frac{G_{i,j}}{D_{i,j}}
\exp \{
gc_{j}
+ gd_{j} ln D_{i,j}
+ ge_{j} L_{i,j}
\} \nonumber \\
& & + (\mbox{terms without any parameter})
\end{eqnarray*}
が,
TeX コンパイラーによって,
数式なんかが以下のように
以下のように美しく生成される
組版システムなのである.
latex2html を使うことによって,
上のように数式部分だけは画像ファイル化できるけど,
ペイジ全体のレイアウトなんかは
HTML ではうまく再現できない.
ということで
「こういう LaTeX コードを書いたら」
「こういう印刷出力得られます」
というのがきちんと対応している
紙媒体の解説書が必要なのである.
- Yahoo! オークションに出品していた品々の値上がりは
一時的にストップしている.
これはまったくゲイム理論的な状況で,
本来は競争相手どうしであるはずの落札者たちの間に
一種の協力関係が生じているのである.
つまり
「まだ終了まで時間あるから
現段階で商品の価格をつり上げるのはやめよう」
という暗黙の合意に到達してしまったのである.
- このような「協力」行動によってホントに最終価格が
抑制されるかどうかには疑問ではある,
しかし,
おそらく不確定性のあるゲイムというふうに
モデル化すればうまく説明できるんだろう.
- ……
と思ったら,
表示が「残り一日」になったあたりで,
また値上がりが再開した.
- 今日の食卓
- 朝 (0730):
米 0.6 合.
カキナのおひたし,
麺つゆゴマ和え.
カキナというのはナタネの小さいものらしい.
苦みがあって美味しい.
- 昼 (1210):
弁当.
米 0.8 合.
カキナのおひたし,
麺つゆゴマ和え.
- 晩 (2000):
米 0.6 合.
カキナのおひたし,
麺つゆゴマ和え.
豆腐・ニンジン・ネギの味噌汁.
煮干だし.