ぎょーむ日誌 2000-06-14
2000 年 06 月 14 日 (水)
- 0620 起床.
雨.
- さーてと,
「持ち運べる Linux マシン一式」
という条件を考慮して購入しちゃったブツを運んでみますか.
ザックよりも 3 way bag
(えーと,
手さげ・肩かけ・背負いの 3 形態に変化するやつです)
に詰め込んだほうがよさそうだ.
- Book size PC 本体.
30 cm x 40cm x 9 cm.
重さ約 8 Kg.
まあ,
何と言うか体積も重さも電話帳の 2 割増しという
カンジだ.
液晶ディスプレイは
……
うーん,
しょうがないなあ,
と思いつつかさばる台座を外すことにする.
ネジを 4 箇所外すだけのことだ.
これでディスプレイ本体だけとなり,
サイズは 30cm x 38cm x 4cm というトコロだ.
たしかにコンパクトではある.
しかし
重さは 4 Kg.
液晶面をダンボールで保護して
エアーパット (緩衝材) でぐるぐる巻きにする.
大丈夫だろうか.
AC アダプターもつく.
これにいつも持ち運んでる ThinkPad560E と
弁当と書類が加わり,
+ 3 Kg.
合計 15 Kg ぐらいか.
- 0710 自宅発.
ううう,
重い.
この 3 way bag のバックパック形態って
あまり人間工学的ではないんですよね.
0727 東京モノレイル流通センター駅発.
0745 研究所着.
- とりあえず持って来た PC と液晶ディスプレイをセットする.
機材はことごとく無事に輸送成功.
わーい
「持ち運びできる PC」
ってのは
曲がりなりにも実現した.
OS 入ってないんで
まだ起動はしない.
- 中公新書の広告
http://www.yomiuri.co.jp/chuko/
見てると,
九大の生態学の教授だった小野勇一先生が
ニホンカモシカ本を出すようだ.
- VineUsers-ML の検索エンジン
http://darkness.vinelinux.org/
が復活している.
- 以前作ったプログラムのバグとりをやって
午前中は終わってしまった.
バグはとれたけど
「ついでだから」
とあれこれと改良してしまって
……
- 今日も研究所を利用した某大企業の新人研修は続く.
「関東式モノの教え方」
って
回りくどくってすごく効率悪いと思う.
少なくとも聞いててイライラする
(そんなもん聞くほうが悪いのかな).
やってる本人は
「本人に考えるチカラを育む教育法」
とでも思ってやってるんだろうけど.
ついでにわかったコトなんだけど
……
電算機メイカー系社員
といえど
知識レヴェルは生態学系大学院生と
そんなに違わんのかもしれないなあ.
教えてるほうもね.
- 1200 ThinkPad560 の Linux カーネルを
ヴァージョン 2.2.16 にする作業開始.
ソース (でかい!) を展開して,
前のソースディレクトリから .config をコピーしてくる.
いちおう make menuconfig で
ざっとチェック.
あ,
何かまたメニュー項目増えてるな.
make dep; make clean;
- time make bzlilo してから買物に出かける.
浜松町駅
……
というか世界貿易センタービルの中にある本屋 dan で
売ってる VineLinux2.0 CR (コマーシャルリリース) を購入.
8200 円ほど.
うう,
高い.
例の賢いけどへっぽこな Wnn6 ver.3 かな漢字変換サーヴァーが
標準でついてるんだけど.
あ,
あと有料フォントがいくつかついてるな.
文具コーナーで ThinkPad をきれいにするための
ブラシを買う.
750 円.
帰りがけに住友浜松町ビルちかくの
すっげーうさんくさい電器屋でマウスを買う.
マウスなんかに金を使うのはいやだと思って
いちばん安いのを選んだんだけど 1300 円.
当然ながらひどくカッコ悪い.
- ThinkPad560E のカーネル再構築は終了してる.
time コマンドの計測結果は 15 分,
というところか.
まあ,
そんなもんでしょう.
ブラシでほこりをはらってやる.
pcmcia-cs も再構築してリブート.
問題なし.
古いソース
linux-2.2.14
をディレクトリごと削除する.
あ 10 % 近く空いた.
- 昼飯食いながら BookPC のほうに VineLinux2.0 CR
のインストール開始.
うーむ,
インストーラーのかんじは
1.x 系 とはまったく違う.
いきなり X が立ち上がって
(解像度は640x480 だけど)
三分割されたウィンドウのひとつに
ヘルプを表示しながらの作業となる.
しかも設定項目は最初にまとめて入れてしまう,
というやり口だ
(以前は逐次的に設定していった).
まあ,
でも設定の難易度はそんなに変わっていない.
- なにしろ今回はハードディスクの容量に余裕があるんで
(10 GB だ!),
あれこれと欲張ってインストールしてみた.
Xemacs だの Gnome だの KDE だの
……
あまり使いそうもないようなモノばかり.
その結果,
合計 449 パッケイジ 911 MB となってしまった.
「なーに 1 GB ぐらい」
とタカをくくってたら,
30 分もかかった.
おいおい
50 倍速 CD-ROM ドライヴでもコレかい.
- インストールは無事に終了.
VineLinux2.0 起動.
よーし,
何の問題もなし.
- インストーラーが X の設定に失敗したんで,
半自動で設定やりなおす.
ヴィデオカードが AGP 3D とかいうやつなんで,
XFree86-SVGA を入れる.
あとは Xconfigurator におまかせ.
とくに問題なく X が起動できるようになった.
ただし画面はちょっとチラついてるような気がする.
周波数の微妙なズレとか
そういった問題だろう.
こんど LCD のマニュアルを持って来て
調整するしかないかな.
- とりあえず VineLinux2.0 の update をあてる.
- かとー大先生が R (free の統計パッケイジ) の
最新版の rpm パッケイジを作ってくれたんで,
<蒼龍> にインストールする.
昨日インストールした 0.65.1 はすでに古い.
R-1.0.1 が最新か.
うーむ,
R のミラーサイトである ftp.u-aizu.ac.jp には無い.
ちゃんと機能してないなあ.
- 手元の BookPC に ek ブランドの vim-5.6-1ek
をインストール.
バイナリーだと不安だったんで
(1.1 と 2.0 では glibc のヴァージョンが違う),
srpm から入れる.
さすがは PIII-733MHz.
あっという間にコンパイルが終了.
- ……
という感じでいくつかの
srpm でパッケイジを導入させていただく.
ssh とか.
- 1825 研究所発.
1850 東京モノレイル流通センター発.
1930 帰宅.
- ThinkPad のカーネル作り直したら
PPxP 用のトンネルディヴァイスたる userlink.o も
作り直さんといけない
……
といういつもの失敗を
今回もまた繰り返してしまった.
- 今日の食卓
- 朝 (0630):
モヤシ・キャベツの野菜炒め.
味噌汁の残り.
まだ残ってる.
あ,
味噌汁の小鍋を冷蔵庫に入れるの忘れてた!
- 昼 (1240):
VineLinux2.0CR をインストールしつつ
弁当を食べる.
朝と同じ.
- 晩 (2030):
朝の残り.