ぎょーむ日誌 2000-11-28
2000 年 11 月 28 日 (火)
- 0750 起床.
寝たのは 0500 すぎ.
なんか眠れなくて,
計算機関連の古雑誌を整理してました.
Software Design とか C Magazine とか.
いままで「何か役に立つかも」
と思って捨てられなかったんだけど,
必要な記事だけ切りぬいた
(というか雑誌を裂いた).
で,
その多量の残骸はヒモでくくって
紙ゴミの日に出してしまうつもり.
- 朝飯・弁当の準備.
朝飯.
時間切れ.
- 0815 自宅発.
晴れ.
ややふらふらぎみ.
0832 東京モノレイル流通センター発.
浜松町の気温 9 ℃.
0855 研究所着.
- 北大の
かとー先生
からメイルをいただき,
Vine Linux に関するいろいろな情報いただく.
- その中に,
まぬけカナ漢字変換サーヴァー
Canna の強化辞書のペイジ
の紹介があったんで,
さっそく訪問してみる.
蛇足ながら Canna とは
もともと さまざまなプラットホームに対応するように
NEC が開発
,
(意外にも,というか)
同社はそれを freeware として公開しているのである.
- さてさて,
件のペイジの
「ほとんどの人が Canna の変換には
呆れてると思います ……」
に始まる淡々とした記述に始まる
README を読み,
そこにあるとおり強化辞書をインストール.
Canna を再起動してみる.
- おお !!
たしかに変換が良くなってるよ.
いやいや,
元がひどすぎたとはいえ,
やはり素晴しい.
なんか不自由から解放されたような気分.
- ただし,
いくつか少々気になる点はある.
いやいや,
変換がよくなったのに比べれば,
どれもたいしたコトでは無いんだけど
……
- Emacs/Mule や Kinput2 の起動が
少々遅くなる.
これは読み込む辞書ファイルの
容量が倍増したのだから
当然ではあるが.
- 辞書編纂者のポリシーなのか
……
default では
編輯とか
國際聯合とか
函數とか
字體
などなど
まずは旧い字体に変換されるのである.
いや,
もちろん近ごろふうなのを
選択・変換してやると,
次からはそっちを第一候補として
出してくるようになりますが.
- えーい,
電話がやかましいな.
ばて気味のときには
ますますうっとおしい.
IT うかれ総理大臣はどうして
部下たる役人どもに
メイル使わせないのか.
- X がいきなり落ちる.
XFree86-SVGA をなんの気なしに
マイナーヴァージョンアップしたのが原因らしい.
悪いことは続くもので,
BookPC に付けてる二枚の LAN カードのうち
「表」
が機能しなくなる.
通信途絶.
どうしたんだ.
Intel i810 チップセットが
まとめて変になったのか ?
それとも安物ネットワークカードが
オシャカになった ?
- Thinkpad を闇アドレスから表に変えて,
ネット上を探策.
たぶん,
例によって呪われぎみの Intel-810 (i810) まわりだろう,
と見当つける.
ついでなので新しいドライヴァーを入れるつもりだ.
- なぜか Netscape では Intel の FTP サイトにはアクセスできん.
ncftp も同様.
Passive mode
が先方から切断されましたうんぬんといった
エラーメッセイジ.
- ダメだこりゃあと思って,
一番原始的な ftp クライアントで
ftp://download.intel.com/support/graphics/
以下にある Linux 用ドライヴァーを取る.
うん?
ついでに XFCom_i810-1.2-3.i386.rpm
というのも取らんといかんの?
- Thinkpad をいそがしく闇⇔表とつなぎ変えつつ
BookPC に取ってきた srpm を移送.
とりあえず
I810Gtt-0.2-4.src.rpm から
agpgart.o モジュールを rpm --rebuild.
う,
これだけではイカンか,
やはり.
XFCom_i810 のほうも入れ直す.
これでもだめ.
- 表ネットへの経路は絶たれたまま.
- それから意味もなく
1 時間以上にわたってじたばたするんだが
……
だんだん冷静になってきて,
ひとつずつ問題をつぶしていく方針に切替える.
- まずは X の復旧だ.
気づいたことは,
X を起動するときに TrueType フォントの
パスがうまく通ってないらしい,
という点である.
ということで,
/etc/X11/XF86Config
のフォントパスから TrueType 外す.
- よし,
これで X は起動するな.
次は表ネットへの関門である
eth0 を復旧させなくては.
うーん
……
といろいろ調べてみると,
default gateway が闇側になっていた.
なんだあこりゃあ,
と怪しみつつも表側に戻す.
よし.
つながった.
ネットワークディヴァイス
eth0 (表)・eth1 (闇) ともに
異常なし !
- さてさて,
次第に状態を回復しつつあるぞ.
ここでケリをつけてやる.
BookPC からネットワークを検索.
X を起動したときに TrueType がらみの
問題で "misc" フォントが見つからないから
fatal error メッセイジを吐いて止まる場合の
対策は ?
……
なるほど.
わかった.
"misc" うんぬんはあまり関係なくて,
真の原因は TrueType ディレクトリーの
fonts.dir と fonts.alias に問題あるわけね.
で,
それはスーパーユーザーになって
mkfontdir /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/
だけで直せてしまえるのか.
うーん,
こんな基本ワザも知らなかった.
勉強になりました.
- ……
というような自業自得的な修復作業と,
メイル書きで一日が終わってしまった.
やれやれ.
やはり睡眠は重要,
ということでしょうか.
- 1805 研究所発.
浜松町駅の本屋 dan で Software Design
(PDA 上の Linux という面白そうな特集)
を買おうかどうか迷ったんだけど,
昨晩というか今朝がたの古雑誌廃棄準備作業を思い出して,
すっぱりあきらめる.
1834 東京モノレイル浜松町発.
1910 帰宅.
- 晩飯が炊けるのを待つ間に何となく
コーヒーをポットに 8 割ぶんぐらいいれる.
そして短時間で全部飲んでしまった.
うう.
脳内はあまりまったく冴えていないのに,
眠気だけは去ってしまった.
- 晩飯食ってもあまり眠くならない.
だいじょうぶなんだろうか.
- Canna 強化辞書のおススめを
ce-ml に投稿する.
同辞書の欠点として
以下のような指摘も併記しておく.
使い出してしばらくは変な変換候補・
妙に難しい変換候補ばかり出て悩まされます.
このメイルを書いてる間にも缺點 (けってん)
だとか璽書 (じしょ)
だとか亢進 (こうしん)
だとか戀 (ごい)
だとか秋涼 (しゅうりょう)
だとか面堂 (めんどう,これって ……)
だとか玄奘 (げんじょう,西遊記?)
だとか貂蝉 (ちょうせん,三国志か!)
……
しばらくガマンして使ってると,
一度確定した変換についてはマトモになってきます
(というか,
しばらくやってると変な変換も楽しくなってきます).
- 今日の食卓
- 朝 (0800):
米 0.4 合.
ハクサイの味噌汁.
- 昼 (1220):
米 0.9 合.
シュンギク・シイタケの炒めもの.
- 晩 (2000):
米 0.6 合.
シュンギク・シイタケの炒めもの.
ハクサイの味噌汁.