ぎょーむ日誌 2000-06-06
2000 年 06 月 06 日 (火)
- 0545 起床.
晴れ.
あるいは,
三角山のふもとであれば小鳥の鳴き声なんかで
目が覚めたのかもしれないが.
ここでは車の騒音で目が覚める.
どうして早朝から渋滞するんだ,
第一京浜.
昨日の晩は遅くまで暴走族がうるさかったし.
- 0710 自宅発.
0731 流通センター発.
0750 研究所着.
今日も鍵をクエストするための往復運動.
魔法の呪文を詠誦すると宝箱が開いて
中の鍵を get できるのである.
ほんと nethack みたいだなあ
(階段を降りていって,また帰ってくるとか).
- まあ言ってみれば
10 階だて雑居ビルである住友浜松町ビル入ってるのは
電話会社とかコーヒー会社とか
よくわからん会社といったふつーの企業がほとんどである.
その入口でちょっとスゴいもの見てしまった.
おそらく,
そういった企業のヒトたちの世界.
黒塗りでぴかぴかの車が玄関に近付いてくると,
待機しておられた秘書嬢がたたたと駆け寄り,
後部座席のドアを開いて一礼.
彼女がさらに
重さ 10 Kg ちかくありそうな
ぱんぱんにふくれた鞄をうけとると,
車内から
顔のてらてらした恰幅のよい
40 代ぐらいのおっさんが
降りてくる.
シャツにサスペンダーというカッコなんだけど,
すぐに上着を羽織る (これは自分で).
「ボス」がビルにつかつかと歩くかたわらを,
その横をくだんの女性が巨大鞄を両手で抱えたまま
ダッシュして追い越していく.
何事かと思いきや,
「ボス」に先んじて
エレヴェイターのボタンを押すための
彼女の努力なのである.
もの珍しそうにその様子を観察してるのは私ぐらいなもので,
他の人々はとくに注目してるわけではない.
この界隈では当り前の光景なのだろう.
- 京大の長谷川さんの
「計算生態学における分散処理の試み」
,
感銘をうけました.
そうかー,
ruby を使うとこんなに簡単に
通信プログラムが書けてしまうのか.
うう,
ruby に手を出してしまいそうな
……
- 仕事はかどらん.
- 眠い
- うるさい (← いいわけ)
- ThinkPad 代替機をネット上で検討
- 思いきりよく着手できない
……
いつものことだけど
- 北大・地域生態系学講座のメイリングリストからの
メイルが私のところにも流れて来る
……
「ザ・道北・温泉と空間分布の旅 3泊4日」
かあ,
楽しそうだなあ.
- 夕方,
東大の松田さんからわけのわかんない電話がかかってきたので,
わけのわかんないことを答えておく.
- 1750 研究所発.
まだまだ夕方は涼しいのが救いだ.
浜松町駅のそばには半露天というような焼き鳥屋があり,
とりを焼く煙の満ちた広くもない店内で
多くの人々が焼き鳥をかじりビールのジョッキを傾けている.
うーむ,
関東の人たちって焼き鳥がかなり好きなんだろうか.
1758 東京モノレイル浜松町発.
おやおや,
浜松町発の便がやけに混んでいる.
混んでいる,
といっても座席に座れないというぐらいなんだが.
下車駅の一歩手前で疑問が氷解.
みなさん新聞片手に大井競馬場で降りて行った.
1830 帰宅.
家のそばの八百屋で
キャベツ一玉とモヤシ一袋と豆腐一丁を買う.
合計 160 円.
モヤシと豆腐についてはスーパーで買うほうが安い.
- 洗濯しながら晩飯の準備.
- 私は見た.
本州ならではの脅威.
ゴキブリが冷蔵庫の下に潜りこむのを.
北海道にはどんな汚い部屋にもゴキブリはいない
(ススキノの一部の飲食店街には生息するらしいけど).
二年ぶりの対面である.
おたがいにとって
終わりなき消耗戦の始まりである.
- 「仕事しなくては」
と思いつつも,
眠いのでさっさと寝ちまう.
- 今日の食卓
- 朝 (0620):
昨晩作っておいた
ネギ・タマネギ・ニンジンの味噌汁.
だしは昆布・干しシイタケ・さばぶし.
- 昼 (1210):
自分の席で弁当を食う.
おかずは昨日の残りのタマネギ・コマツナ・エノキダケ
野菜炒めの残り.
- 晩 (1920):
朝の味噌汁の残り
(まだほとんど減ってない)
に豆腐を追加したもの.
キャベツとナマシイタケの炒めもの.
味付けは麺つゆ.